犬が寒い時のサインは?
犬はお話する事ができないため、飼い主さんがよく犬を観察してあげなければいけません。
犬がぶるぶると震えたり、水の量がへらない、ベッドの下へいきたがる等、少しでもいつもと違う行動が見られたら、寒いサインだと思ってください。
また、犬種によっても寒さに弱い子もいるので、アジア地域原産の犬種や子犬・高齢犬は特に注意をして観察してあげる必要があります。
犬も風邪を引くことがあります。抗体をつくるにもいい事ですが、免疫の低い犬にとってはかなりの負担になってしまいます。出来る限り、観察し、犬が出すサインを素早くキャッチしてあげるようにしください。
- 毛布・フリース素材を使う
- 犬用のヒーターを使う
- 湯たんぽを使う
- 暖房を入れる
- 散歩時の着衣
寒い冬には毛布やフリースを体の下に敷いてあげたり、上から掛けてあげる事で、体を温めてあげます。
犬はお腹の毛が薄い場合が多いので、お腹からあっためてあげる事によって、体感温度はおよそ2度ほどあがります。
ただ、注意したいのは、犬と人間の体感温度は違うということです。犬が快適と考える温度は18~22度です。
そのため、人が肌寒いと思うくらいが快適に感じることができます。
そのため、人間が寒いと感じるからといって無理に毛布を掛けたりする必要はありません。
近年では、ペットショップやネットで多く見かけるようになりました。
価格はおよそ2,000~4,000円で、さほど高いものではありません。ヒーターを使うときは水気に注意して、コードもガジガジされないように100均で売られているコードを保護する商品を用いるなど工夫が必要です。
こちらは体感温度をかなりあげることができるため、つけっぱなしはやめておきましょう。
また、必ず、ペット用のものを使用するようにしてください。
人間のものを使うと低温やけどが起こってしまう可能性がありますので、必ずやめてください。
さらに、犬用湯たんぽもたくさん販売されています。
こちらは湯たんぽにお湯を入れるタイプとレンジを用いて温めて使用するタイプを2つあります。
湯たんぽはみなさんご存知の通り、お湯をいれれば良いだけですし、レンジを用いるタイプはレンジで温めれば何度でも使用することができどちらもコストパフォーマンスもいいでしょう。
コードを使用するより安心ですし、本体の値段も1,000円以下~3,000円という価格設定で決して高くはないので、試してみてはいかがでしょうか?
室外犬の場合は毛布や湯たんぽや、着衣で対策してください。
もし、室内犬でしたら、極寒の日には暖房をいれてあげてください。この時は温度設定を上げ過ぎず、人間が少し寒いと思うくらいに設定しておいてください。
それが犬にとっての快適な温度となります。
毛の薄い犬種はや少し震えている犬に関してはもう少しあげても良いと思います。
もし、外出して犬が一匹でお留守番しなければならない時は、風向きを直接、犬に当たらないように工夫する必要があります。また、犬が暑いと感じた時に逃げれる場所を作っておくことも大切になります。
「犬は喜び、庭かけまわり、猫はこたつで丸くなる」と誰もが知っている唄がありますが、果たしてこれは真実なのでしょうか?もちろん犬は暑さよりは寒さに強い動物ですが、犬も寒さを感じます。
外気温が低い場合は、できれば犬用の洋服を着させてあげてください。
なぜなら、気温の高い部屋から急に寒いお外にでるとかなり心臓に負担がかかってしまうからです。
心臓病を招きかねません。
出来る限り、暖かい恰好で外に出してあげるようにしてくださいね。そして、部屋に再び入れるときは脱がしてあげることもお忘れなく。
いかがでしたでしょうか。言葉が離せない犬だからこそ、飼い主さんの観察力が必要なようですね。冬は犬にとっても人間にとっても厳しい季節です。
素敵な春を迎えるために、ちょっと工夫をして、寒い冬を乗り切りましょう。
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