【老犬介護】動物看護士にシニアドッグのお手入れを教わりました

2017.10.04

【老犬介護】動物看護士にシニアドッグのお手入れを教わりました

オムツをしているワンちゃんは、まめにオムツを換えてもニオイが気になるもの。実は、ご家庭にある、あるものを使うとワンちゃんの陰部のお手入れをとても簡単に行うことができるんです。本日は、動物看護師によるペットシッターを派遣してくれる「ケアペッツ」にご協力いただき、シニアドッグのお手入れ方法を教わりました。

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シニアドッグに大切なのは①運動②食事③病気のケア④環境

本日、お話を伺ったのは専属の動物看護師が愛犬・愛猫のホームケアサービスをしてくれる「ケアペッツ」(https://care-pets.jp/)の動物看護師、佐々木真由美さんと山﨑実香さんです。

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<左が佐々木真由美さん、右が山﨑美香さんです。今日は、私の愛犬であるトイ・プードルのキャンディス(14歳10カ月)をモデル犬として、お手入れをしていただきました>

◆シニアドッグケアのポイント①運動

シニアドッグをケアするポイントとしてまず大切なのは、①運動です。体内時計のリズムを整えるため、朝か昼に日光を浴びさせることが大切です。ワンちゃんを抱っこしたりワンちゃん用のカートに乗せたりして散歩をして、ワンちゃんの目や耳、鼻(視覚、聴覚、嗅覚)から情報や刺激を与えてあげましょう。

◆シニアドッグケアのポイント②食事

②食事は、シニア用のフードで栄養を補給するのはもちろん、ワンちゃんの姿勢とフードの柔らかさ、水分が重要です。
首を下げるのが辛そうなときは、市販されている台などを使って首を下げなくてもご飯が食べられるようにします。

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<手作りのフード台です。高さはワンちゃんに合わせて調整をしてください>

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ペットの体型に合わせて高さが3段階に調節ができる。
組み立て簡単。滑り止めマット付き。持ち手つき。

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【老犬介護】夏バテを高栄養食で乗り切りました!シリンジでの食事の与え方

皆様のワンちゃんはこの夏、いかがお過ごしでしたか? 2017年11月で15歳になるキャンディスは体調を崩し、一時は自力で立てず、ご飯も食べられなくなってしまいました。すぐにかかりつけの動物病院に相談し、点滴と高栄養食(療法食)の投与によって何とか乗り切って、今ではすっかり元気になっています。 今回のコラムでは、高栄養食についてご紹介します。

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また、フードは咀嚼しやすいよう柔らかいものを選んでください。シニアのワンちゃんは水分をなかなか摂らなくなるので、ドライフードをぬるま湯でふやかしたり、ウェットフードに水分を足したりして、水分を補給しましょう。

◆シニアドッグケアのポイント③病気

また、③病気では、尿のチェックが重要です。おむつをしているワンちゃんは、おしっこの色が普段より濃くないか、尿量が少なくないかを必ずチェックし、いつもと違ったらかかりつけの動物病院に相談をしましょう。ひじの関節やかかとの骨をまめにチェックして、褥瘡(じょくそう=床ずれのこと)ができていないかも確認しましょう。

◆シニアドッグケアのポイント④環境

④環境では、ワンちゃんが安心できる場所作りが大切です。すべりにくいように、床にはカーペットやコルクマットを敷くとよいでしょう。


ワンちゃんのおまたのお手入れにはスポンジが大活躍!

ワンちゃんを乗せる台、ペットシート、とても柔らかいスポンジ、ぬるま湯を入れた洗面器を用意します。ここでは私のトリミングテーブルを使っていますが、ワンちゃんを乗せられるテーブルならなんでもかまいません。スポンジは、人が体を洗うときのスポンジや、使い古しの食器用スポンジなど、柔らかくて肌あたりのいいものを選びます。

※注意※

ワンちゃんの落下防止リードが付いていないテーブルを使う場合は、必ず2人以上で行い、ワンちゃんがテーブルから落下しないようにしてください。
また、トリミングテーブルの落下防止リードを使っているときでも、シニアのワンちゃんは思いも寄らない動きをします。不慮の事故を避けるため、ワンちゃんからは絶対に目を離さないでください。落下防止リード付きのトリミングテーブルを使う場合も、2人以上で行うことをおすすめします。

※ケアペッツ様より※

現在のところ、ケアペッツでは訪問トリミング・サービスは提供しておりません。要相談にはなりますが、日常生活における健康を保つための簡単なグルーミングの対応は可能です。

まず、ペットシートを台の上に敷きます。

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<ワンちゃんからおむつをはずし、洗面器にスポンジを入れてぬるま湯をたっぷりふくませ、ワンちゃんのおまたを陰部から肛門にかけて拭います。汚れた水はペットシートに落ちるのですぐに捨てられます>
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<足のつけねやお腹など、オシッコがついてしまうところをぬるま湯でぬぐいます>

