子犬のときから教えておきたい!ペキニーズのしつけ

2016.09.01

子犬のときから教えておきたい!ペキニーズのしつけ

ワンちゃんを飼うときに、どんな理由でその子を家族として迎え入れますか?「何か通じ合うものがあった」「目が合った」などフィーリングで選ばれた方もいると思います。確かに、フィーリングも大切ですが、その犬種によって元々持っている性格が違い、しつけ方法もまた変わってきます。今回は鼻ペチャなブサかわ犬のペキニーズの性格から子犬のときから教えておきたいしつけをご紹介します。

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ペキニーズは猫みたいな犬?

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まず、ペキニーズの歴史や性格を知っておきましょう。ペキニーズの原産国は中国で、名前の由来も中国の「北京」からきています。中国王朝の愛玩犬で、皇帝や皇族以外での飼育は禁止されていました。その歴史からか、ペキニーズは小型犬でありながら、どこか威厳があり、媚びることのないマイペースな性格をしています。独立心が強く、一人遊びが好き、温厚であまり吠えないなど、飼いやすい面もありますが、プライドが高く、警戒心が強く、気分屋な面もあります。このような性格から、どこか猫に似ていると感じませんか?猫のようにマイペースで自由気ままなペキニーズはしつけに時間がかかると言われています。さらに、飼い主さんを自分より下に見るようになると、言うことを聞かない子になってしまいますので、子犬のときから主従関係をしっかりと築いておきたいですね。


子犬のときからしつけをしておくメリットとは?

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ワンちゃんのしつけは、その子が大人になってからでもできるとされていますが、ペキニーズは大人になるにつれ、プライドが高くなったり、頑固になったりするなど、我が強くなっていき、しつけがしづらくなる傾向にあります。吸収が早く、物覚えが良い子犬のうちからしつけをすることをお勧めします。まずは子犬のうちに主人が誰なのかを教えておくことが大切です。ペキニーズの寿命は12~15歳と言われています。その中でも子犬の時期はあっという間に過ぎていきます。マイペースでしつけをすることに時間がかかると言われているペキニーズですが、根気よく子犬のときに信頼関係を築くことで、成犬になってからの生活が良きものになるかどうかは大いに変わってくるのです。


健康管理のためにもなる「噛み癖」のしつけ

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子犬の頃は歯が生え変わり、かゆくて噛んでしまうことがありますが、それをほっておくとそのまま「噛み癖」となってしまいます。「ソファーやスリッパ、家の中が噛まれたものでいっぱい」「飼い主さんが触ろうとすると噛みつく」「散歩中に他のワンちゃんに噛みついてしまった」など、そんなことになってしまったら大変ですよね。ペキニーズは自分から他の犬に向かっていくことはあまりありませんが、他のワンちゃんから向かってこられたときは、自分より大きな相手でも立ち向かってしまう勇敢なところがあります。さらに飼い主さんがしっかりとワンちゃんと向きあわないと、ちょっとした体の変化に気づくことが出来ず、病気を見逃してしまうことがありますので、健康管理のためにも「噛み癖」をなおすことは大切です。まずは、歯がかゆい子犬にガムやおもちゃなど噛んでも良いものを与えてあげましょう。ペキニーズは飼い主さんの言動を見ています。自分のほうが強くて偉いのだと勘違いさせないように主従関係をしっかりとさせましょう。


ペキニーズは吠えない?

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ペキニーズは吠えることが少ないと言われていますが、ペキニーズもワンちゃんですので、「吠え癖」がついてしまう子もいます。まず、なぜ吠えるのか考えてみましょう。ワンちゃんは不安や「散歩に行きたい」「ご飯が食べたい」といった不満から吠えることがあります。まずは、ワンちゃんが暮らしやすい環境を整えて、不安や不満を取り除いてあげましょう。ペキニーズは心を開くことに時間がかかるので、多くの人に触れて慣れさせてあげることで、不安が取り除かれることがあります。静かにしてほしい時の特定の合図を決めてあげることも有効です。その合図で吠えないようにしつけさせます。「しー」でも「ストップ」でも何でも構いませんが、ワンちゃんの混乱を避けるため、普段使わない言葉を選ぶことをお勧めします。静かにできたら褒めてあげましょう。吠えるたびに、ごはんやおやつを与えることは吠えたら、要求を受け入れてもらえると考えてしまいます。また、「うるさい!」と怒鳴りつけると、ワンちゃんは一緒に吠えていると勘違いしてしまうことがあるので、要注意です。


最後に

ワンちゃんのしつけは褒めることがポイントになります。ペキニーズも例外ではありません。しかし、ペキニーズは褒められすぎると自分の方が上なのだと思い、主従関係が逆転してしまうことがあります。良いことをしたら、褒めてあげることは大切ですが、しっかりとメリハリをつけないと、いつの間にか「我が家の王様、王女様になっていた」なんてことになりかねません。飼い主さんはしっかりと子犬のうちに主人として認められることが重要です。

ライター/のり娘


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