災害用シューズ試着会&ペット防災セミナーに参加!!「ワンちゃんとの避難」について考えませんか?

2016.10.29

災害用シューズ試着会&ペット防災セミナーに参加!!「ワンちゃんとの避難」について考えませんか?

10月1日に高円寺で行われたイベントに参加してきました!今回は中型犬以上のワンちゃんを対象に、災害時一緒に避難する方法や知識を学ぶミニセミナーと災害用シューズの試着会が行われました。近年頻発する自然災害にどう対応すれば良いのか考える良い機会として、是非読んで頂きたい内容が満載です!

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10月1日(土)高円寺にあるペット可の焼肉屋さんMEATMARKETにて行われた、ペットシッターコロちゃんち主催「ラフウェアドッグシューズ試着会&ペット防災ミニセミナー」に参加してきました!

近年頻発する自然災害。災害が起きた時、中型犬以上の大きいワンちゃんと暮らす方は、どう避難したらいいかわからない方は多いのではないでしょうか。

今回のミニセミナーでは、主催者であるペットシッターコロちゃんち代表の吉敬子さんによる「ペットとの同行避難について」「同行避難と自宅避難の備え」「飼い主不在の場合の備え」「いつものお散歩バッグの活用」の4本柱で、実例や経験を基に具体的・現実的なお話を聞くことができました。不安が少しでも解消され、正しい準備、避難の方法を知ることのできる内容が盛りだくさんとなっています!!

災害用シューズに関するお話や、試着会の様子はコチラの記事をCheck!!!!

風景

「同行避難」という言葉を知っていますか?

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最近「同行避難」という言葉をよく耳にするようになりましたね。
災害が起きた時「飼い主さんはペットと一緒に避難してください」という意味なのですが、この言葉のきっかけは2000年に起きた三宅島の噴火災害でした。

1986年の大島の噴火による全島避難の際、犬や猫は乗船拒否をされ港に放されました。
その後の2000年の三宅島噴火災害で都は初めて「同行避難の呼びかけ」を行い、ペットの乗船拒否はされなくなりました。それでも島に残された動物たちには給水給餌を実施。さらに本土にて帰島前の猫に不妊去勢手術を実施したのです。この2つの災害をきっかけに東京都は「同行避難」を推奨するようになり、広まっていったのです。

3つの角度から考える避難の方法

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避難時に考えられる避難の方法は下の3つになります。

1.避難所にペットと一緒に向かう「同行避難」
2.家の倒壊の恐れが無い場合、自宅でペットと過ごす「自宅避難」
3.飼い主さんが不在の時、犬が家で一人で過ごす場合の対策

それぞれのケースの時、特に気を付けねばならないことを詳しくお話ししていくと・・・

<1つ目の「同行避難」の場合>

・普段から家の近くの避難所や避難経路、負傷動物救護所の場所を確認しておきましょう。
気候がいい時にお散歩がてらでも結構です。意識して歩いてみると、感じ方が違います。
 
必ずしも指定の避難所がいいかどうかは分からないです。柔軟性が大事となっています。
そして、首輪のチェックです。Wリードの推奨。痩せて抜けるだけでなく、パニック状態でハーネスを付けていても抜けることがあるんです。

・避難所では犬のお世話をするのは飼い主です。「誰かが何とかしてくれる」はありません。
 
・首輪の調整も時々チェックしましょう。災害時、食欲が落ち、痩せて首輪が抜ける場合があります。

<2つ目の「自宅避難」の場合>

・普段から余裕を持ったローリングストック(定期的に食べて食べた分を買い足し備蓄していく方法)をしておきます。メーカーが被災した場合を考え、特にアレルギーや特定疾患を持つ子は物流が回復するまで時間がかかるので、特に大切となってきます。普段から2種類以上のフードが食べられるようになっておくといいでしょう。

<3つ目の飼い主さんが不在の場合>

・ワンちゃんは自らドアを開けて外に出ることが出来ない為、不在の際はどの部屋にも行き来できるようにドアを開けておく。

・ケージに入れる練習をしておきましょう。
東日本大震災のデーターではケージに自分では入れた子の方が助かったそうです。

・お水は最低でも2ヶ所用意しておきましょう。

いつものお散歩バックを充実させよう

いつも使っているお散歩バックを充実させておくことで、いざという時すぐに避難することが出来ます。下の項目は入れておくと助かる避難グッズです。この量であれば負担にもなりませんし、普段から持ち歩けますよね。

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・ごはん一食分
・おしっこボトル
・たためるお皿
・ワンちゃんと家族が一緒の写真
・ワンちゃんの情報
・自分やワンちゃんの常備薬
・(両面)テープ
・紙とペン
・ミニライト
・おやつ
・携帯ラジオ

ワンちゃんと家族が一緒の写真はワンちゃん単独と、ワンちゃんと家族の写真が複数枚あるといいでしょう。犬の捜索にも使用できます。また、被災者の心のよりどころにもなるかもしれません。
(両面)テープは、ワンちゃんの捜索時や避難所での係留時に、「餌はあげないで!咬むから触らないで!」などのメッセージを提示することにより、トラブル防止にもなります。


地震などの災害はいつ起きるかわかりません。家族の一員であるワンちゃんたちを守れるのは私達飼い主だけであることを忘れてはいけません。日頃からもしもを想定し、しっかり準備をしておきましょう。

ペットスマイルでは、災害時の避難や対処法に関する記事を他にも掲載中
詳しくはこちらをクリックしてくださいU^ェ^U♪

今回セミナーを開催してくださった、ペットシッターコロちゃんちに関する情報はコチラ!
ペットシッターコロちゃんちHP:http://korota.jimdo.com/

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