散歩しないとどうなる?犬に与える重大な3つの影響

2023.11.18

散歩しないとどうなる?犬に与える重大な3つの影響

日頃から犬の散歩を欠かさずに行って、汗を流している人も多いことでしょう。小型犬であろうと白い大きい犬であろうと健康面で重要で、体に悪影響を与えることもあります。もしも日頃から散歩をしないとどうなるか、健康面などからチェックしていきます。

犬の散歩は健康のためにも必要!

犬の散歩

健康のためにも犬の散歩は重要で、運動不足を解消させるのが最大の理由です。常に病気は避けたいところですが、運動によって筋肉も徐々についていきます。これが骨や関節にも効果を発揮していき、怪我などのトラブルを防ぐことができます。また肥満を防ぐ効果もあるので、日常生活で取り入れていくようにしましょう。併せて飼い主も一緒に運動できるので、心身ともに健康的になっていくことでしょう。
日常生活で散歩をしないとどうなるか気になる人も多いですが、徐々に犬がストレスサインと呼ばれる行動を取っていくことがあります。頻繁にあくびや目を細めるなどストレスから生じる行動が出ると危険です。時には尻尾を噛んだり、手足を頻繁に舐めることがあります。やたら吠えるケースも増えるので、飼い犬がストレスを溜めないように適宜解消させましょう。

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犬の散歩をしないと起こること①健康的影響

犬が散歩をすることによって、健康的になっていきます。人間でも運動しないとどうなるか見ていくと、徐々に筋力が低下したり肥満になっていきます。これは犬も同様で、健康面での悪影響が見込まれます。適度に体を動かすことによって、犬は筋力などを維持することができます。
では犬が定期的に運動をしないとどうなるか、代表的な病気と併せてみていきましょう。

◆肥満になる

全く体を動かさなければ、人間と一緒で犬も脂肪が溜まっていきます。人間同様体重が増加し続けて、ダイエットしないとどうなる考えてみましょう。内臓だけでなく筋力低下も見込まれるので、日常生活に支障をきたすことがあります。犬も同様で首周りに脂肪がついてくると危険です。運動などをしないとどうなるか見ていくと、脂肪によって気管が徐々に圧迫されてしまいます。また糖分を過剰に摂取することもあり、糖尿病の原因になってしまうことがあります。さらに手術時には、脂肪によって犬に対して麻酔が多くなることもあります。肥満を避けるため、適度に散歩させて飼い犬の体重を維持しましょう。

◆筋肉や関節が弱くなる

適度な運動をしないとどうなるか見ていくと、犬でも徐々に筋力を失っていきます。この状態で体を動かすと、筋肉や関節が弱まって怪我などのトラブルに見舞われます。筋肉や関節を適宜動かすので、筋力を維持したり怪我を防ぐこともできます。筋力が弱まる中で、老化のスピードも早くなってしまいます。これは人間も同様で、酷くなると犬でも要介護状態になってしまいます。運動によって筋肉や関節の維持や強化を行うことで、老化スピードを抑えることが期待できます。また筋力アップしないとどうなるかみた時に、股関節や膝蓋骨などで損傷を起こしてしまいます。これで脱臼などの怪我を負うこともあるので、日頃から飼い犬を運動させるようにしましょう。

◆便秘になりやすくなる

運動量が減ることによって、犬は便秘になってしまうケースがあります。運動させることで腸内環境を整えていく効果もあり、便秘解消にも役立ちます。特に動いている時に排便をしてしまう犬が散歩しないとどうなるか見ていくと、体に変調をきたしていきます。これは生活リズムの変化などで生じる状態で、排便のタイミングが分からずに便秘につながってしまいます。時期が寒くなったり暑くなっても、適度に運動させましょう。

◆免疫力が低下する

散歩しないとどうなるか免疫力の観点から見ると、犬は次第に免疫力を低下させていきます。適度に運動させることで血液の循環がスムーズになり、体の隅々まで栄養素や酸素が血液を使って運ばれていきます。体温も高くなっていくので、次第に免疫力もアップしていきます。また屋外では菌やウイルスが漂っていることがありますが、病気を防ぐ効果もあります。免疫力アップによって、飼い犬は自然と鍛えられていくことでしょう。


犬の散歩をしないと起こること②精神的影響

犬との散歩

自宅に籠もったままだと、どうしても犬は精神面でも不安を抱えてダメージを受けてしまいます。また外の世界を見ることができないと不安に感じたり、ストレスが増していってしまいます。こうなると家族だけでなく、出会った人に対して敵意識を持ってしまいます。行動にも精神的な影響から変化が生じて、時には凶暴な状態になってしまうこともあります。そこで犬は運動しないとどうなるか、精神的な影響について見ていきましょう。

◆ストレスを感じやすくなる

適度に散歩しないとどうなるか見ていった時に、犬はストレスを感じて特殊な行動に出ることがあります。特に家族であろうと他人であろうと、威嚇するために吠え続ける時には危険です。相当ストレスを溜め込んでいる状況になっているので、飼い犬のストレス解消は必要です。
ストレスを感じさせないためにも、少し遊びを取り入れて見るのも効果的です。例えば散歩のルートを少し変えたり、公園などのスペースに連れて行って遊ぶといったパターンも入れてみましょう。ストレス解消にもつなげることができるので、犬も散歩に対してより楽しさを覚えていきます。飼い主も良いストレス解消につながることもあるので、時折パターンを変えてみるのもいいでしょう。

