犬がご飯を残すのはなぜ?ドッグフードを食べないときの注意点と対処法。

2020.09.05

犬がご飯を残すのはなぜ?ドッグフードを食べないときの注意点と対処法。

食欲は愛犬の健康状態をチェックするバロメーターでもあり、健康チェックの一つの目安にもなります。 普段食べているご飯を愛犬が残してしまうと飼い主さんはなぜだろうと心配になります。 犬がご飯を残す理由は様々ですが、考えられる理由と対処法について紹介します。

犬がご飯を残すときに考えられる理由は?

犬がご飯を残す

愛犬にはいつまでも健康で元気に生活してほしいものですが食欲は健康のバロメーターであり、その日の愛犬の健康状態をチェックする一つの指針にもなります。
いつも食べているご飯を残している姿をみると、飼い主さんは何かの病気なのでは?と心配になってしまいますよね。

◆犬がご飯を残す理由①体調不良や怪我

犬がご飯を残す理由の一つとして、体調不良や怪我が原因の場合もあります。
そんな時にはすぐに動物病院を受診して獣医さんの診察を受けることが必要になりますが、犬がご飯を残した時に考えられる理由はそれだけではありません。

📌【おすすめ記事】【獣医師監修】老犬がご飯を食べない時にできる食事の工夫について

◆犬がご飯を残す理由②ストレスを抱えている

なにかストレスを抱えていたり、神経質な性格の子は飼育環境が少し変化するだけでもご飯をたべなくなることもあります。
さらには、与えているドッグフードをいきなり変えてしまうといつもと違う味に愛犬が戸惑ってしまい食べなくなるという場合もあります。

ドッグフードを新しいものに切り替える際には、愛犬の胃腸に負担をかけないためにも1〜2週間かけて徐々に新しいフードの比率を増やしていきます。
便の状態や愛犬の食いつきなどをチェックして問題釜ないようならば新しいドッグフードに全量変更するようにしましょう。

📌【おすすめ記事】犬のストレス解消法は?ストレスサイン・仕草を見逃さないで!

◆犬がご飯を残す理由③ドッグフードの味が気に入らない

また、犬にも好みがありますからドッグフードの味が気に入らないなどの理由からご飯を食べなくなる可能性もあります。
主原料を確認し、ビーフ・チキン・フィッシュ・ラムなど愛犬の好みに合わせたドッグフードを選ぶと良いでしょう。
さらには、年齢に合わせたドッグフードを適切に与えることが重要です。

老犬に子犬用のドッグフードを与えると味が濃すぎたり、油分により胃腸の負担になり食欲が低下してご飯を残す原因にもなります。
ドッグフードは身体に優しいできるだけ添加物の使われていない商品をチョイスするようにします。

また、アレルギーなどがある愛犬はアレルゲンの取り除かれたものを選ぶようにします。

このように愛犬がドッグフードを食べない理由は様々ですが、どのようにしたら食べてくれるようになるのかも気になるところです。

本記事では愛犬がご飯を食べない時の対処方法やそんな時に注意したい項目について紹介します。
ご飯を残すことにお悩みの飼い主さんの参考になれば幸いです。


犬がご飯を残すときの注意点

犬がご飯を残す理由について様々な理由があると紹介しましたが、注意したいのは病気や怪我が原因の時になります。
普段から食欲旺盛で完食していたにも関わらずいきなりご飯を残すようになった、ご飯を残す以外にも元気がない、下痢や嘔吐などの症状がまたある場合には早めに獣医さんの診察を受けるようにしましょう。

特に老犬や子犬などは抵抗力が弱く、ご飯を残すことにより必要なエネルギーを摂取できなくなってしまうので衰弱したり、病気が原因の場合には症状が悪化してしまう可能性があります。
愛犬の様子をよく観察しながらご飯を残す以外に症状がないかチェックするようにしましょう。

犬がご飯を残す時に考えられる病気として胃捻転や腸閉塞などの可能性が考えられます。
胃捻転や腸閉塞の場合にはすぐに手術などの対応をしないと命の危険もある疾患です。
愛犬の様子を見ながら動物病院を利用するようにしましょう。
 

◆必要な栄養が得られていない

1日2日ご飯を残すぐらいではあまり心配ありませんが、何日もご飯を残してしまうという場合にはなんらかの対処をして愛犬にご飯を食べてもらう必要があります。

総合栄養食と記載のあるドッグフードは、ドッグフードと水さえあれば1日に必要な栄養素を摂取することができます。
主食として与えている方がほとんどかと思いますが、ご飯を残してしまうと必要な栄養素を得られなくなり愛犬の健康に悪影響が出てしまう可能性もあります。

必要な栄養が得られないと体重の減少や免疫力が低下して様々な病気にもかかりやすくなります。
さらには皮膚や被毛のトラブルにもつながるため、バランスの良い食事を与えてきちんと必要な栄養素を摂取してもらうことが重要になります。


