犬はかくれんぼが大好き!?愛犬との楽しい遊び方を紹介!

2021.11.19

犬はかくれんぼが大好き!?愛犬との楽しい遊び方を紹介!

お家の中で愛犬が隠れているのを見つけたことはありませんか? 「かくれんぼ」はいつの時代も子どもの遊びとして人気が高いですが、実は犬もかくれんぼをすることができるのです。 この記事では、犬が隠れる理由や愛犬とのかくれんぼのやり方について徹底解説します。 ぜひ参考にして、お家の中でも愛犬と楽しく過ごしましょう!

犬はなぜかくれんぼ(隠れる)が好きなのか

隠れる犬

愛犬の姿が見当たらず、家中探し回った経験はありませんか?
とても不安になりながら探していたのに、案外身近なところに隠れていたなんてこともありますよね。
犬はどうしてかくれんぼが好きなのでしょうか。
ここでは代表的な理由を5つご紹介します。

◆飼い主に構ってもらいたい

以前たまたま飼い主さんから見えないところにいた時に、飼い主さんが自分を必死に探してくれた経験をしっかり覚えている犬もいます。
そのときの記憶から「隠れていれば飼い主さんに構ってもらえる」と認識し、寂しい時や一緒に遊びたい時に隠れるようになるのです。
私たちの何気ない日々の言動が犬の行動に影響を与えているなんて、なんだか愛おしさが増しますよね。

◆好奇心

犬は好奇心の強い生き物です。
初めて見るものや気になる匂いのするものがあると覗き込んでしまい、そのまま隠れたようになってしまうことがあります。
こう言う場合は好奇心のままに行動していて夢中なので、犬は自分が隠れているとは気づいていないことが多いでしょう。
名前を呼ぶと、意外なところからひょっこり顔を出してくれるかもしれません。

◆怖いものから逃げたい

自分より体の大きな犬や雷などの大きな音、掃除機の特徴的な音などが怖くて苦手な犬もいます。
そんな犬は怖いものに出会った時に自分の身を守るために隠れる場合があります。
怖いものから逃げたい一心で隠れているので無理に出したりせず、優しく声をかけながら普段と変わらず過ごしてあげてください。
安心したり、遊びたくなったりすれば犬は自然と出てきてくれるはずです。

◆安心する

犬はかつて巣穴を作って生活をしていました。
そのため、野生の生活の名残からか、いまでも狭くて暗い場所に安心感を抱く犬もいます。
そんな犬が隠れている時は、自分の落ち着く場所で休んでいるだけの場合がほとんどでしょう。

◆体調が悪い

体調が悪い時は日が差して明るい開けた場所よりも、暗くて狭いところの方が落ち着きますよね。
犬も同様に、体調が悪いから隠れている場合があります。
隠れているところを見つけたら、何かいつもと変わった様子がないかよく確認するようにしましょう。
もし何か異常があればすぐに病院に連れていってあげてくださいね。

以上のように、犬が隠れる理由はさまざまなのでなかなか判断がつかないかもしれません。
しかし、どんな場合でも共通しているのは、隠れている犬を発見した際に無理矢理引っ張り出したりしないことです。
優しく声をかけながら犬の様子を観察し、自然と出てくるのを待つことを心がけましょう。


犬とかくれんぼをするメリット

犬との遊びはボール遊びを代表にたくさんありますが、かくれんぼをするメリットは一体何なのでしょうか。
他の遊びには無い、かくれんぼならではのメリットを詳しくみていきましょう。

◆しつけになる

まず最大のメリットは、かくれんぼの動作が犬のしつけになるということです。
かくれんぼをするためには「待て」や「呼び戻し」などの基本的なしつけの動作が必要です。
トレーニングが苦手な犬でも、遊びながらだとスムーズに覚えられる可能性があります。
愛犬のしつけにお困りの方は試してみてはいかがでしょうか。

◆頭を使う

犬とかくれんぼをする際は、飼い主さんが隠れる側になるのが一般的です。
犬は飼い主さんの「ここだよ〜」と呼ぶ声や物音、匂いを頼りに、嗅覚と聴覚をフルに使って居場所を探し当てます。
この探す動作は犬の脳へ良い刺激となり、機能の低下を抑制することにつながります。

人間と同様に犬も頭や体を使わなければ、その機能はどんどん低下していきます。
そのため、遊びながら頭と体を使うことができるかくれんぼは、とても優秀な遊びと言えるでしょう。
特にボール遊びなどの激しい遊びができなくなった老犬には、かくれんぼが非常におすすめです。

◆信頼関係を築く

一般的に、犬とのかくれんぼは犬が「待て」をしている間に飼い主さんが隠れます。
そのため犬が「待て」に飽きてしまったり、飼い主さんが外出するのではと不安になったりすると、楽しく遊ぶことはできません。
そもそも信頼関係があるからこそできる遊びなのです。