◆問題行動を引き起こす可能性がある

外に出ずに動かない状態が続くことでストレスを徐々に溜め込んでいき、様々な人に対して飼い犬が吠えたり噛みつくといった問題行動を起こすことがあります。音や匂いについても人間以上に敏感なので、日常生活で慣れさせることが必要です。また自宅でも周囲の音などに不安を感じてしまうと、何度も吠え続けてしまうこともあります。適度に散歩させることによってストレス解消させたり、外の世界に慣れさせることによって飼い犬の問題行動を抑えることができます。


犬の散歩をしないと起こること②社会的影響

コミュニケーションを着実に取れなくなってしまうこともあるので、適度に散歩させることが重要です。犬には散歩などで社会性のトレーニングを行うことが必要で、動くことで鍛えられることもあります。生後3ヶ月半までに様々な経験を積めば、ある程度社会にも慣れた状態になると言われています。外の世界をある程度見せたり、コミュニケーションを適度に取らせることは非常に重要です。そこで日常生活で散歩をしないとどうなるか、犬に与える社会的な影響を見ていきましょう。

◆他の犬や人との社会性が身につきにくい

初めて訪れる場所や出会った他の犬や人について、面識がなければ不安になって吠えたり問題行動を起こすことがあります。散歩が十分に行えていないとコミュニケーションの取り方がわからなくなってしまうので、より周囲に迷惑をかけてしまうことになります。
まずは家族とコミュニケーションを取りながら、触れ合いが楽しいと思わせることが重要です。そこから他の犬などとコミュニケーションが取れるように、散歩でトレーニングを重ねていきましょう。

◆外の世界を怖がってしまう

適度に日々散歩しないとどうなるか見た時に、外の音や匂いについて犬が徐々に不安を抱えることがあります。散歩させることによって外の世界に触れさせることによって、徐々に慣れていくことでしょう。どうしても不安に抱えてしまうと外に出ようともしなくなり、飼い犬がコミュニケーションに対して後ろ向きになったり筋力や免疫力などを低下させてしまいます。適度に散歩で外に出ることによって、不安を感じさせないように色々と犬に触れさせるようにしましょう。


犬に適した散歩の時間の目安

自分の家で飼っている犬について、ずっと散歩させるわけにはいきません。それぞれの犬に適した散歩をしないとどうなるか見ていくと、単に負担をかけてしまうこともあります。種類や年齢などで大きく変わることもありますが、例えば白く大きな犬を1時間以上動かすと疲労が重なってしまいます。運動量を増やして疲労などを溜め込んでしまうと、病気などを引き起こすこともあります。そこで適度な時間を設定する必要がありますが、それぞれの目安について見ていきましょう。

◆小型犬

マンション等でも飼えると人気が高いシーズーやチワワなどは、理想的な散歩時間が20分程度とされています。距離は1キロ程度が理想的で、疲れないようなスピードで進めていきましょう。ただしミニチュアダックスフンドやトイプードルは筋力もあるので、40分から1時間以内が理想的です。時には水が好きな種類も多いため、水遊びなども道中行うとストレス解消に繋がります。そして小型犬は筋力が弱いこともあるので、体調にも配慮しながら一緒に動きましょう。

◆中型犬

ボーダーコリーやダックスフンドなどは、30分程度が目安となっています。1日最大でも2回程度にして、距離は2キロ以内で考えるのが理想的です。ただしビーグルなどは狩りなどで活躍していた種類は運動量が必要で、1時間から2時間は散歩が必要といわれています。物足りないと感じて飼い主に表情などでリアクションを取ることもあるので、その時には犬が気持ちよく走り回れるドッグランなどを活用しましょう。

◆大型犬

ゴールデンレトリバーなどは体も大きく、内臓に負担をかけてしまうことがあります。特に関節や心臓に大きな負担を与えることがあるので、30分から1時間以内で2キロから4キロ以内のコースを考えて散歩させましょう。また負担をかけないように、時間をかけてゆっくりと動きましょう。ただし1歳になっていない時に過度に動き回ると、関節などに怪我を負うこともあります。距離や時間を短くして、飼い犬の様子を見ながら動いていきましょう。

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まとめ

日常生活で散歩をしないとどうなるか見ていくと、犬は肉体だけでなく精神面でも大きな影響を与えることが分かってきます。散歩含めて運動させないとストレスなども蓄積して、次第に不安も重なって吠えたり噛みつく行為が増えてきます。またコミュニケーションが取れなくなるので、周囲に対する不安も増えていきます。そして定期的に運動しないとどうなるか統計を見ても、犬は寿命が短くなる傾向にあります。定期的に運動させるために散歩を取り入れて、筋力の維持やコミュニケーション能力の向上などに努めていきましょう。


 

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