犬がご飯を残すときの対処法

犬がご飯を残す

それでは具体的には犬がご飯を残してしまう時にはどのように対処すれば良いのでしょうか?
愛犬がご飯を食べてくれるようになる方法を紹介します。

第一に犬がご飯を残す原因を特定することが大切です。
原因によって対処法が異なるためなぜ愛犬がご飯を残すようになったのか生活になにか変化はなかったなどチェックしてみましょう。

また、愛犬の性格によってそれぞれ対処法が異なりますのでこちらで紹介する方法を参考にしながら、自分の愛犬にぴったりの対策を知るヒントにしていただければ幸いです。

◆トッピングをする

ドッグフードを残す場合には、茹でた野菜やササミなどをトッピングして嗜好性を高めてあげるのがおすすめです。
ササミや野菜を茹でる時には塩などは使わずに味付けも基本的にはしないようにします。
人にはただボイルしただけでは物足りなく感じますが、犬には十分匂いも強く感じ嗜好性もグッとあがります。
老犬や子犬に野菜やササミなどのトッピングを追加する場合には、一口サイズにカットして与えるようにします。
飲み込む力が弱い老犬や子犬はトッピングを喉につまらせてしまうこともあるため注意が必要です。

愛犬の口のサイズに合わせてカットしてから与えるようにしましょう。
また、野菜などは十分冷ますようにして火傷しないようにします。
冷ました野菜やささみの煮汁をフードにかけて与えるのもおすすめです。

ペットショップにはドライフードにかけるふりかけやフリーズドライの野菜なども販売されていますので、うまく活用してみるのもおすすめです。
さらにはソースのようにウェットフードをトッピングするのも効果的です。
ウェットフードは匂いも強く嗜好性を高める効果が期待できます。

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さらにはドライフードにお湯を入れてふやかしてみたり、形状を変えて与えてみるのも良いですね。
その際には火傷に注意して冷ましてから与えるようにします。

📌【おすすめ記事】子犬のご飯をふやかすのはいつまで?理由やメリット、注意点まで

◆食べないようならすぐ下げる

愛犬がご飯を残して食べないからといっていつまでもご飯を出しっぱなしにしておくことは逆効果になります。
いつもご飯があると愛犬はいつでも食べられると認識して食欲もまばらになり、さらに食べなくなって残す原因になります。

食べないようならばすぐに下げるようにしてメリハリをつけることにより、今食べないとダメだという危機感を持ってもらうことで食欲が回復することもあります。
衛生的にもご飯を置きっぱなしにしないようにして残したご飯はすぐに下げるようにしましょう。

最低でも1時間以内にはご飯を下げるようにします。


残したドッグフードは捨てましょう

上記で残したドッグフードはすぐに下げるように紹介しましたがドッグフード自体も捨てるようにして新しいドッグフードを次の食事の時間に出すようにしましょう。
捨てるなんてもったいないと感じる飼い主さんもいるかもしれませんが、少しでも愛犬がドッグフードに触れている場合には、唾液がついていることもありそこから菌が繁殖してご飯が腐敗してしまう可能性があります。

特に梅雨時期や夏場などはカビが生えやすくフードが劣化するのも早いため特に注意が必要です。
劣化したドッグフードは必要な栄養素が壊れてしまい、愛犬に必要な栄養素を摂取してもらうことができません。
さらには腐敗したドッグフードを万が一食べてしまうと食中毒の原因にもなります。

食中毒は激しい嘔吐や下痢、発熱などの症状を伴い症状が進行すると命の危険もある重篤な疾患です。
さもフードの劣化を防ぐためにも愛犬に与えるドッグフードは新しい新鮮なものを与えるようにします。

📌【おすすめ記事】犬の食中毒の原因と要注意食材を知っておこう!~食中毒にならないための保存方法~


犬がご飯を残す行為に関するまとめ

犬がご飯を残す時に考えられる理由と対処法について紹介しました。
飼い主さんは愛犬がご飯を残してしまうとなんでだろう?と不安に感じますよね。
犬がご飯を残す理由は様々ですがなぜ残してしまうのか原因を早めに特定することが大切になります。

特に病気や怪我が原因の場合には、動物病院での治療が必要になります。
獣医さんの指示に従って適切に治療を受けることにより食欲が戻るようになりますし、さらにはご飯の与え方などのアドバイスをもらうことも可能です。

ストレスが原因でご飯を残す時にはそのストレスの原因を早めに取り除いてあげることが必要です。
ご飯を残す理由を知るために愛犬の生活に変化がなかったか確認してみましょう。

ストレスの原因として多いのは新しい犬や子犬が来た時や季節の変わり目などが挙げられます。
普段からコミュニケーションをとり、愛犬の様子を観察することで小さな異変にも気づきやすくなります。
愛犬との充実した生活のためにこちらの記事を参考にしていただければ幸いです。



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のえコアラ

のえコアラ

犬の専門学校を卒業後、犬のテーマパークにて飼育員を5年間しておりました。 様々な犬種の飼育経験があります。 その後ホームセンターでペット用品の販売をしておりました。 現在はペット系の記事を中心にライター活動しております。 資格 愛玩動物飼養管理士1級 小動物看護士


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