猫が雨の日によく鳴く、暴れる理由は?梅雨に見られる行動の原因と対処法!

2018.05.03

猫が雨の日によく鳴く、暴れる理由は?梅雨に見られる行動の原因と対処法!

雨の日、あなたの猫はどうしていますか?落ち着いているでしょうか、それともそわそわしているでしょうか。私達人間より感覚の鋭い猫は、雨という普段と異なった天気になると、いつもとは違った行動に出ることがあります。中には、何度も鳴く場合や、暴れる行動をとることも。 今回は、雨の日に見られる猫の行動とその理由、暴れる時の対策についてご紹介します。

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雨の日に見られる猫の行動は?

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雨の日に見られる猫の行動には「おとなしくなる」「よく眠るようになる」「よく鳴くようになる」「暴れる」などがあります。

◆おとなしくなる

雨の日に多く見られる行動として、いつもよりおとなしくなる、遊びに誘っても乗ってこないなどがあります。中には、食事もあまり食べずにじっとしているということもあるようです。

◆よく眠るようになる

猫はもともとよく寝る動物ではありますが、雨の日になるとより眠っていることが多くなる猫もいるようです。飼い主さんが起こしても、だるそうにしてベッドから出てこないなんて経験のある方もいるのではないでしょうか。

◆よく鳴くようになる

雨の日になると、何かを訴えてくるような鳴き声で鳴くことがあります。

ストレスを感じている時は「ニャーオニャーオ」というように、何かを訴えかけるような声になります。
また、パンティングの時は弱々しく「ウニャ、ウニャ」といった感じで声を上げることがあるので、鳴き声によって猫が何を感じているのかを聞き取ることができます。

◆暴れる

走り回ったり暴れる…いわゆる「猫の運動会」と言うこともありますが、雨の日になるとこのような行動を見せることもあります。この行動は比較的室内飼いの猫に多いと言われます。

家の中では外に比べてストレス発散の場が少なく、また雨の日には多くの不快感が猫を襲います。その刺激をきっかけとしてストレスを発散しようとし、暴れることがあるようです。


猫が雨の日におとなしくなる・よく眠る理由は?

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猫が雨の日におとなしくなる原因は諸説ありますが、「雨の日に生じる猫の本能への働きかけ」また「ストレス」が関係しているようです。

◆理由①水に濡れることが嫌い

猫は、基本的に水が嫌い・避けて生活しようとします。その理由には、猫の祖先と言われるリビアヤマネコが関係していると言われています。

リビアヤマネコは水が少なく寒暖差の激しい砂漠で生活しており、特に夜間の寒さは厳しく耐える必要がありました。そんな環境の中で、雨の日に毛が濡れてしまうと、生きる上で重要な「体温調整」を困難にします。
また、毛を乾燥させる際の気化熱により猫は体温を奪われていますので、夜間の寒い中、一層凍えてしまう状態になるということです。

このような経緯で、命を脅かされることから猫は水を苦手としていると言われ、その生存本能から雨の日にはおとなしくしていると言われています。

◆理由②狩りができない

他にもおとなしくなる要因として、本能の1つである「食欲」が関わっているという話もあります。

今でこそ家猫が多くなりましたが、元を辿れば猫は狩猟を行って生活してきた生き物です。
狩りを行うのはもちろん晴れている時で、雨の日には獲物となる生き物も外に出ていないため、狩りが出来ません。

猫は賢い生き物ですから、狩りが出来ない雨の日は、晴れた時に十分な結果を出せるように力を蓄えます。そのため、人の目から見ると雨の日の猫はおとなしくなっているように見えるということなのです。

◆理由③体調が悪い

雨によって体調が影響を受けて、おとなしくなることもあります。普段は元気でも、雨の日には体調が悪くなるというのは、猫だけでなく人でも体感されている方が多いのではないでしょうか。

なぜ雨の日に体調が悪くなるのかというと、低気圧により血管が膨張すること、逆に収縮することで悪影響を及ぼすと言われています。
血管が膨張することで血液量が普段より増大するので、その影響で痛みが発生したり、いつもとは違うと感じて体調へ違和感を与えることがあるようです。また、血管の収縮によって、頭痛や吐き気といった体調不良へ繋がることもあります。

このような影響もあって、雨の日に猫は体調不良となり、おとなしくしているという場合も考えられます。

◆理由④暗さが眠気を誘う

雨の日は、本能の中で眠気にも働きかけるということがあります。

雨の日は晴れの日に比べて明るさが暗く、雨の日の暗さが影響を与えていると考えられています。夜間になると、メラトニンという物質が体内で分泌されます。この物質が分泌されると、休息に適した状態になってくるので、眠気が誘われ、あまり動く気にはなれなくなるということです。

襲ってくる眠気に勝てないのはどんな動物でも一緒のようです。


猫が雨の日に鳴く・暴れる理由は?

