犬の口臭の原因は?簡単に使える口臭用スプレーやその他の対策方法

2020.09.07

犬の口臭の原因は?簡単に使える口臭用スプレーやその他の対策方法

犬の口臭の原因は様々で、病気が原因でない場合は、歯磨きと犬用口臭スプレーを使用することによって解消できます。今回は、犬の口臭の原因や対策、歯の磨き方など幅広くご紹介致しますので、是非愛犬の口臭対策にご活用ください。

犬の口臭の原因は?

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犬の口臭の原因は、基本的には口腔内が不衛生であったり乾燥や食事、病気が原因として考えられます。
ここでは、犬の口臭症状が引き起こされやすい原因についてご紹介致しますが、病気が原因でない場合は歯ブラシとスプレーを活用したり、こまめな水分補給をさせることが口臭対策に効果的です。

◆口腔内の問題

犬の口臭が気になるときは、まずは口腔内を確認しましょう。
確認したいポイントとしては、歯茎の色や炎症、出来物ができていないかを確認します。
その他、歯石が付着していないかや出血がないかなども細かく確認することをおすすめしますが、獣医師に検査をお願いするのが一番安心です。
出血が見られる場合は、口内炎や口腔内腫瘍が原因となっているケースもあるので注意が必要です。

◆口の内部乾燥

犬の口の内部が過度に乾燥していると、口臭が引き起こされることがあります。
通常、口腔内は唾液などにより水分が保たれていますが、水分が減ると唾液が濃縮されてしまうことが原因で口臭が引き起こされやすくなります。
口呼吸が頻繁でないか、水分摂取量が足りているか、鼻腔に異常がないかなど確認する必要があります。

◆食事が原因

食事が原因で犬の口臭を引き起こすこともあります。
ウェットフードに関しては、水分量が多いことから愛犬の嗜好性を高めたり、消化吸収力を高めるなどのメリットがありますが、歯に付着しやすく歯磨きができない犬の場合は口臭や歯に関連する病気の原因にもなります。
その他、植物性タンパク質や炭水化物量が多いような食べ物や油分が多いドッグフードは、犬の消化器官に負担をかけ口臭を引き起こす原因に。
酸化したドッグフードに関しても口臭を引き起こしたり犬の健康被害の原因になることがありますので、食事内容や食事の質にも配慮が必要です。

◆病気が原因

犬の口臭症状を引き起こす病気は数多く、歯周病や口内炎、口腔内腫瘍を中心とした口腔内の病気や口腔内以外の疾患によって口臭がすることがあります。
口臭が症状となる病気の詳細に関しては、後半でご紹介致します。


口臭にも種類がある

口臭にも種類があり、臭いによって原因を予測することができます。
ここでは、口臭の種類別に考えられる原因をご紹介致しますが、あくまで一般的な予測であることをご了承ください。
病気が原因の場合は獣医師に相談するのが一番ですが、そうでない場合は歯ブラシやスプレーを活用しましょう。

◆アンモニア臭

アンモニア臭のような口臭の場合は、一般的に肝不全が原因として考えられます。

◆生臭いような臭い

生臭いような臭いの場合は、口腔内の乾燥が原因として考えられます。

📌【おすすめ記事】【獣医師監修】犬の口臭の原因は?歯磨きが苦手な犬でもできる口臭対策


犬の口臭対策スプレーおすすめ3選

ここでは、歯磨きが苦手な犬におすすめの口臭スプレーをご紹介致しますが、スプレーは、極力歯ブラシと併用することをおすすめします。

◆ペットキッス ブレススプレー

 ペットキッス ブレススプレー 80ml
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犬猫用の口臭対策に効果的なスプレーで、口臭対策に有効。ノンアルコールで刺激がないので安心して犬に使用することができます。スプレー式の口臭対策に慣れたら、歯ブラシも併用しましょう。

◆マイクロシンAH オーラルケアのスプレー

マイクロシンAH オーラルケア 120ml
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歯磨きが苦手な犬におすすめのオーラルケアスプレー。増粘剤を中心に化学物質を一切使用しておらず、スプレーするだけで歯だけでなく歯茎の菌の除去にも効果的です。

◆ピュアラ マウスフレッシュスプレー

ピュアラ マウスフレッシュ 100ml
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カテキンとフラボノイドが配合された口臭対策スプレーで、愛犬の口臭ケアをサポート。即効性が高いのが特徴で、安心して愛犬に使用することができます。


スプレー以外の口臭対策方法

病気が原因でない場合は、定期的な歯ブラシが一番口臭対策に効果的ですので、歯ブラシを嫌がらない犬の場合やしつけが行える場合は、スプレーだけでなく歯ブラシやシートを利用しましょう。

◆歯ブラシ

ペットキッス 指サック歯ブラシ
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指サックタイプの歯ブラシで、歯磨きに慣れていない犬やしつけを始める段階の犬はもちろん、全般的に愛犬にストレスがかかりにくいのが特徴です。

◆歯みがきシート

PETKISS 指サック歯みがきシート
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歯磨きシートは、必ず犬用(または犬猫用)のものを使用し、人間が使用するようなアルコール成分が入ったウェットティッシュなどで代用しないように注意しましょう。


