まるでぬいぐるみ!もふもふなラグドールの大きさ、体重、毛について

2019.07.16

まるでぬいぐるみ!もふもふなラグドールの大きさ、体重、毛について

もふもふの被毛が印象的なラグドール。ぬいぐるみみたいに抱っこもでき、癒しをくれる愛らしい猫です。大きさや体重、被毛、似ている描種、寿命などについて「ラグドール」の細かい部分に迫っていきたいと思います。

【目次】

ラグドールという描種の歴史について

ラグドール

アメリカ原産のラグドールは、人為的に誕生した猫です。1960年代にアメリカのブリーダーによって、何種かの猫たちを交配させたのがそもそもの始まり。ペルシャ、バーマン、バーミーズなど、被毛のもふもふした猫が繁殖に使われています。

人間に抱っこされたときの脱力感がまるでぬいぐるみのようで、「ぬいぐるみ」という意味を持つ「ラグドール」が命名されました。今では、「抱っこが好きな描種」として知られています。


ラグドールってどのくらいの大きさ?体重は?

ラグドールの大きさと体重に迫っていきましょう。

◆実は結構大きい猫

ラグドールの可愛らしい写真を見ていると、もふもふした被毛に包まれたぬいぐるみのような雰囲気が伝わってくるかと思います。可愛い表情をする猫なので「もしかして小さい?」と錯覚してしまうかもしれません。

でも、実は結構大きな猫なのです。ラグドールは「大型猫」というくくりで言われるケースが多いですが、体長的にはそれほど大型感がないかもしれません。

実際のところ、体の長さは50㎝くらいで中型猫と大型猫の境目…といったところです。

◆抱っこは重いかも…!?

体長は中型くらいですが、体重は重い描種です。足や胸、骨格まで全体的に筋肉質で、その分重いんですね。

ラグドールは、猫の体型の分類のうち、「ロング&サブスタンシャルタイプ」と言われるタイプに属しています。
このタイプの大きな特徴は、全体的に「大柄」「筋肉質」「がっしり」「骨太」というもの。実にたくましい猫ちゃんなんです。

また、体重に関して言うと、ラグドールは「世界一重い体重」と言われることも…!
個体ごとに差がありますが、ラグドールの平均は5~9キロ程度。なかには「10キロ越え」の超重いラグドールもいます。

一般的な猫の平均体重が3~5キロと考えられているので、約2~3倍の体重まで成長することになります。

「抱っこが好き」という特徴があるラグドールですが、飼い主さん的にはパワーが必要かもしれませんね。抱っこをして欲しいと近づいてくるラグドールはとても可愛らしく、いったん腕のなかに抱くと、愛くるしい大きなぬいぐるみのよう。腕が痛いのも忘れてしまいそうです。

小さな猫として人気のマンチカンやシンガプーラは、成猫になったときでさえ3キロ満たないほどの軽量です。そんな小型猫と比べると、平均して5キロを超えてしまうようなラグドールは結構「大きい」猫ちゃんと言えますね。

◆成長スピードは遅い

ラグドールは、子猫から成猫となるまで長い期間をかけてゆっくり育ちます。一般的な猫ちゃんは、生後1年ほどで成長MAXですが、ラグドールはなんと3~4年かかってしまうのだとか!

飼い主さんとしては、生後1年過ぎても「まだまだ成長段階」と栄養管理をしっかりしたいものです。


ラグドールの大きな特徴「毛」に迫る

ラグドール

ラグドールは「毛」に特徴がある猫ちゃん。模様や毛の色もひとつではないので、さまざまな組み合わせによってかなり印象が変わってきます。

◆ラグドールのファーストインプレッションは「もふもふ」

ラグドールを見たときに、まず印象に残るのがボリューム感たっぷりの被毛です。多くの人たちがラグドールの印象について「もふもふ」と表現しています。

ラグドールは人間に抱っこされるのが好きなので、スキンシップで毎日触り心地の良い被毛を撫でられますね。

◆セミロングで絹のような被毛

ラグドールの被毛は、セミロングの長毛種。毛の質感は絹のようにゴージャスという表現がマッチします。

特にボリューム感があるのが首回りです。顔周辺の毛の長さは長めで、首の下にまるで「よだれかけ」をかけているかのようにも見えます。

◆模様は3パターン

ラグドールは、顔の中心部および足やシッポなど末端にかけて濃い色の「カラーポイント」、足先が白い色で靴下を履いているイメージの「ミテッド」、淡い色をベース色とし顔の中心から上下で「八」の字のように2色に分かれている「バイカラー」という3パターンの模様があります。どれも特徴のある模様パターンですね。