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おとなしくなったりよく眠るようになるのとは対照的に、鳴いたり暴れたりする猫もいます。どんな理由が隠されているのでしょうか。

◆理由①高温多湿による不快感

猫の汗腺は人間に比べて少なく、肉球から汗を出したり、口や鼻から熱を逃がしたり、はたまた毛繕いといった様々な方法で放熱して体温を調整しています。
雨の日で高温多湿となると、これらの体温調整機能が働きづらい状態になってしまい、多大なストレスを与えたり熱中症を引き起こすのです。

このように高温多湿は猫に負荷をかけており、そのストレスを感じた猫は不快感から訴えかけるように鳴き声をあげたり、体温調整を行おうとしてパンティングと呼ばれるあえぎ呼吸で体温を下げようとしてよく鳴くことがあります。

なお、この鳴く行為は猫の血統により差が出る傾向にあるようです。
スコティッシュフォールドといったおとなしい血統の猫ほど音に敏感で鳴く・暴れるといった行動を見せ、アビシニアン等の活発な血統の猫ほど大きな音を聞いても暴れることはなく、鳴くこともないといったように影響を受けないと言われています。

あくまでも傾向があるというだけで全ての猫がそうというわけではないですが、性格により影響を受けやすいもの、受けにくいものというのもあるようです。

◆理由②外に出られないストレス

雨の日にストレスとなるのは、体温調整が上手くいかないだけでなく、単純に雨の日で外を自由に歩けないことやじめじめとした不快感が原因の場合もあります。
そういったストレスを感じた時は、鳴くだけではなく、部屋中を走り回ったり暴れるという場合もあります。

◆理由③雨音などの刺激が嫌い

高温多湿だけでなく、雨の日に発生する音や気圧の変化が猫にストレスを与え、暴れることに繋がることもあるようです。

猫は人よりも何倍も優れた耳、聴覚を有しています。一説には人の3倍もあるという聴覚ですが、聞こえすぎるせいで、雨の日に生じる雨音であったり、雷の音を敏感に感じ取ってしまうようです。

人にとって気にならない音も猫には大変大きく聞こえたり、遠くの音も耳に入ってくるため、びっくりして落ち着きがなくなり、それが刺激となって暴れることに繋がるようです。

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猫が雨の日に普段と違った行動を取った時の対処法!

ここまで雨の日の猫の行動をいくつか上げましたが、飼い主としてどうしてあげるのが一番良いでしょうか。

◆なるべくストレスをかけないようにする

猫がおとなしくなる・よく眠るようになるという行動については、雨や気候の変化が猫の本能に影響を与えている可能性が高いようです。

いつもとは違っておとなしいな、元気がないなと思うことがあるかもしれませんが、本能からおとなしくなっているので、そういったときはそっとしておく、優しく撫でてあげるなどして、体力消費やストレスが増えないように注意してあげるのが良いでしょう。

◆除湿してあげる、水分補給をできるようにする

猫がよく鳴くようになる・暴れるといった落ち着きがない行動を取った時は、高温多湿の場合には湿度を減らしてあげたり、猫が体温を下げられるように水をしっかり取らせてあげるというのが対策になります。

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◆スキンシップで落ち着かせる

音によりストレスを受けているという猫の場合は、抱っこしてあげる、一緒にいてあげる、名前を呼んであげるといったスキンシップが効果を発揮すると思われます。

ストレスの中でも不安をかかえている時に猫は落ち着きがなくなり、よく鳴くようになったり暴れる行動に出ます。そういった際は飼い主として猫を安心させてあげましょう。

◆遊んでストレス解消させる

場合によっては、遊んであげることで意識を遊びに集中させたり、ブラッシングしてあげることでストレスを減らしたり、和らげてあげられる場合もあります。スキンシップで効果がない場合には試してあげてください。

猫自身で毛繕いを頻繁に行っている場合がありますが、それはストレスがかかっていたり、猫自身が落ち着こうとしている合図でもあります。
毛繕いは精神を落ち着かせる作用や体温調整機能もあり、猫にとっては非常に重要な役割を担っています。

雨の日に頻繁に毛繕いしている場合は、飼い主として猫に寄り添ってあげるようにしてください。

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最後に

猫は人とは違って言葉でのコミュニケーションが取れませんが、嫌なことがあるとすぐに動きに現れます。
あなたの相棒である猫が雨の日におとなしかったり、逆に暴れることや鳴くことがあるようであれば、それはなにかしらのサインです。

猫をよく観察し、少しでも普段と違った行動を取ることがあれば、それは猫からのサイン。すぐに対策を取るようにしてあげてください。



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