春に気をつけてあげたいケア

2016.06.01

春に気をつけてあげたいケア

暖かい春はお外に出る機会も増えますよね。 寒い冬にはわんちゃんのケアが必要ですが、暖かい春にもわんちゃんのケアが必要だという事をご存知でしょうか。 今回は暖かい春にもわんちゃんのために気をつけてあげたいケアをご紹介したいと思いますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

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【ノミ・ダニ予防は必ずしよう!】

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外の気温が暖かくなってくるとノミ・ダニが活発に活動をし始めます。
ノミ・ダニは草むらなどのわんちゃんが好んで行くような場所に多くいます。
ノミ・ダニが一度わんちゃんについてしまうと、ブラッシングや市販のシャンプーくらいでは簡単には駆除できません。
メスのノミ1匹が1日に産む卵の数は約50個にもなるので、わんちゃんに1匹ついてしまうとあっという間に何百匹と繁殖してしまうのです。
ダニの場合ですと、わんちゃんについたダニを無理に手などで取ってしまうとダニの口の部分がわんちゃんの皮膚に残ってしまい炎症を起こしてしまう場合があります。
そのような事態にならないためにも、ノミ・ダニが最初からわんちゃんにつかないように予防する必要があります。
ノミ・ダニの予防方法としては、ノミ・ダニ用の薬が動物病院で販売されていますので、そちらの薬をわんちゃんに必ず付けてあげましょうね。
市販でも販売されていますが、動物病院で処方される物の方がより良いでしょう。
また、もしわんちゃんにノミ・ダニを見つけた場合は自分で無理に取ろうとせず動物病院にかかりましょう。


【フィラフリア症予防をしよう!】

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暖かくなってくると現れるのはノミ・ダニだけではありません。
蚊も予防しなくてはいけないモノの1つです。
蚊の体内には「フィラリア」と呼ばれる寄生虫が潜んでおり、わんちゃんが蚊に刺されると蚊の体内からわんちゃんの血管内に移動する事で感染します。
蚊からわんちゃんの血管内に移動したフィラリアはわんちゃんの血管内で成長し、心臓などに到達し寄生します。
フィラリアに寄生されてしまうとわんちゃんの生死に関わりますので、蚊に刺されてもフィラリアに寄生されないようにする必要があります。
フィラリアの予防方法としては、動物病院で出されるフィラリア予防薬を処方する方法があります。
こちらのフィラリア予防薬は、動物病院で処方してもらう前に必ずフィラリア検査をしてもらって下さいね。
こちらのフィラリア予防薬は、わんちゃんの長生きのために毎年必ずおこないましょう。


【抜け毛はブラッシングで対応しよう!】

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季節の変わり目などにはわんちゃんの換毛期がやってきます。
換毛期というのはわんちゃんの元々生えている被毛がゴッソリと抜け、新しい被毛に生まれ変わる時期の事です。
プードルやマルチーズなどのシングルコートと呼ばれる犬種には換毛期はありませんが、ポメラニアンや柴犬などのダブルコートと呼ばれる犬種には必ず
換毛期がやってきますよね。
換毛期の時期は大量に被毛が抜けるため、自然に任せているだけでは毛玉やもつれの原因にもなってしまいますし、ひどい場合ですと抜け毛により通気性が悪くなる事で蒸れて皮膚病になってしまう場合もあります。
なので換毛期には飼い主さんがブラッシングをしてあげ、被毛の生え変わりを手助けしてあげた方が良いでしょう。


【まとめ】

春のわんちゃんのケア、いかがでしたか?
簡単にまとめますと、

●ノミ・ダニの予防

●フィラリアの予防

●ブラッシング

の3つのケアが重要となってくるという事ですね。
わんちゃんによってはこの他にもケアが必要な場合があると思いますので、その場合は気を付けてあげましょうね。
大切なわんちゃんの大切なケアですので、しっかりと行なってあげましょうね。

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ちょば

ちょば

わんちゃん大好き人間です。動物の専門学校にて様々な資格取得後トリマーやペットショップの店長を経験しました。たくさんの方に楽しいワンワンライフを送っていただくため、持てる知識と経験をフルパワーで提供していきたいと思います。

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