猫が甘える時の鳴き声とは?
猫が甘える時の鳴き声をYoutubeの動画からご紹介します。
飼い主さんが呼んだりなでたりすると、ごろんと横になってニャ、ニャン、とやさしく返事をして甘える猫です。結構低めの声ですが、落ち着いた、安心したような甘える鳴き声ですね。
飼い主さんが声をかけたり撫でたりすると反応して、それほど大きくない鳴き声で、返事をしているような鳴き声です。
ねこじゃらしのおもちゃを持ってきて、飼い主さんのベッドの上に運ぼうとしている猫の動画です。
部屋まではおもちゃを運んできたものの、ベッドの上にうまくあげられず、撮影している飼い主さんに向かって、ボリュームを抑えたような高くて甘える鳴き声を出しています。鳴きわめくといったものではなく、遊んで欲しくて話しかけるような鳴き声です。
遊んで欲しかったり、構って欲しかったり、相手をして欲しいといった要求から、甘えていると言えます。
ベンチの上にいる長毛でグレーの猫が、撮影者が近づくと、甘える鳴き声を出しています。
高めの声でニャーン、ニャーンと続けてかわいい鳴き声を出しています。餌をもらい、その後は体をスリスリして、とても甘える姿が見られます。
子猫がよく出すような、高くてかわいい鳴き声には、メス猫がよく反応するといわれます。
同様に、人間が子猫の出す鳴き声を聞くと、いてもたってもいられないなど、何かをしてあげたくなるような気持ちになる人が多いといわれています。
飼い主さんの手にギュッとしがみつき、巻き舌のような高い鳴き声を出して甘える猫の様子です。
飼い主さんが手を動かしてもしがみついて離れず、手に頭をスリスリして甘える鳴き声を出しています。動かさないで、と鳴き声を出しているようにも見えますね。
ゴロゴロと喉を鳴らすような音も、鳴き声を発する時に聞こえます。ゴロゴロの音と鳴き声が混ざったような甘える鳴き声を出しています。
撮影者が近づくと、かわいらしい鳴き声で甘える長毛の子猫の様子が見られます。その後は撮影者の手で遊び、甘噛みしたり、スリスリしたり、転がったりしてさらに甘えています。
後半では他の猫と一緒に餌をもらっておいしそうに食べています。
長毛の猫は、餌を食べて満足した後も、近づいた撮影者にちょっかいをかけたりして、遊びたそうに甘えるしぐさをしています。
猫が甘える鳴き声を出す理由は?
猫が甘える鳴き声を出す理由には、様々なものがあります。
◆甘える鳴き声の理由①母猫のように思っている
子猫の頃はもちろんですが、母猫にかわいい鳴き声を出して甘えます。そして子猫が母猫に甘えるように、成猫になっても、猫は甘えることがあります。
飼い主さんに甘える時には、子猫の気持ちになり、飼い主さんを母猫のように感じて甘えていると考えられます。
◆甘える鳴き声の理由②寂しい
猫が寂しいと感じていると、相手に甘えることがあります。
いつも母猫やきょうだい猫と一緒にいた子猫は、もらわれるなどして1匹になると、とても寂しさを感じるので、飼い主さんに甘えることが多いでしょう。
この時の鳴き声には、撫でて欲しい、一緒にいてほしい、抱っこしてほしいといった要求の意味もあります。
◆甘える鳴き声の理由③お腹が空いた
お腹が空いた時、猫はおねだりの甘える鳴き声を出します。
母猫といる子猫であれば、母猫が餌を持ってきた時に、甘える鳴き声を出して寄って来ます。
人に飼われている猫は、飼い主さんが餌をくれることがわかっていますので、お腹が空いてくると甘える鳴き声を出して、餌をねだります。
餌を与えようと準備している時に鳴く時も、待ちきれないのはもちろんですが、餌をもらえるのが嬉しくて甘えている鳴き声だと言えるでしょう。
◆甘える鳴き声の理由④お腹がいっぱい
ご飯を食べてお腹がいっぱいになり満足している時にも、猫は飼い主さんに甘える鳴き声を出すことがあります。
また、満足している時に猫を撫でたり声をかけたりすると、甘える鳴き声で返事をしてくれる時があります。
子猫のころ、母猫のおっぱいを飲んだ後に満足して、きょうだい猫たちと満足して過ごした時の気持ちになっていると言えるでしょう。
◆甘える鳴き声の理由⑤眠い
猫は眠い時にも、飼い主さんが声をかけたり撫でたりすると、甘える鳴き声を出すことがあります。
