愛猫と一緒に食べたい秋の味覚!食べられるフルーツと食べられないフルーツはどれ?

2018.09.09

愛猫と一緒に食べたい秋の味覚!食べられるフルーツと食べられないフルーツはどれ?

秋には、リンゴや梨、ブドウなど旬を迎えるフルーツがたくさん!フルーツの自然の甘みが口に広がる幸せを愛猫と一緒に楽しみたいですよね。でも、なかには食べていけないフルーツもあるので注意が必要です。 今回は、猫と一緒に食べられるフルーツとその与え方、注意が必要なフルーツについてご紹介します。

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一緒に秋の味覚を楽しもう!猫が食べてもOKなフルーツ

まずは、猫と一緒に秋を堪能できる「安心なフルーツ」を紹介していきます。

◆リンゴ

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リンゴを見ると秋の訪れを感じますよね。一年を通じてスーパーでリンゴを見かけるものの、特に秋には新鮮な味を楽しむことができます。

・リンゴには整腸作用の効果
リンゴは猫が食べてもOKで、さまざまな健康成分が含まれている魅力的なフルーツです。

整腸作用をもたらす「ペクチン」、体のバランスをキープする「ミネラル」、体作りに大切な「カリウム」、美肌にも嬉しい「ビタミンC」など…。このなかでも整腸作用は、便秘の猫ちゃんには効果が期待できるかもしれませんね。

ただ、人間とは違って猫の体は小さいので、与えるときには「少量」を意識すべきです。多過ぎると飲み込んだ食物繊維が消化できず、下痢を引き起こすかもしれないので注意しましょう。

・リンゴの種と葉には要注意!
そして覚えておきたいのが、リンゴの「種」と「葉」は危険な部分だという点。

ちょっとイメージしづらいですがリンゴはバラ科の植物です。バラ科のフルーツの「種」や「葉」に含まれる“青酸配糖体”は、嘔吐やケイレンを起こすリスクが強いのだとか!
“青酸”という言葉のイメージから、「食べさせちゃダメだ」という気がしてしまいますね。

飼い主さんの見ていないところで、愛猫がリンゴを丸ごとガジガジしていると、種に到達するかもしれません。猫にリンゴを食べさせるときには、皮を剥き、種を取り除いた状態で「適量」を食べさせてあげてくださいね。

◆梨

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リンゴに並び、梨も「秋の味覚」の代表格と言えるフルーツ。ジューシーでほんのり甘みがあって、好きな人も多いのではないでしょうか。

・梨は水分補給に最適
実は、梨はほぼ水分のフルーツです。フルーツを食べている…という美味しさにプラスして、水分補給的な意味も兼ねて食べられるでしょう。

猫が梨を欲しがったら、食べさせて大丈夫です。梨の果実部分は、猫に問題のある成分は入っていないので、食べさせることでちょっとした健康効果が期待できます。

・リンゴ同様「種」には注意
でも、リンゴと同じで、梨の「種」は危険な部分。中毒症状が起きる可能性もあるので注意しなければなりません。

小さくカットして食べさせるほか、すっておろした状態にして食べさせる方法もいいかもしれません。

◆桃

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品種によって旬は少し変わりますが、夏が終わる頃から初秋にかけて美味しくなるモモ。白い桃や黄色い桃など、それぞれの秋の味覚を楽しみたくなりますよね。

・水分や食物繊維を含んだモモ
桃は、水分をたっぷり含んでいて、水分補給としても優秀なフルーツ。また、お腹の健康を維持する「食物繊維」、皮膚を健やかにキープする「ナイアシン」、疲労回復効果が期待できる「ビタミンC」、体の余分な塩分を外に押し出す「カリウム」などの栄養成分も入っています。

そんな桃も猫が食べても大丈夫なフルーツです。水分を与える感じで、一緒に秋の味を楽しむことができます。

・種と皮は取り除いて与えましょう
ただ、気をつけてほしいのが「種」。リンゴや梨の種と同じように、猫の体には毒となる成分が入っています。

そして、桃の皮にも注意したいところ。傷みやすい桃を守る意味で農薬などの化学成分が残っているかもしれません。体の大きい人間には食べても差し支えなくても、体の小さい猫はちょっとの量でも異変が起こるかも。