犬の歯磨き方法

犬のハミガキ方法

病気が原因でなく口腔内の衛生状態が悪いことで口臭がする場合は、定期的な歯磨きが口臭対策に一番有効です。
口臭が重度の場合は、歯磨き後にスプレータイプの口臭ケア用品を使用するとより効果的です。
小さな頃から、口腔内部に触れることに慣らしておかないと嫌がる成犬や老犬が多く、いずれにしても始めは歯を磨く、というよりは歯を拭くことに慣らしてあげましょう。

◆歯磨き方法

まずは、愛犬の口の周り(頬や顎など)にやさしく触れることから慣らします。
口回りを触っても嫌がらないようであれば、十分褒めながら口の内部を触る練習をして、歯の汚れをふき取る習慣をつけることから始めます。
アルコールや有害成分が入っていないものであれば、最初は無臭のガーゼを指に巻いて歯に触れるトレーニングをすると良いでしょう。
犬が歯や歯茎を触られることに抵抗しなくなったら、犬歯や前臼歯など手前の歯から磨いていくと良いでしょう。
ただし、犬や飼い主さんによって磨きやすい歯は異なるので、犬が嫌がらない場所から歯磨きを行うことが大切です。
歯磨きは、慣れてきたら1日に一度行い、犬の歯垢が歯石になるスピードを配慮すると最低でも3日に一度は行う必要があります。

◆歯磨きの注意事項

長時間歯ブラシをすると犬にストレスがかかるので、慣れて短時間で行えるようになるまでは一度にすべての歯を磨こうとせず、数回に分けて行うと良いでしょう。
無理に行ったりストレスが加わると一層歯磨きが嫌いになってしまうので、しっかりと褒めてあげながら焦らず気長に慣らしていく必要があります。
また、歯磨きを普段していない犬の場合、少し磨いただけで歯茎から出血することがあるので、やさしくマッサージするような感覚で磨くことが大切です。


口臭を症状とする病気

口臭を症状とする病気は様々で、一概に口腔内の病気とも言い切れません。
肝不全やケトーシスなど、口腔とは関係ない体の部位において病気が発症しているケースもあるので、しっかりと動物病院で検査してもらいましょう。 

◆歯周病

歯周病は、老犬に多い口腔内の病気で歯垢内部に隠れている細菌が原因で引き起こされます。
歯肉炎が生じている場合は、細菌の増殖によって炎症がどんどん広がっていくので、早めに獣医師に相談しましょう。

📌【おすすめ記事】犬猫のオーラルケアしてますか?歯周病予防のための歯みがきトレーニング4ステップ!

◆口内炎

歯茎が赤くなっている場合は、口内炎を疑います。
なお、ウイルス性の病気や腎不全が原因で口内炎が引き起こされることがあります。

◆口腔内腫瘍

歯の腫瘍や口腔内の腫瘍によって口臭が引き起こされることがあります。
犬の場合、歯においてはエナメル上皮腫が多く確認され、歯以外の口腔内腫瘍(口腔内の粘膜や舌、歯茎など)にも良性、または悪性の腫瘍が発生することがあります。
口腔内腫瘍に関しては犬においては、メラノーマと扁平上皮癌、線維肉腫の3つが多く発症するといわれていますが、いずれにせよ口腔内に出来物がある場合、初期段階で発見できれば根治を目的とした治療が可能なケースもあるので、早めに獣医師に相談しましょう。

◆肝不全

肝不全の場合の口臭はアンモニア臭が特徴です。
肝不全が引き起こされる原因は様々ですが、いずれにせよ肝臓の機能が正常に維持できなくなり命に係わることがあるので、たかが口臭と放置しないことが大切です。

◆腎不全

腎臓の働き(機能)が75%程度失われてしまった状態を腎不全と呼びます。
腎不全においても原因は様々ですが、口臭以外にも元気喪失、食欲低下、尿量の変化など、何かしらの他の症状が確認されたら要注意です。

◆ケトーシス

ケトーシスとは、重度の糖尿病においてよく確認される症状で、犬の血液内に存在する「ケトン体」と呼ばれる物質が増加した状態を指します。

📌【おすすめ記事】【獣医師監修】愛犬が糖尿病と言われたら!気になる症状や治療法、原因と予防法など


犬の口臭に関するまとめ

犬の口臭について幅広くご紹介致しましたが、犬の口臭は原因が様々ですので原因に応じた処置が必要になります。
病気が原因でない場合は、日ごろからの歯磨きを実施し、スプレーなどを活用するのが効果的です。
歯磨きを嫌がる犬も多いので、スプレーやシート、指サック式の歯ブラシなどを有効活用して、愛犬に負担がかからないよう口腔内の健康維持を行ってあげましょう。



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動物看護士(日本能力開発推進協会/日本キャリア教育技能検定協会)、老犬介護士(日本キャリア教育技能検定協会)、犬の管理栄養士(全日本動物専門教育協会)、ドッグトレーニングアドバイザー(日本ペット技能検定協会)等、動物関連資格を多数保有。大型犬2頭、中型犬1頭、小型犬(保護犬)1頭、猫3頭と暮らしながら、役立つペット関連情報を提供しております。


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