愛犬の長生きの秘訣は?健康維持で気をつけたいこと

2020.04.02

愛犬の長生きの秘訣は?健康維持で気をつけたいこと

日々愛犬の健康チェックを行っていますか?愛犬の長生きには、飼い主さんがしっかりと犬のちょっとした異変に気付いてあげ、適切な早期治療を受けさせてあげることが大切です。それに加えて十分な睡眠と適度な運動、胃腸ケアを中心に質の良い食事を与えると良いでしょう。今回は、日々チェックしたい犬の健康管理ポイントを中心にご紹介いたしますので、是非ご活用ください。

おうちでできる犬の健康チェック!気をつけるポイントは?

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◆便の健康チェック

・気をつけるポイント:便の回数
便は犬の健康状態を確認する上でとても大切なバロメーターになるので、便の回数、色や状態は毎日しっかりと確認しましょう。

排便に関しては犬によって個体差がありますが、1日の回数の目安は2回前後です。

排便回数が4~5回以上の場合は、何かしらの原因によって腸の蠕動運動が高まっている可能性があるので、念のため動物病院で検査することをおすすめします。

・気をつけるポイント:便の状態
便の状態については、水分量が少しあるような弾力のある便で、1度の排便で2~3本程度、便を拾う際に地面に便の跡が付かない程度が理想的です。

健康体であっても食べ物や気温、水分摂取量やストレスなどの様々な原因で便の状態は影響を受けるので、完全にこれらの条件に一致していなければいけないというわけではありません。

ただし、下痢や固すぎる便、血が混じっているような便には注意しましょう。

・健康管理のポイント
腸は犬の体の中でも免疫細胞が集中している器官ですので、便の状態を把握して腸内環境を健康的に維持することが長生きの秘訣の1つです。

◆尿の健康チェック

・気をつけるポイント:尿の回数
個体差はありますが、一般的に犬の尿の正常な回数は、マーキングを除き1日3回~4回前後が目安ですので、膀胱炎などのリスクを考え、尿の回数も注意して観察しましょう。

・気をつけるポイント:尿の状態
尿の色はバイタルサインの1つと考えられており、便同様に尿の状態も毎日のチェックが健康維持には欠かせません。

健康的な尿の色は淡い黄色~少しオレンジがかった黄色ですが、犬によって色の差があります。日々観察して「愛犬の正常な尿の色」を把握しておきましょう。

濃くなっているときは脱水症状が出ている可能性があり、濃い場合には病気の可能性など、色の変化によって健康管理を行うことができます。特に赤っぽい尿や茶色がっぽい尿、血尿には細心の注意が必要です。

・健康管理のポイント
最近の犬用ペットシーツは消臭性などの理由で色が付いているものが多くありますが、おうちで尿の健康チェックを行う際は、白いペットシーツを利用すると色の把握がしやすいのでおすすめです。

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表面の不織布が、すばやくオシッコを通過させ、ポリマーでしっかり吸収します。
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◆目の健康チェック

・気をつけるポイント
目の状態を確認するときは、目やにや涙が出ていないか、白目が赤くなっていないか、痒がる様子がないかなど普段と変わりがないかを確認しましょう。

犬も年齢を重ねると白内障リスクが高まり、白内障が原因のぶどう膜炎など目の病気にかかりやすくなりますので、目の色が濁っていないかも合わせて確認するようにします。

・健康管理のポイント
チワワやシーズー、プードル、パグ、フレンチブルドッグを中心に涙焼けになりやすい犬種については、日々目の周辺を拭いてあげるなどこまめなケアを行いましょう。

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◆耳の健康チェック

・気をつけるポイント
耳から異臭がしないか、汚れていないか、耳を頻繁に掻くような仕草がないかを中心に健康状態を確認しましょう。

傷や出来物、炎症がないかをチェックして、異常がある場合は早めに獣医師の診察を受けることが大切です。

・健康管理のポイント
キャバリアやゴールデンレトリバー、バーニーズマウンテンドッグなど、たれ耳の犬の場合は耳の中が蒸れやすく細菌が繁殖しやすいので、外耳炎を中心に耳の病気に注意しましょう。