◆さまざまな色がある

基本的な色は、灰色の「ブルー」、こげ茶の「シール」、濃いこげ茶の「チョコレート」、薄い灰色の「ライラック」、薄い茶色の「シナモン」などがあります。

濃い色が強いと「たくましい」、淡い色が強いと「柔らかい」というように、色の濃さや模様の場所によって雰囲気が違ってくるのが面白いですね。

◆被毛パターンで性格は違う?

「色×模様」の組み合わせで、外見はかなり変わります。見た目の雰囲気が変わると、性格も違うのでしょうか…?

実際は、内面的に性格が異なるということはあまりないようです。一般的には、「成猫よりも子猫時代がヤンチャ」「メスよりもオスの方が人懐こい」というように、年齢や性別が性格の傾向を左右する一因となっています。


ラグドールの印象的な美しい瞳

ラグドール

ラグドールの目の色は、「ブルー」だけが認められています。卵のような形状で鮮やかなブルーの瞳なので、宝石みたいにも見えて引き込まれそうですね。

体は筋肉質で大柄ですが、シルクのようなもふもふした被毛と神秘的な瞳がエレガントな雰囲気も醸し出しています。

通常、体が大きいというと、どこかたくましい感じがするものですが、ラグドールの場合は気品を備えています。素敵な猫ちゃんですね。


ラグドールの「そっくりさん」とは?

ラグドールには、見た目的に「そっくりさん」の描種が存在しています。どんな猫が似ているのでしょうか。

◆ラガマフィン

ラグドールにかなり似ているのが「ラガマフィン」です。

・重量がある&もふもふ被毛…とても良く似た外見
ラガマフィンは、4.5~9キロ前後が標準的な体重で、一般的な猫と比べると結構大きめの猫ちゃんです。また、もふもふしたセミロングの被毛もラグドールととても似ています。

・血筋が同じラガマフィン
ラガマフィンは人為的な猫で、そもそもラグドールをもとに作り出されています。

そのため、外見的特徴が似ていることはもちろん、性格もとてもそっくり。温和で人懐こく、人間に甘えて抱っこされるのも苦手ではないのは、ラグドール譲りと言えるでしょう。

また、ほかの動物に対して攻撃的ではなく、多頭飼いもこなしてくれる器用な猫ちゃんです。

・どうやって見分ける?
ラガマフィンも、ラグドールと同じで、ロング&サブスタンシャルタイプです。筋肉質でどっしり体型の体の特徴は似ています。

それでは、どうやって見分ければいいのでしょう。

まずは瞳の色のバリエーションです。ラグドールの瞳は、輝くような鮮やかなサファイヤブルーだけが認められているのに対し、ラガマフィンはバリエーションに富んだ瞳のカラー。ゴールドやグリーンなど違った印象の個体が存在しています。

また、そのほかの大きな特徴の違いが被毛パターンです。ラガマフィンは、ほぼすべての色と模様が認められているので、ラグドールには存在しない見た目の印象の子も多いです。

●あわせて読みたい
ラガマフィンの性格、特徴、飼い方は?ラグドールとのちがいは?

ラガマフィンという種類の猫がいます。性格はとても人懐っこく、甘えん坊です。穏やかな性格なので多頭飼いにも向いています。ラガマフィンの名前は「いたずらっ子」という意味があります。ラガマフィンはどのような特徴や性格なの猫なのでしょうか?

記事はコチラボタン

◆バーマン

「バーマン」という猫も、ラグドールにとてもよく似ています。

・ミャンマーで歴史深いバーマン
バーマンは、ミャンマー地方では伝説的な猫で一目置かれる神秘的な存在です。「聖なる猫」という異名を持つほど、現地では歴史が深い猫と考えられています。

バーマンがどのくらい昔から存在していたかは、実ははっきりとしたことは分かっていないものの、9世紀あたりの王朝の記録にも「バーマンらしき猫」があったのだとか。かなり長い歴史のある猫ちゃんです。

