犬が踏切を怖がる理由は?対策方法はある?

2018.07.20

犬が踏切を怖がる理由は?対策方法はある?

犬が踏切を怖がる理由は、音や振動、レール、車など沢山の原因があります。怖がる犬は脱走や飛び出し、吠え声や噛みつきなどを起こし、周囲にいる人間や犬、物とのトラブルを起こす可能性があります。踏切対策には音に慣れさせる、踏切を通らない、リードを短く持ったりキャリーに入れるなど、犬を踏切から物理的に遠ざける、などの方法があります。 踏切の音を怖がる犬の対策方法や、踏切以外の救急車やチャイムなどの怖がる音の克服方法などをご紹介します。

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犬が踏切を怖がる理由は?

<犬 踏切

お散歩の途中で、犬が踏切を怖がるという経験をした方は多いのではないでしょうか。中には、「通りたくない」と、リードを引っ張り抵抗する犬もいます。

犬が踏切を怖がる理由にはどんなものがあるのでしょうか。

◆音が怖い

犬の聴力は人間の4倍以上と言われています。中でも遠くから聞こえる小さい音に関しては、人間の16倍もの聴力で聞き取ることができます。
そのため、犬は踏切から遠い場所でも踏切の鳴る音に気付いていることが多いです。

踏切の音は、犬にとって予想ができないタイミングと、予想外の音量で突然鳴り響きます。その音は恐怖でしかありません。
そんな得体の知れない音にどんどん近づいていっている、という事実が更に恐怖を募らせます。

踏切から遠い場所から蓄積された音の恐怖により、怖がるものだと言えます。

◆振動

踏切を通る時に、車道を通る車の振動で道路自体が揺れている感覚は、人間でも感じる事ができます。犬には「車が通ったから振動した」という因果関係が解らないため、「突然地面が揺れた!ここは怖い!」という感想しか持ちません。
そのため、振動は犬が怖がる原因の一つになります。

◆レールが怖い

踏切は、電車が通行するレール(線路)を跨ぐ形で設置されているものが多いため、通る際にはレールの上を歩く必要があります。
人間は、ひょいと跨げば良いですが、犬には得体の知れないものが地面にあるため恐怖を感じてしまいがちです。

また、人間よりも細く、小さな足先をしているため、レールの隙間に足が挟まる事も多く、トラウマに繋がることも多いです。

◆車が怖い

踏切が怖い理由の中には、実は車が近いから怖い、というものも有ります。

踏切は歩道が設置してあっても車道との距離が近く、範囲も狭いことが多いです。大きい車体や、エンジンの音、また乗車したことのある犬は狭い車内環境に振動など、車が苦手な場合はとても多いです。


犬が踏切を怖がる時に注意する点は?

犬が踏切を怖がる時に注意する点にはどんなことがあるでしょうか。確認してみましょう。

◆脱走、飛びだし

突然大音量で鳴り始める踏切の音で恐怖が限界になった時に、犬は脱走したり、飛びだして逃げようとすることがあります。

胴に装着するハーネスタイプでは無い首輪の場合、思いきり力をかけるとスポンと抜けて脱走できてしまう場合もあるため、注意が必要です。
特に大型犬の場合など、力が強い犬の場合は抑止することが咄嗟に出来ない可能性があります。

脱走や飛び出しは、周囲の人、車や通行する電車と接触事故を起こす危険性もあります。

◆吠える、唸る

怖い踏切という存在に対して、吠えたり、唸ったりして威嚇、対抗する犬も多いです。この場合の注意点は、周囲への騒音となるという点です。

周囲には犬が苦手な方がいるかもしれません。吠え声や唸り声は、犬が苦手な方をパニックに陥らせる可能性もあります。

また、周囲に犬がいる場合は喧嘩などに発展しない様にする必要があります。

◆噛み付き

特に臆病な個体であるほど、怖い出来事に対して攻撃的になる傾向があります。どうにもならない恐怖に対して、周囲にいる人や犬を噛みつく、という行動に出る場合もあります。

小さいサイズだから抱っこしていれば大丈夫と思っても、するりと腕から抜けてしまうという事故はとても多いため注意が必要です。

◆お漏らし(失禁)

音を怖がりすぎて、尿や便をお漏らし(失禁)してしまう場合もあります。

そういうタイプの犬は、ストレスがかなりかかっている状態にあります。踏切を通らない配慮をするようにしてあげることが、一番の対策になります。

通らなくてはいけない場合は、犬用オムツやマナーベルトをする、など周囲を歩く人間や犬への気配りが必要です。


犬の踏切恐怖症を改善する方法は?

