犬はとうもろこしを食べられる?与えるときは”生”と”芯”に注意。コーンの栄養・効能についても解説

2020.07.30

犬はとうもろこしを食べられる?与えるときは”生”と”芯”に注意。コーンの栄養・効能についても解説

「愛犬がとうもろこしを食べたがるけど、犬にとうもろこしを与えても本当に大丈夫なの?」と疑問に思っている方もたくさんいるのではないでしょうか? そこで今回は、犬はとうもろこしを食べても大丈夫なのか、与える時の注意点はあるのか、とうもろこしの栄養は犬にどのような効能をもたらすのかを詳しくご紹介していきたいと思います!

【掲載:2019.05.09  更新:2020.07.30】

犬はとうもろこしを食べられる?

とうもろこし

まず一番気になるポイントは、「犬はとうもろこしを食べても大丈夫なのか?」という事ですよね。

その問題についてハッキリと結論を言いますと、犬はとうもろこしを食べても大丈夫です。「良かった!」と安心したと思います。

ただし、犬がとうもろこしを食べる事に問題はありませんが、与え方と与える量には気を付けてあげる必要がある食べ物です。

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犬にとうもろこしを与えるときの注意点は?

一番初めに、「とうもろこしの与え方、与える量に注意して下さい」とお伝えしました。

なぜとうもろこしを犬に与える量や与え方に注意が必要なのか、注意するべき点とその理由を説明していきます。

◆生で与えない

犬にとうもろこしを与える際に注意してほしい事の一つとして、とうもろこしを生で与えないという事が挙げられます。

なぜかと言うと、加熱していないとうもろこしの皮はとても硬いため、生で食べてしまうと消化不良を起こしてしまう可能性が高いからです。
加熱することにより皮が柔らかくなりますので、犬にとうもろこしを与える時には必ず加熱してから与えましょう。

また、とうもろこしを茹でて犬に与える場合には、塩で茹でた物を与えると塩分過多となってしまいます。塩茹でのとうもろこしは犬に与えないようにして下さいね。

◆芯を与えない

とうもろこしは犬にとってとても栄養価が高く、体に良い食材です。しかし、とうもろこしの芯は絶対に犬に与えてはいけません。なぜなら、とうもろこしの芯は食物繊維の塊だからです。

お通じに良いくらいの食物繊維でしたら問題はありませんが、とうもろこしの芯に含まれる食物繊維はその度を超しており、犬にとって消化しきれない程のものです。
とうもろこしの芯はその食物繊維の多さゆえに犬にとっては有害で、消化器官に詰まってしまうだけでなく喉にも詰まってしまう可能性も高い危険なものです。

万が一犬がとうもろこしの芯を誤食してしまった際に起こる症状を見てみましょう。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 腹痛
  • 便秘
  • 元気の消失
  • 腹部膨満
  • 呼吸困難
  • 意識障害

とうもろこしが犬の器官に詰まってしまうことで、このような症状が引き起こってしまいます。

腸に異物が詰まり塞がることで起きる病気「腸閉塞」を引き起こしてしまうと、最悪の場合死に至ることもありますので、早期の手術が必要となってきます。

もちろん、とうもろこしの芯を飲み込んでしまった場合、必ずしもみんなが腸閉塞を引き起こすわけではありません。
飲み込んでしまったとうもろこしの芯の大きさによって症状の出方は異なります。

芯が大きく喉や腸に詰まってしまった場合は、当日だけでなく数日後に症状が現われる可能性もあります。
そのため、誤食してしまったとうもろこしの芯の大きさが大きい小さいに関わらず、必ず早期に動物病院を受診しましょう。

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◆アレルギーに注意する

実はとうもろこしは犬のアレルギー源としても有名です。今まで食べた事がなかったために知られていないけれど、とうもろこしアレルギーを持っているという犬もたくさんいるはずです。

犬のとうもろこしアレルギーの症状としては次のような症状が挙げられます。

  • ・嘔吐
  • ・下痢
  • ・痒み
  • ・湿疹

アレルギーが酷いと重篤な症状が出てしまう事もありますので、犬がとうもろこしを食した後はしばらく様子を見るようにしましょう。

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◆与える量に注意する

とうもろこしは犬にとってとても良い食材ですが、与えすぎは禁物です。

とうもろこしは体に良い反面、消化不良を起こしやすい食材でもあるので、大量に与える事は危険です。犬が消化不良を引き起こすと嘔吐や下痢などの症状が出てしまいます。
愛犬に辛い思いをさせないためにも、とうもろこしは適量を与えるようにしましょう。