愛猫と桃を楽しむときには、種と皮を取り除いた状態にしましょうね。


ちょっと気をつけなければ…猫に食べさせるなら注意すべきフルーツ

次に食べても大丈夫だけれども気をつけるべきフルーツを紹介します。

◆みかん

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みかんは、オレンジジュースやオレンジゼリー、オレンジキャンディなど、私たち日本人の生活のなかでいつも愛されているフルーツですよね。

みかんの品種にもよりますが、10月頃から冬に向けてみかんが美味しい季節になってきます。

・みかんを与える場合は「果肉」だけ
みかんと言えば、ビタミンたっぷりで風邪を予防してくれる、美肌効果もあると言われて、人間には嬉しいフルーツです。

そんなみかんですが、猫にとっては「食べても構わないけど特に与える必要のないフルーツ」という位置づけ。でも、愛猫が欲しがるようなら、“果肉だけ”を与えてくださいね。

・みかんの皮の「リモネン」に注意
気をつけたいのが。みかんの皮には、猫が消化できない「リモネン」という成分が入っていて、猫は体内で分解ができません。
そのため、皮膚がかぶれる、吐く、震える、ケイレンを起こすなど、体にはいろいろな反応が出てしまいます。猫が喜ぶと思って食べさせたのに、こんな危険な反応が起こるなんて悲しいですよね。

みかんを食べさせるときには、しっかり皮を剥いてから食べさせるようにしましょう。

・猫は柑橘系の香りが苦手?
ただ、もしかすると猫によっては「みかんは嫌だニャ~」という雰囲気を醸し出してくるかもしれません。実は、猫は柑橘系の香りを苦手とする傾向にあります。

そもそも肉食だった猫は、腐って悪くなった獲物と新鮮な獲物を鼻で嗅ぎ分けています。猫にとっては、腐って悪くなった肉とみかんのような柑橘系のニオイが激似と感じているよう。

みかんのツンとしたニオイを嗅ぐと、本能的に体が拒否反応を示すこともあるようです。

◆キウイ

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キウイは一年を通じて見かける気がしますが、国内産のキウイは秋が深まった頃から冬に向けて旬と言えるでしょう。

・キウイを与える時は様子を見ながら少量ずつ
キウイは、ビタミン群が豊富に詰まっていて、栄養のあるフルーツ。酸味と甘みのコラボが絶妙に美味しいですよね。

猫がキウイを食べても基本的には大丈夫ですが、ちょっと気をつけるべき点もあります。

実は、キウイは猫の大好きなマタタビ科に属しているフルーツ。そのため、マタタビと同じようなリアクションをするかもしれません。

猫にとってのマタタビは、「人間とお酒」の関係に似ていて、ハイテンションになることで知られています。猫が食べるキウイの量によっては、脳の興奮により呼吸の異常や脳へダメージが出てしまうリスクもあるので、食べさせ過ぎはいけません。

また、たとえ少しの量でも猫によっては異変が起こることもあります。初めて与えるときには、「ほんの少し」を心がけ、猫の様子を観察すべきです。

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【面白ねこ雑学】キウイ農家さんも困った…猫たちを魅了するキウイの意外な真実!

「マタタビ」といえば、猫のイメージがあります。猫にマタタビを与えると、体にマタタビのニオイをつけたり、舐めたりします。人間に例えると酔っ払った状態になります。実は「マタタビ」と「キウイ」の成分は似ているといわれています。猫に「キウイ」を与えるとどうなるのでしょうか?

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猫にとっては危険!欲しがっていても与えてはNGなフルーツ

美味しいはずのフルーツが猫にとっては「キケン!!」を及ぼすことがあります。一緒に秋の味覚を楽しみたくて食べさせたのに、愛猫が苦しむなんて悲しいですよね。

ここでは、食べさせるべきではない危険なフルーツについてお伝えします。

◆ブドウ

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紫色や赤色、緑色など、ブドウにはたくさんの種類があります。品種改良も進められていて、今では「種無しブドウ」だけじゃなくて、「皮ごと食べてもOK」のブドウも見られるようになってきました。「種や皮を取り除いて食べるのが面倒」という人にも、ブドウ人気が盛り上がってきている感じがしますよね。

秋の味覚としても、ブドウは欠かせない存在と言えるでしょう。

・嘔吐や下痢などの症状が出ることも
ブドウのポリフェノールには体の活性酸素を抑える効果があって、アンチエイジングが期待できると言われています。体の内側からも若さを保てるフルーツとして女性に人気が高いですね。

