愛猫との辛い別れ…気持ちを整理するための最適な供養方法とは

2020.08.11

愛猫との辛い別れ…気持ちを整理するための最適な供養方法とは

ペットは私たちに癒しを与えてくれる大切な家族ではありますが、いずれ歳をとり、必ず命が尽きる瞬間がやってきます。 とくに猫のような意思疎通のできる動物は、亡くなってしまえば飼い主さんの喪失感は計り知れないものがあるので、お別れをするためにも、しっかりと供養をしてあげることも大切ですよね。 もし大切な愛猫が亡くなってしまったら、どのようにして弔ってあげれば良いのでしょうか? 猫と一緒に暮らしている方にこそ知っていただきたい、供養の方法をご紹介させていただきます。

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猫が亡くなってしまった後、どうすればいい?

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ずっと一緒に暮らしてきた愛猫を亡くしてしまったら、きっと飼い主さんは心にぽっかりと穴が空いてしまい、喪失感でいっぱいになってしまうことでしょう。

一般的に猫の寿命は延びてきていると言われてはいますが、個体によって差はありますし、どんなに長生きしてくれたとしても、必ずお別れのときは訪れます。

それは生を受けたすべての生き物に言えることでもあるので、そのときが来るまでの時間、精一杯愛情を注いで可愛がってあげたいものですよね。

しかし、どんなに愛情を注いで一緒の時間を過ごしていたとしても、猫の死と直面してしまえば、自責の念に苛まれてしまう飼い主さんは多いはずです。

だからこそ、これからはゆっくりと休めるようにと、供養をしてあげることも大切ですよね。

そして実際に、猫の死期を悟り、最期を見送った際に飼い主さんは、まず何をするべきなのでしょうか?

◆本当に亡くなっているかの確認

猫が最期を迎え、亡くなったように見えても、死後硬直が始まるまではかすかに心臓が動いていることもあります。

悲しくて辛い気持ちで、気持ちが不安定になっているかもしれませんが、本当に愛猫の命が尽きてしまったかの確認は大切です。

まだ命が繋がっているのに、亡くなったと思い込んで供養の準備を始めてしまえば、猫に負担がかかってしまいますよね。

基本的に猫の最期を見送った際には、以下の方法で愛猫の死を確認してあげてください。

・呼吸をしているか
・鼓動があるか
・対光反射の消失

一番目で見て分かりやすい判断基準は、愛猫が呼吸をしているかどうかです。

猫は鼻呼吸を主体とする動物ですが、死が近付いているほとんどの猫は、鼻で呼吸をすることが難しく、口を開けてたくさんの酸素を取り込もうとします。

なので口元を見ることによって、呼吸の有無を判断しやすいですし、併せて呼吸時の体の上下運動や、鼓動の確認をしてください。

体の動きが止まったら、目の対光反射が消失していないかも、判断材料となります。

猫は光を受けると目の瞳孔が小さくなりますが、最期を迎えた猫は体のすべての機能が停止するので、瞳孔が反応を示さず変化は現れません。

ですがこの対光反射の消失は、まだ命が繋がっている子に対して行ってしまうと、負担をかけてしまうだけですので、死後硬直が始まってから確認した方が良いでしょう。


猫の火葬・埋葬方法

猫の死亡が確認されたら、次はどのように弔ってあげるかを決めなくてはいけません。

猫は死後1時間前後で硬直が始まりますので、この頃に愛猫が虹の橋を渡ったと実感する飼い主さんも多いようです。

悲しくて寂しくて離れたくない気持ちでいっぱいだとは思いますが、そのまま愛猫の亡骸と一緒に生活していくことはできませんし、猫ちゃんもゆっくり休むことができませんよね?

なので安心してゆっくり休んでもらうためにも、飼い主さんがしっかりを送り出してあげる必要があるのです。

頑張って、気力を振り絞って、大切な家族である猫ちゃんを、送り出してあげましょう。

◆行政に依頼する

自分で火葬業者を探すことができないようであれば、お住いの地域の行政に依頼することも可能です。

地域によって対応が異なりますが、一般的にはペット専用の火葬場で、猫を火葬してもらうことができます。

しかし行政への依頼は安価で引き受けてもらえることもあり、行政側からしてみると、ペットは不用品といったゴミとして処分されることも多いです。

依頼した先のことが不明確な部分もあるので、あまりおすすめはできません。

◆移動式火葬業者に依頼する

最近では車遺体に火葬炉が詰まれた、移動式の火葬業者も多く見られます。

自宅まで愛猫を引き取りにきて火葬してもらえるので、自分で火葬場まで出向くことができない人にとっては、嬉しいサービスとも言えますよね。

ですが、このような火葬方法に法的な規制がほとんどないので、火葬当日までどのような業者が来るか分からず、中には悪質な業者に当たってしまうこともあるので、注意が必要です。

亡くなった後でも大切な家族を託すわけですから、メリットとデメリットを考慮した上で依頼業者を見極める必要がありますよね。

◆ペット霊園に依頼する

手厚く愛猫を送り出したい気持ちが強いのであれば、ペット霊園への依頼をおすすめいたします。

飼い主さんの気持ちに寄り添って火葬の案内をしてくれますし、供養を目的とした場所で火葬することによって、気持ちの整理がしやすいです。

また、ネットで検索をかければ運営会社の評判を確認することも可能なので、納得のできるペット霊園を自分で見つけることができますよね。

ペット霊園には仏壇をはじめとした仏具や、遺骨を入れる骨壺などのメモリアルグッズの案内もしてもらえるので、憔悴して何も考えられなくても一通りの供養を済ませることができます。