梅雨時をはじめとし湿気が多い時期は、耳洗浄液を使用して犬用綿棒などで掃除してあげるなどのケアをしてあげましょう。

犬の耳は非常に複雑な構造になっているため、耳掃除に慣れていない方は一度獣医師に相談して処置している場面を見せてもらうと参考になります。

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ワンちゃんやネコちゃんの耳垢の洗浄に使用してください。

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◆口の健康チェック

・気をつけるポイント
口の健康チェックに関しては、口臭や歯石のチェック、口腔内に出来物や炎症がないかを中心に確認します。

・健康管理のポイント
口腔内が不衛生だと歯周病リスクが高まり、口の中が汚れていると雑菌が増殖することで、これらが歯肉を通して、腎臓や肝臓、心臓などを中心とした臓器に悪影響を及ぼす危険性があります。

最低でも1日1~2日に1度を目安に、歯磨きをする習慣をつけましょう。

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◆鼻の健康チェック

・気をつけるポイント
寝起きを除き、鼻が適度に湿っているか、過度に乾燥していないか、鼻水や出血がないかを中心に確認しましょう。

・健康管理のポイント
犬の鼻は通常は鋭い嗅覚機能を維持するため、また発汗することから湿った状態になっています。

寝起きなど一時的なものを除き、鼻が乾燥している際は脱水症状を引き起こしている可能性があるので、適切な水分摂取を行わせます。

改善が見られず継続して鼻が乾燥している場合は、獣医師に相談しましょう。

◆皮膚と被毛の健康チェック

・気をつけるポイント
ノミやダニが付着していないか、痒がる様子がないか、皮膚上に出来物や炎症がないかを中心に確認しましょう。

皮膚に症状がでる病気は、アレルギーや皮膚病を中心に数多くあるので、異常が見られる場合は獣医師に相談することをおすすめします。

・健康管理のポイント
ノミやダニの発生時期に注意して予防薬を投与しましょう。

ノミやダニに関しては発生時期が地域によって異なりますが、予防時期の目安としてはダニが3月~12月上旬、ノミは一年中発生する危険性があります。

ノミやダニの予防に合わせて、4月~11月下旬まではフィラリア予防も行うと良いでしょう。

◆食欲と水分摂取量で健康チェック

・気をつけるポイント
食欲が低下しているときは病気の可能性があるため、数日間食欲不振が続くようでしたら動物病院で検査を行いましょう。

・健康管理のポイント
成犬の体は約50~80%が水分で出来ていますので、脱水症状が続くと生命に関わることがあります。

犬の水分摂取量は冬場に低下しやすいので、冬場のこまめな水分補給と、夏場の暑い時期の水分摂取には特に注意しましょう。

犬によっては、生まれつき水分摂取をこまめに行わなかったり、老衰によって水分摂取量が減ることもあります。

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愛犬の異常に気付いた時は

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愛犬の異常に気付いた時は、まずは獣医師に相談して動物病院で検査を行うのが早期発見、早期治療にとっては一番大切です。

自己判断で解決せずに専門家にしっかりと見てもらい、適切な治療を受けさせましょう。


犬も健康診断に行こう

犬種や個体差はありますが、一般的に犬は人の4倍ものスピードで歳をとると言われていますので、成犬であっても半年に1回以上健康診断を受けるのが理想的です。

最近では犬の健康診断、ドッグドック、ペットドック、ワンちゃんドックのような人間の健康診断のような犬の病気の早期発見に役立つ健康診断プランなども多くあるので、活用すると良いでしょう。

これらの犬の健康診断は、基本的には単体で様々な検査を受けるより価格が安くなる傾向にあります。

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人間界ではもはや受けることは当たりまえのようになっている健康診断や人間ドッグ。 受けたことがある人は多いでしょう。 最近では、ペットの健康診断も耳にするようになってきました。 家族と同じような存在の愛犬ですから、長生きしてほしいですよね。 そんな願いを込めて愛犬に健康診断を受けさせた方がいいと思っているものの、その内容が気になっている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

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まとめ

愛犬の健康維持には日々のこまめな身体チェックと早期発見、早期治療は欠かせません。

犬のQOL維持や長生きのためには、質の高い食事と適切な運動、十分な睡眠を心がけ、愛犬の体の異変にすぐに気づいてあげることが大切です。



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動物看護士(日本能力開発推進協会/日本キャリア教育技能検定協会)、老犬介護士(日本キャリア教育技能検定協会)、犬の管理栄養士(全日本動物専門教育協会)、ドッグトレーニングアドバイザー(日本ペット技能検定協会)等、動物関連資格を多数保有。大型犬2頭、中型犬1頭、小型犬(保護犬)1頭、猫3頭と暮らしながら、役立つペット関連情報を提供しております。


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