また、かくれんぼは犬と飼い主さんの両方が頭と体を使って遊ぶので、同じ時間を共有している感覚を味わいやすい傾向にあります。
遊びといえども同じ目的を持って一緒に行動した経験は、犬との信頼関係をさらに強めてくれるでしょう。


犬はかくれんぼが得意なのか

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犬は非常に優れた嗅覚を持つことで知られています。
災害救助犬や警察犬、探知犬として活躍している犬もいるくらい、犬の嗅覚はとても鋭く機能的です。
そんな犬と一緒にかくれんぼをしたら、あっという間に見つけられてしまうと思いますよね。

しかし、かくれんぼとなると上手くいかないことがあるようです。
大好きな飼い主さんの姿が見えなくなることで不安になるのでしょうか。
かくれんぼ中は持ち前の嗅覚を活かしきれず、右往左往する犬が案外多いようです。
まずは「犬はかくれんぼが得意なはず」という固定概念は捨てて、隠れた場所から愛犬の名前を呼んだり、わざと物音を立てたりしてヒントを出してあげながら遊んであげてください。

もちろん、なかにはイメージ通りにかくれんぼが得意な犬もいます。
そういう場合はあまりヒントを出さずに隠れた方が楽しめるかもしれません。
愛犬がどちらのタイプなのか、様子を見ながら遊びましょう。


かくれんぼの犬との遊び方

ここからは、犬とかくれんぼをするやり方をご紹介します。
実際に愛犬と遊ぶことをイメージしながら読んでみてくださいね。

◆犬が鬼の時

犬とのかくれんぼでは一般的に飼い主さんが隠れる側の「子」になり、犬が見つける側の「鬼」になることが多いです。
やり方はとてもシンプルで、以下のたったの3ステップです。

    ①犬に「待て」をして、その間に隠れる
    ②隠れた場所から犬の名前を読んだり、物音を立てたりしてヒントを出す
    ③犬に見つかったら、ご褒美に褒めたりおやつをあげたりする

まずは犬にかくれんぼのやり方と楽しさを覚えてもらう必要があります。
そのため、初めはソファーの後ろや机の下など簡単に見つけられるところに隠れ、犬に見つかったらたくさん褒めるという作業を繰り返しましょう。
だんだん慣れてきたら、別の部屋に隠れるなど少しずつ難易度を上げて、犬が飽きないように工夫をすることも大切です。

◆飼い主が鬼の時

飼い主さんが鬼になることは非常に稀です。
なぜなら、犬が意図的に隠れることを覚えるのは至難の業だからです。
飼い主さんが鬼になるのは犬の姿が自然と見えなくなった時だと考えるのがいいでしょう。

名前を呼びながら探して、隠れている犬を見つけたら「ここにいたの〜!」とたくさん撫でてあげましょう。
飼い主さんの喜ぶ顔を見て、遊びのために隠れることを覚えてくれるかもしれません。

また、先にも述べたように犬が隠れる理由は様々です。
何かを怖がっていたり、体調が悪かったりする場合もありますので、ご注意ください。

◆タオルを使ったどっきり

海外を中心に、犬にドッキリをしかける「What The Fluff Challenge」という動画が流行ったのをご存知ですか?
それはタオルを使ったかくれんぼの動画で、YouTubeやInstagramでとても話題なりました。

やり方はとても簡単です。

    ①愛犬と自分が部屋のドアを挟むように立ち、愛犬に「待て」をする
    ②大きなタオルを体の前で開き、上げ下げして自分の姿を見せたり隠したりする
    ③上げ下げを繰り返し、ちょうど隠れたタイミングで横の部屋に移動する

ポイントは左右のどちらかに移動できる部屋があるようなドアで行うことです。

タオルが落ちると、飼い主さんが瞬間移動したかのような状況になり、犬はとても動揺します。
どうすればいいか分からずその場をウロウロする子から、すぐに探しに向かう賢い子まで、犬のリアクションは様々です。
愛犬がどんな反応をするか気になる方は、ぜひやってみてくださいね!


まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では、犬が隠れる理由や愛犬とのかくれんぼの遊び方について解説しました。
犬が隠れる理由にはネガティブなものもありました。
日頃からよく観察して愛犬の苦手なものの把握や体調管理などをしっかり行いましょう。
また、かくれんぼはとてもシンプルながら、頭も体も使うことができる魅力的な遊びだとわかりましたね。
ぜひ、この記事を参考に愛犬とかくれんぼデビューして、さらに絆を強めてみてはいかがでしょうか。



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ゆうな

ゆうな

赤ちゃんの頃から犬、猫、フェレット、ハムスター、インコと一緒に暮らしてきました。 とにかく動物が大好きで、日課は動画の動画を観ることです。 私自身も更に知識を深めながら、動物の為になる記事をご提供します!


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