◆自宅の庭に埋葬する

愛猫とどうしても離れられない、火葬後の遺骨を見ることすらできないといった飼い主さんには、自宅(持ち家)の庭に埋葬するという選択肢もあります。

いつでも手を合わせてあげることができますし、常に傍で見守っていてくれる気持ちにさせてくれますよね。

遺体をそのまま埋葬するのであれば、土に還るボックスなどを利用して、愛猫に直接土がかからないように埋葬してあげましょう。

ですが埋葬にもいくつか注意点があり、遺骨が土に還るまでに時間がかかってしまうことや、その経過途中に他の動物に掘り返されてしまう可能性も。

そして引っ越しの際には、掘り起こして遺骨を探し出すことが難しいので、先々のことを考えると、効率の良い供養方法とは言えないのかもしれません。

◆公園などに埋葬するのはNG

愛猫が亡くなったときは、火葬ではなく埋葬と決めているからといって、公園などの公共施設に埋葬することはNGです。

もちろん神社やお寺などの供養に適している場所であっても、勝手にペットを埋葬することはできません。

自宅以外の場所に猫を埋葬することは不法投棄とみなされてしまいますので、愛猫に安らかな眠りについてもらうためにも、自宅以外の埋葬は行わないようにしましょう。


猫の供養の方法は?

ペットの骨壺

愛猫への弔いが済んでも、なかなか愛猫の死を受け入れることができず、ずっとその気持ちを引きずってしまう飼い主さんは多いことかと思います。

毎日一緒に居て、幸せを与え続けてくれた存在の愛猫への愛情は、たとえ形が無くなってしまったとしても、消えることはありませんよね。

愛猫の冥福(死後の幸せ)を祈ることはもちろんですが、飼い主さん自身の気持ちを落ち着かせるためにも、供養をする時間はとても重要となってきます。

たとえ愛猫の死からたくさんの時間が経過しても、毎年来る命日やお盆には、しっかりと手を合わせて供養をしてあげたいと思いませんか?

◆お墓を建てる

供養とは、お供え物をして死者の冥福を祈ることですので、ペットの供養には絶対的なルールは存在していません。

ペット霊園や納骨堂などに遺骨を預けた場合は、その場所まで出向けば供養ができますし、自宅に埋葬したのであれば、お墓を建てて好きなタイミングで供養してあげることができますよね。

最近ではペットの需要が高まったこともあり、人間とペットが一緒に入ることのできるお墓も増えてきています。

飼い主さんが亡くなったときに、愛猫と一緒にお墓に入れてほしいといった希望をおもちであれば、生前にそのようなお墓を探してみてはいかがでしょうか。

◆家に仏壇を作る

なかなか愛猫とお別れができないのであれば、自宅に愛猫用の仏壇を作るのもおすすめです。

生前の愛猫の写真を飾り、愛猫の好きだったフードやおやつ、そしてキレイなお花などをお供えすることによって、いつも傍に居てくれる感覚に浸ることができますよね。

普段生活している環境の中に仏壇があることによって、愛猫を想ったタイミングで供養ができることもメリットと言えるでしょう。

そしてお盆の時期には、魂が帰ってきてくれるとも言いますので、普段とは違うお飾りをして、愛猫を迎え入れてあげてください。

◆メモリアルグッズ

お墓や仏壇などの大それた物は置きたくないといった飼い主さんには、メモリアルグッズを用いた供養もおすすめです。

遺骨の一部を使用したメモリアルグッズをはじめ、愛猫の写真を使用したクッションやパネルなど、常に飼い主さんの身近に置いておけるようなアイテムが人気です。

もちろん愛猫が生前気に入って愛用していたアイテムを、メモリアルグッズとしてとっておいても構いませんが、愛猫の思い出が詰まっているアイテムは、ペットロスを長引かせてしまうとも言われています。

ペット霊園などによっては、葬儀とメモリアルグッズをセットで供養していただけるプランなどもあるので、葬儀の際に希望を伝えておきましょう。


まとめ

精霊牛と精霊馬

愛猫に普段から愛情を注いできた分だけ、別れは辛く気持ちの整理に時間がかかってしまうものです。

ですがそのような気持ちは、無理に抑え込む必要はありませんし、忘れる必要もありません。

だからこそ、飼い主さん自身の気持ちを大切にするためにも、ペットの供養は必要と言えるでしょう。

とくに魂が戻ってきてくれるというお盆には、いつもより手厚く供養してあげたいと思う飼い主さんも、たくさんいらっしゃることかと思います。

ペットの供養に決まりはないので、飼い主さんの好きなように供養してあげるだけでも十分ですが、昔からの日本独自の習慣を参考にしてみるのもおすすめです。

精霊棚を準備し、そこに精霊馬と精霊牛をお供えするのも良いでしょう。

行きは胡瓜の馬に乗り、帰りは茄子の牛に乗っている愛猫を想像するだけで、ほっこりした気持ちになりませんか?

このように毎年の供養が日課となっていけば、新たな思い出が自然と生まれてきますので、自然と気持ちにも整理がついてくるはずです。

悲しい気持ちで供養をし続けてしまえば、愛猫も飼い主さんのことが気になって、ゆっくり休むことができないので、笑顔になれるような供養を心掛けてみてはいかがでしょうか。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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