犬の踏切恐怖症を改善する方法についてご紹介します。

◆音に慣れさせる

突然鳴り始めるカンカンカンという踏切の音に慣れさせるという対策方法があります。

室内で、一日に何度も怖がる音を流して音に慣れさせるという対策方法です。スマートフォンで動画を撮り、それを突然再生させるという方法が一番手軽に試せる対策方法です。

ただし、音がストレスになることもありますので、音の大きさや頻度には注意が必要です。

◆散歩ルートを変える

お散歩ルート上にある場合には、通らない様にする、という対策方法もあります。

最近は鉄道も高架化が進んでおり、避けられる踏切も少なくありません。遠回りになってしまったとしても、避ける方法があるのであれば「通らない」という選択も対策方法になりますので、ルートを考え直すことも必要です。

◆リードを短く持つ

踏切を怖がる犬は、恐怖からパニックに陥り脱走や逃げ出してしまうことが多いです。脱走や逃げ出しは、周囲の車や人間、犬と接触事故を起こす事もあります。

踏切を通る際には、リードを短く持つ、ということも踏切対策の一つです。
手の平にグルグルと巻き付ける形で短く持つと、スルッとリードごと脱走される危険性も低くなるのでおすすめです。

◆抱っこする

踏切の音を怖がる場合に安心感を与えるために、抱っこをして踏切を渡る事も対策方法の一つです。脱走をしない様に、リードはしっかり持った上で身体を抱きかかえましょう。

◆キャリーバッグに入れる

バッグ型のキャリーバッグに入れてしまうことも、対策方法の一つです。

四方を囲まれたキャリーは、犬にとって安心出来るスペースです。脱走の危険も減るため、飼い主にとっても安心で安全な方法だといえます。

◆引っ越す

踏切の周囲に住んでいる、などのケースで、一日を通して怖い音が聞こえ、心が休まる時間が無いという場合には引っ越しも対策方法の一つです。

路線の中には、貨物列車のルートになっている場合もあり、夜間にも踏切が作動していることがあります。人間よりも聴力の良い犬は、踏切から離れていても音を察知することがあります。
一日のうちの長い時間を、踏切の音に怖がる状態で暮らすことは、犬の精神状態にもストレスがかかり良くありません。


救急車やクラクションなど、散歩中に遭遇する大きな音を克服する方法は?

救急車のサイレン

生活の中で犬が怖がる音は、踏切以外にもあります。救急車やクラクション、雷、玄関チャイム、花火などが代表的な例です。

散歩中に遭遇する大きな音を克服する方法についてご紹介します。

◆音に慣れさせる

一番の克服対策は音に慣れさせることです。特に苦手な音や、生活音を録音して、生活の中で時々部屋に流れる様にセットします。

救急車や踏切の音の録音は、難しければyoutubeなどを利用しても構いません。何度も繰り返すことで、救急車や踏切などの怖がる音を「日常の音」だと犬に理解させるために行います。

◆無視する

犬は怖がる音に直面した時に、飼い主に助けを求める事があります。そういうタイプの犬の場合、飼い主が優しく対応してしまうことは「その時」だけの解決方法になってしまい、根本的な解決方法にはなりません。

タイプによっては、この時に無視した方が効果のある犬も多いです。

◆リーダーコントロールのしつけをする

犬は群れで生活する生き物で、群れの頂点であるリーダーには全幅の信頼と服従心を持っています。
そのため、リーダーコントロールのしつけをすることで飼い主をリーダーだと認めさせることができたなら、怖がる音やポイントに遭遇してもリーダーが守ってくれるから大丈夫、と気持ちを切り替えることが可能になります。

逆を言えば、飼い主が頼りないから慌てふためいて怖がってしまう、という事実もあります。

リーダーコントロールは、食事の際に飼い主の合図で食べさせる、散歩などで主導権を飼い主が握る、など毎日の生活の中でしつけを行うことができます。

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犬を踏切恐怖症にさせないためには?

踏切を怖がる様にさせないためには、子犬の頃の過ごし方がポイントです。

犬は、1歳までの間に社会性を養います。その時に、踏切だけではなく救急車やチャイムの音、防災無線の音など外界の音や振動、乗り物などに触れさせ、沢山の経験をさせてあげる必要があります。

この社会経験に乏しい場合には、音を怖がる犬になりやすいので、とても大事な音対策方法だといえます。

社会性を養うベストタイミングは、生後1ヶ月から2ヶ月の間です。

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犬が踏切を怖がる時の対策方法はあります!対策をとって、問題行動を減らしましょう。

犬 踏切

犬が踏切を怖がる理由は、音や振動、レール、車など沢山の原因があります。怖がる犬は脱走や飛び出し、吠え声や噛みつきなどを起こし、周囲にいる人間や犬、物とのトラブルを起こす可能性があるため危険です。

犬が踏切を怖がる時や、救急車など他の音に怖がる時には、この記事で紹介した対策方法を試してみてくださいね。



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St.Elmos

St.Elmos

動物看護士、トリマー、愛玩飼養管理士などの資格を持っています。 家族の一員としてのワンちゃんネコちゃんにまつわる情報をお伝えできればと思います。

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