バーマンは、「ツヤのあるもふもふの被毛」「神秘的なブルーの瞳」が大きな特徴で、ラグドールととても似た印象ですね。

・性格も似ているそっくりさん
ラグドールは、そんなバーマンも交配に使われていました。外見的な特徴が似ているのは、そのためです。

また、内面的にも似ている部分が多く、「穏やかで落ち着きがある」「飼い主さんへ甘える」「ほかの猫との接し方もフレンドリー」など、愛情豊かで魅力的な猫ちゃんです。

・見分け方のポイントは?
見た目の印象的には、そっくりさんなのですが、比べてみるといくつかの違いがあります。

ラグドールの方が若干大きめなのが違いのひとつです。バーマンは3~7キロで筋肉質なので、ラグドールの方がやや一回りほど大きい体つきと言えるでしょう。

また、バーマンの足元は白い靴下のような模様が入っているのが大きい特徴です。ラグドールの3つの被毛パターンのうち、足元が白いミテッドが存在するので、ときには見分けが難しくなるケースもあるかもしれませんね。

●あわせて読みたい
バーマンってどんな猫?性格、特徴、値段は?

バーマンという猫ちゃんをご存知でしょうか?「あまり聞いたことがない」「初めて聞いた」という方も多いかもしれません。 日本では珍しい猫種のバーマンですが、かなり魅力的で可愛らしい猫ちゃんです。 そこで、バーマンの性格、特徴、値段などを紹介しながら、バーマンの魅力についてお話していきます。

記事はコチラボタン


ラグドールは長生きする?気になる寿命のこと

ラグドールの寿命のことが気になるものですよね。それに、長生きしてほしいなら、飼い主さんがラグドールに愛情を持って飼育環境を整えるのが大事なことです。

◆ラグドールの平均的な寿命は14~16年くらい

一般的な飼い猫の平均的な寿命は、完全室内飼いの猫が16歳くらい、外にお出かけする猫が14歳くらいというデータがあります。つまり、だいたい平均寿命は15歳前後と考えられます。

ラグドールもこの数値とほぼ変わらず、14~16歳前後が寿命と言われています。

また、猫の平均寿命のデータからも分かるように、室内で飼うと寿命が延びます。

◆ラグドールの寿命を延ばすなら健康管理が重要

ラグドールは、

・栄養を考えてフードを与えている
・肥満にならないように適度に運動させている
・ストレスを溜めないように配慮している
・被毛のケアをしている
・飼育環境を清潔に保っている
・健康診断やワクチン接種などをきちんと受けている

など、飼い主さんがラグドールに対するケアによって元気に長生きできるようになります。

ラグドールが健康的でいられるように、日々のケアに愛情を注ぎましょう。

◆気をつけるべきポイントは?

ラグドールは、あまり活動的な様子は見られません。「ぬいぐるみ」のように、飼い主さんのそばでゆったり過ごしたいようです。そのため、「太り気味」になりやすい猫でしょう。

運動神経があまりよくないので無理をさせるのは禁物ですが、時には一緒に遊んで体を動かせるように誘ってみましょう。

また、体重が重いので関節に負担がかかりやすいです。「骨を強く」「関節に負担をかけない」と、内面から丈夫になるようにキャットフードの栄養価にも注目して選ぶのが大事です。

大柄なのでキャットフード量は増えますが、だからと言って安価すぎるのは栄養面で不安があります。ラグドールの筋肉や骨、関節、被毛をケアできるように、健康維持に配慮したフード選びをしてあげましょう。


まとめ

見た目が可愛いラグドールも、実は筋肉質で少し大柄な猫ちゃんということが分かりましたね。

また、「ぬいぐるみ」という意味を持つ名前になったのも頷けるように、人間との触れ合いが大好きな猫。愛情を注ぐほど、それに愛情で答えてくれるので、とても飼いやすい猫ちゃんと考えられています。

もふもふな被毛なので、抱っこしているときはもちろん、撫でているだけでも気持ちが和みそうです!

もし、縁があってラグドールの飼い主さんになったのなら、精一杯の愛情で幸せにしてあげてくださいね。



– おすすめ記事 –

・【ラグドール大辞典】ラグドールの基礎知識を知っておこう!
・飼いやすいって本当?ラグドールの子猫を迎えるために準備したいこと
・抱っこが大好き!ふわふわラグドールの性格を大公開
・ふわっふわっ!ラグドールの特徴から毛のお手入れ方法まで


focebookシャア
ツイート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。


記事に関するお問い合わせはこちら