盲導犬向きの犬種とは?どうやって盲導犬に選ばれるの?

2017.02.27

盲導犬向きの犬種とは?どうやって盲導犬に選ばれるの?

目が不自由な方の目の役割を果たす大仕事をしてくれる盲導犬。日本で盲導犬といえば、みなさんはラブラドールレトリバーが思い浮かぶのではないでしょうか? 盲導犬といえば、なぜラブラドールレトリバーなのでしょうか?

focebookシャア
ツイート

盲導犬に適している犬種は?

盲導犬に適している犬種は?

盲導犬に適している犬種かどうかということは、3つの特徴があります。まず、人との作業意欲が高いということ、次に周りに対して攻撃性がないということ、そして順応性が高いかどうかということです。これらの条件を満たしていれば、盲導犬に適している犬種と言えます。
昔は盲導犬と言えば、ジャーマン・シェパードが一般的でした。ジャーマン・シェパードは確かに人との作業意欲が高く順応性が高く、今では警察犬として有名です。しかしジャーマンシェパードは見た目がりりしく、人によっては威圧感を感じてしまうこともあります。このような理由から、今ではラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーのミックス犬が見た目の穏やかさにより最適だとされています。
レトリバー系の犬種は、人と仕事をするのが大好きなうえ、環境適応能力に優れているので盲導犬に向いています。
また、ラブラドール・レトリバーなどは体格面においても人を誘導するのに最適な大きさです。チワワのように小さすぎたりすると、ハーネスをつけてもちゃんと人を誘導することができません。セントバーナードのように大きすぎると、人を誘導して電車など公共機関を利用する際に、周りの人に怖いという印象を与えてしまうかもしれません。ラブラドール・レトリバー系の犬種は、たれ耳でアーモンド型の優しい目をしていますので、周りの人にも威圧感を与えずに過ごすことができます。


他の犬種も盲導犬になれるの?

他の犬種も盲導犬になれるの?

日本では、昔は盲導犬にジャーマン・シェパードもいましたが今では全く見かけることはなく、盲導犬といえばラブラドール・レトリバーかゴールデン・レトリバーがほとんどです。ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーが盲導犬に向いている犬種だということは先ほど説明しましたが、他の犬種は盲導犬にはなれないのでしょうか?
実は世界では、スタンダードプードル、ボーダーコリー、オーストラリアンシェパード、スタフォードシャブルーテリア、ドーベルマン、ロットワイラーなどといった犬種が盲導犬になっているのです。しかも、約8,000頭の盲導犬がいる盲導犬大国のアメリカでは、やはりラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーが一般的なものの、ジャーマン・シェパードも盲導犬として活躍しているそうです。ジャーマン・シェパードは見た目はちょっと怖いですが飼い主に忠実な性格ですので、盲導犬として活躍できるのですね。


盲導犬に向きか不向きかはどうやって判断するの?

105064761_1538bcc029_z

盲導犬の仕事内容は、目の不自由な人の目の代わりになることです。そのためにも目の不自由な人に安全かつ的確に段差や障害物などを知らせたり、赤信号ではきちんと止まったりしなければなりません。公共機関を利用する際には人混みの中に入って行かなければならない時もあるでしょう。その時に、チワワなどのような小型犬では飼い主を身体で押し戻して交通事故などの危険を回避することは難しく、人を安全に誘導できません。またセントバーナードなどの超大型犬では、その大きさで周りの人を威圧しかねないので盲導犬には不向きだと言えます。
人と共同作業をするのが好きな犬種で、さらに中型犬以上の体格でなおかつ周りの方に威圧感を与えない優しそうで穏やかなラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーが盲導犬に向いているということが分かります。
しかし、ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーでも盲導犬になれない場合ももちろんあります。盲導犬訓練所で初期訓練で性格や行動、癖などを精査されて、その段階で注意散漫な性格やわがままな性格など盲導犬として不向きだと判断された場合は、盲導犬になることができません。盲導犬になるために訓練できるのは、わずか10%未満しかいないそうです。盲導犬になるには、犬種も関係ありますが最終的にはその犬のもつ性格が重要だということなのですね。

盲導犬になれる犬種は、体格面もある程度大きくなければいけませんが、性格がとても重要なのです。人に忠実で人と作業することが大好きで環境適応能力がある犬だけが盲導犬になることができるのです。
日本には平成28年4月現在で、984頭の盲導犬が活躍しています。それに対し、盲導犬を希望している視覚障害者は約4,000人いるとのことですので、まだまだ盲導犬は足りていないのが現状です。1頭でも多くの盲導犬が活躍できるよう、見守っていきたいものですね。

Eye catching by Province of British Columbia



– おすすめ記事 –

・「もう仕事は忘れて、どんどん犬に戻ってください。」盲導犬の引退後、ワンちゃんの行動と飼い主さまの言葉に涙!
・【Yahoo!ニュースで話題】正式な補助犬なのに入店拒否・・・聴導犬の実態とは
・なぜラブラドールは肥満になりやすい?
・優しく天真爛漫な大型犬、ゴールデンレトリバーのかわいさにせまる!


focebookシャア
ツイート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
hiro

hiro

犬が大好きな小さな子供が二人いるママです。自宅ではチワワの男の子を飼っています☆大好きな犬のことを、みなさんにわかりやすくご紹介していきたいと思っています。よろしくお願いいたします!

関連するキーワード


記事に関するお問い合わせはこちら