秋には特に注目される甘くて美味しいブドウですが、猫にとっては命取りになるほどの危険があるのだとか!
海外の臨床結果により、ブドウが犬に引き起こす危険が報告されました。それにより、猫にとってもブドウは危険度の高いフルーツだと警笛を鳴らされている状態のようです。

ブドウを食べるだけで嘔吐や下痢、オシッコが出ない、むくみという症状が表れ、病状が悪化すると急性腎不全という命を落すことにも繋がるリスクがあるとのこと。

どのくらいのブドウを食べると猫にリスクが高まるかは、個体差があるとしかいいようがありません。しかし、体の小さな猫にとっては、ほんの数粒のブドウでさえも危険が及ぶ可能性が高いのです。

・ブドウを加工したレーズンにも要注意
そして注意したいのがレーズンです。

ブドウを加工したレーズンは、いろいろな食品に利用されています。クッキーやケーキ、パンなど、レーズンちょっと入っているだけで風味が豊かになり、美味しさが増しますよね。

生のブドウよりもレーズンの方が致死量が低めという研究報告もあります。つまり、生のブドウよりも少量でリスクがあるということ。より注意すべき食品と言えるでしょう。

猫を飼っているなら、「猫にブドウはNG」を頭に刻んでおくべき知識のようです。

◆いちじく(無花果)

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これまで紹介したフルーツと比べると、知名度や人気が下がるかもしれませんが、いちじくも夏から10月頃に食べごろを迎える秋の味覚です。

・触れるだけで皮膚や口内に影響がでることも
いちじくには、食物繊維のペクチン、塩分の排出に役立つカリウム、血の健康に効く鉄分など、豊富な栄養素が入っています。
実は、その歴史は古く、古代には不老不死をもたらすフルーツとして脚光を浴びていたのだとか。近頃では、アンチエイジング効果の期待で女性にも注目されてきています。

人間が食べると「健康アップ」に繋がるいちじくですが、実は猫には「死に至る」かもしれないフルーツ。中毒性のあるフラノクマリンという有機化合物が入っていますが、それが猫にとっては怖い成分。触れることで皮膚や口内への炎症が出る可能性があります。

また、フィカインという成分も猫の口内を傷つけるリスクが考えられています。いちじくを食べたことが原因で、口内や皮膚に炎症が起こるだけでなく、下痢をしたり、吐いたりなどすることも。

猫にとっては触れるだけでもリスクがあるフルーツなので、「いちじくを食べたいな」と思ったなら猫から遠ざけて食べるしかなさそうです…。


猫にとってフルーツとは?

◆フルーツは猫にとって必須ではない

そもそも肉食の猫なので、フルーツの栄養分はなくても生きていけます。飼い猫の場合は、栄養が詰まったキャットフードが猫の健康をサポートしてくれるので、フルーツを与えなくても栄養は足りています。健康目的という意味でフルーツを食べさせなくてもいいものです。

ただ、秋ならではの味を一緒に味わいたい瞬間もありますよね。フルーツによっては「水分が補給できる」「腸の環境を整える」という効果もあるので、食べてもOKなものなら一緒に楽しみたいですね。

◆皮や種、与えすぎに注意!

安心してフルーツを食べさせるためには、気をつけるべきポイントをおさえておくことが大事。

フルーツの皮や種は、有害であることが多いので取り除いてあげるようにしましょう。

また、フルーツは糖分が多いので、食べさせ過ぎると「肥満」になってしまうかもしれません。それに、食べ過ぎると下痢や嘔吐の症状が出ることも注意しなければならないでしょう。フルーツを与えるときには、小さくカットして少しにした方が良さそうですね。

同様の理由で、缶詰やお菓子など、フルーツを加工して味付けしたものは与えるべきではありません。


まとめ

優しい甘みがあるフルーツは、どれも健康に良さそうな感じがしますよね。便秘や美肌効果もあるので、人間の私たちは「健康のため」と積極的にフルーツを食べたくなるかもしれません。

でも、人間にとってOKなものでも、愛猫を危険にさらしてしまうフルーツもいくつかあります。「食べてもOK」と言われるものでも猫によっては体に合わないケースもあるでしょう。

愛猫が美味しそうに秋のフルーツを食べている様子は、飼い主さんにとっても嬉しい瞬間となるはず。猫の様子をチェックしながら、一緒に秋の深まりを楽しみましょう。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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