犬にとってのとうもろこしの適量の目安は、加熱した可食部を10~20g程度とされています。もちろん犬の大きさによって与えて良い量は前後してしまいますが、大量に与えてしまうと、消化不良を起こしてしまう可能性が高まりますので気を付けましょう。

基本的には主食のドッグフードにトッピングしたり、おやつとして少量与える程度が望ましいでしょう。

◆すり潰して与えると良い

とうもろこしは食物繊維が豊富です。しかし犬は食物繊維を消化する事が苦手なので、非常に消化不良を引き起こしやすい食材となってしまいます。

とうもろこしの皮の部分は特に、不溶性食物繊維のセルロースというお通じに良い成分が入っているため、出来るだけ消化不良を起こさせずに犬に与えたいところです。

そのため、とうもろこしを犬に与える時の与え方としては、「加熱後すり潰して与える」という方法が無駄なくとうもろこしの栄養を摂取できる方法だと言えます。

◆無理に与えない

とうもろこしはその豊富な食物繊維が魅力的な食材ですが、食物繊維を消化する事が苦手な犬にとって、食べ方に気を付けなくてはいけない食材です。犬によっては他の犬よりも食物繊維を消化する事がとても苦手な場合もあります。

そのような場合、大抵は消化されずに便にそのままとうもろこしの粒が出てきたりします。消化出来ない物が体の中を通って行く事はとても負担の掛かることです。

愛犬がとうもろこしを消化できなそうな様子の場合は無理して食べさせず、与えるのを辞めるという選択をした方が良いでしょう。


犬に嬉しいとうもろこしの栄養・効能は?

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◆とうもろこしに含まれる栄養素

とうもろこしの主な成分は「炭水化物」となっています。粒を覆っている皮の部分は、不溶性食物繊維であるセルロースでできており、胚芽の部分にはビタミンB群がとても豊富に含まれています。

それだけでなく、とうもろこしにはビタミンE・マグネシウム・カルシウム・カリウムなどのミネラル、食物繊維がバランス良く豊富に含まれているため、栄養価が高い素晴らしい食材と言えます。

◆とうもろこしの効能

先ほど、とうもろこしには栄養がバランス良く含まれていると説明しました。そのため、とうもろこしが犬に与える栄養が影響する事で得られる効能もたくさんあります。

そのなかでもとうもろこしが犬に与える効能の代表をいくつか挙げると、以下の効能が期待できます。

●便秘の改善

とうもろこしに含まれる不溶性食物繊維のセルロースが犬のお通じに作用する事で便秘を改善する効能が期待されます。

●免疫力の向上

とうもろこしに豊富に含まれるビタミンが上手く免疫に作用してくれます。

●母胎や体に良い

とうもろこしの成分には妊娠期や成長期に必要となる「葉酸」を多く含んでいます。この葉酸という成分は胎児などの細胞分裂やDNAの形成に必要な成分であるため、とうもろこしは母胎・胎児共にとても良い食材である事が分かります。


ドッグフードの原材料のとうもろこしは、一般的なとうもろこしとは違う?

ドッグフード

ドッグフードの原材料を見ると、「とうもろこし粉」または「コーンミール」「コーングルテン」などと記載されているドッグフードもあるかと思います。

「とうもろこしがそんなに栄養価が良く素晴らしい食材だからドッグフードにも使われているのか!」と思ってしまいがちですね。
実はドッグフードの原材料に含まれている「とうもろこし粉」「コーンミール」「コーングルテン」は私たちの普段食べているとうもろこしとは違う物です。

こちらの「とうもろこし粉」「コーンミール」「コーングルテン」は、製造過程によって名前が異なります。普段私たちが食べているコーンの粒がそのままフードに入っているわけではありません。

そのため、いくらドッグフードの原材料に「とうもろこし」と記載されているからと言って、毎日人間の食べるとうもろこしを日常的に大量に与える事は危険ですのでやめましょう。


犬へのとうもろこしの与え方に関するまとめ

犬も食べる事ができるとうもろこしについて、犬への与え方や注意点なども踏まえてご紹介していきましたが、いかがでしたか?

おさらいとしてもう一度良く覚えておいて欲しい事は、「とうもろこしは芯を与えない」ということです。もちろん与える量にも注意が必要ですが、特に愛犬がとうもろこしの芯を誤食してしまう事がないように、与え方には十分注意しましょうね。

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ちょば

ちょば

わんちゃん大好き人間です。動物の専門学校にて様々な資格取得後トリマーやペットショップの店長を経験しました。たくさんの方に楽しいワンワンライフを送っていただくため、持てる知識と経験をフルパワーで提供していきたいと思います。


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