オムツを換えたのにオシッコ臭いのは、ワンちゃんの毛などにおしり拭きでは拭いきれないオシッコが付着しているからです。スポンジに含ませたお湯で洗い流すことで、汚れもニオイもなくなります。シャンプーなどは使わなくて大丈夫です。

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<洗った後は、タオルでよく拭いて乾かします>

ペット用のバリカンを持っている方は、ペット用のバリカンでおまたの毛を剃っておくと、ウンチをしたときなどのお手入れがぐっと楽になります。

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<お手入れ用に、トリミングテーブルを購入しておくと何かと便利です。私はトリミングテーブルを買ったとき、あまりに便利なのでどうしてもっと早く買わなかったのかと後悔しました>
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<肛門にバリカンが直接当たらないように注意しながら、肛門のまわりの毛を剃っていきます>
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<陰部まわりの毛や、内ももの毛など、オシッコ汚れがついてしまいがちなところを軽く剃っていきます。バリカンは肌に平行に、軽くあてるのがコツです>
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<完成です。汚れがちな肛門、陰部、太ももまわりの毛がすっきりしました>

足のお手入れでワンちゃんはぐっと歩きやすくなります

肉球の間からはみ出ている毛を切ってあげると、ワンちゃんはすべりにくくなります。

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<市販されているペット用のハサミで、肉球の間からはみ出ている毛を切ります>
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<ワンちゃんの爪を切るのが怖い人は、やすりをかけて短くしてあげるだけでもだいぶ違います。一気に全部の足をやろうとせず、一日1本ずつ、などと気長にやるのがおすすめです>
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<ワンちゃんの目やにはウェットティッシュなどでそっとぬぐいます。義眼のキャンディスは非常に目やにが多いので、目やに拭きは毎日行うようにしています>
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<たれ耳のワンちゃんは耳の中やまわりがムレがちなので、耳の下の毛も短くカットします>

自分を追い詰めない、気楽な介護がおすすめです

「こんなお手入れは自分ではできない」という方は、動物病院にお願いしましょう。また、ケアペッツの訪問介護でも相談に応じてくださるとのことなので、ケアペッツに問い合わせてみてください。
ワンちゃんの介護は、大変です。キャンディスつながりの犬友達は、みんなワンちゃんの介護をしています。なかには、介護を真面目に考えすぎて、自分を追い詰めてしまう人もいます。
「寝たきりの犬がかわいそうだから、外出なんてとてもできない」
という友達もいます。

もっと、気楽に考えましょう!! ワンちゃんが長生きしてくれているのは、ペットオーナー様の笑顔が見るのが幸せだからです。自分を追い詰めてしまう前に、ケアペッツのように老犬訪問介護サービスを提供している業者や動物病院に預かってもらったり、相談にのってもらったりするのがおすすめです。

私は、オーストラリアン・ラブラドゥードルのアニィつながりの犬友達と出かけるときは、ご飯とお水をあげた上でキャンディスだけお留守番をさせたり、ペットシッターの方に見てもらったり、動物病院に預けたりしています。
「そんな、自分だけが楽しむなんて、ワンちゃんがかわいそうでできない」
なんて思う必要はないんです。
そうやって気分転換をして、帰ってきて、シニアドッグとまた笑顔で向き合って介護ができれば、ワンちゃんもペットオーナー様もとても幸せになれると思いませんか? ハッピーな老犬介護が私の目標です。

サイズ合わせとまめな交換が一番大事! ワンちゃんのおむつの選び方・換え方

シニアのワンちゃんがトイレシートに排せつをしないようになったら、失敗した排せつをお片付けするペットオーナー様のストレス軽減のためにも、ワンちゃんに早期にオムツを導入することをオススメします。今回は、シニアドッグのためのおむつの選び方、換え方をご紹介します。

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【取材協力】

CARE PETS ケアペッツ https://care-pets.jp/
TEL:0120-949-615
専属の動物看護師が愛犬・愛猫の介護・看護・ペットシッターなどのホームケアサービスを提供するサービスです。今回、とても親切に老犬介護について教えてくださいました。皆様もぜひお問い合わせください!
※現在のところ、ケアペッツでは訪問トリミング・サービスは提供しておりません。要相談にはなりますが、日常生活における健康を保つための簡単なグルーミングの対応は可能です。



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石原 美紀子

石原 美紀子

青山学院大学卒業後、出版社勤務を経て独立。犬の訓練をドッグトレーニングサロンで学びながら、愛玩動物飼養管理士1級、ペット栄養管理士の資格を取得。著書に「ドッグ・セレクションベスト200」、「室内犬の気持ちがわかる本」(ともに日本文芸社)、「犬からの素敵な贈りもの」(出版社:インフォレスト) など。愛犬はトイ・プードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。