もう眠い、という気持ちと、安心して眠りそうという状態から、甘える声を出しているものと考えられます。
◆甘える鳴き声の理由⑥相手のことが好き
基本的に相手のことが好きだと、猫は甘える鳴き声を出してくれます。
その理由は猫の状況によっても違いますが、寂しかったり、お腹が空いていたりということも重なっている場合があります。
母猫と子猫はよく鳴き声を出して、お互いにコミュニケーションをとります。しかし、成猫同士となると、お互いに鳴いてコミュニケーションをすることがあまり多くありません。
人間が声をかけることで、猫が返事として鳴き、相手が自分の鳴き声に反応することを覚えた猫が、甘える時や何か要求がある時に鳴き声を出すようになると考えられます。
猫が甘える時に見せるしぐさ8選
◆甘えるしぐさ①顔を擦り付けてくる
猫が甘える時には、顔をスリスリと擦り付けてきます。猫の頬には匂いを出す臭腺があり、こすりつけることで相手に自分の匂いをつけて、自分のものだと主張していると言われています。
自分の匂いをつけることで、相手を信頼し、安心するということもあります。
◆甘えるしぐさ②頭をコツンとぶつけてくる
猫同士は頭と頭を軽くぶつけることで挨拶し、そのまま顔をこすりつけたり、舐め合ったりすることもあります。
猫がコツンと頭をぶつけてくるのは親愛の証で、さらに額には臭腺があるため、額をこすりつけることで自分の匂いをつけています。
◆甘えるしぐさ③しっぽをピンと立てて近づいてくる
猫がピンとしっぽを立てて近づいてくるのは、子猫の時に母猫に排泄のお世話をしてもらっていた頃、しっぽを立てていた時の名残があるからです。
そのため、しっぽを立てて近づいてくる猫は、母猫といた頃を思い出し、嬉しいという気持ちになっています。
撫でられた時にしっぽを立てていれば、猫は幸せな嬉しい気持ちになっているということです。
◆甘えるしぐさ④鳴き声を出す
猫が甘えている時には、あまり大きな張り上げた鳴き声ではなく、相手に十分に聞こえる程度の大きさの鳴き声を出すことが多いと言えるでしょう。
撫でたり、声をかけたりすると、それに合わせて返事をするように、落ち着いた鳴き声を出します。この時には、猫がリラックスして安心していると言えるでしょう。
また、遊びたい、ご飯が欲しいなどの何か要求があって甘えるときには、少し大きめで、長い鳴き声を出すこともあります。
◆甘えるしぐさ⑤喉をゴロゴロ鳴らす
猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは、生まれたばかりの子猫のころから、母親に居場所を伝えるためにしていたとされる行動です。
成猫になっても、母猫といるような幸せを感じたり、安心して甘えるような気持ちになったりしている時に、このゴロゴロ音を出すと考えられます。
◆甘えるしぐさ⑥両前足でふみふみする
猫が前足で、布や、飼い主さんの腕などをふみふみとするのは、子猫の頃の甘えていた気持ちになっているからです。
子猫は、母猫のおっぱいを前足で交互にもむようにして飲みます。同じような行動をして、母猫のことを思い出していると考えられます。
ふみふみの行動をする時には、母猫に甘えるようにして、猫はリラックスしています。
◆甘えるしぐさ⑦おもちゃを持ってくる
猫がおもちゃを持ってくる時には、遊んでほしいというのはもちろん、猫が飼い主さんに対して贈り物のような意味合いもあります。
甘える気持ちでおもちゃを持ってきているので、一緒に遊んであげたり、おもちゃを受け取って頭や体を撫でてあげたりすると良いでしょう。
また、何かを飼い主さんのところに猫が持ってくる時には、親猫が子猫に持ってくるような気持ちだという説もあります。
◆甘えるしぐさ⑧お腹を上にして転がる
お腹を上にして転がるというのは、猫がいまいる状況に安心しているという証拠です。
飼い主さんや他の猫がいて、ごろんと転がりお腹を見せた時には、相手を信頼し、甘える気持ちでいると言えるでしょう。
猫が甘える鳴き声のまとめ
猫が甘える時には、子猫のような気持ちになっている場合が多いと考えられます。
また、鳴き声でアピールしてくる場合の多くは、人間に対しての場合が多いとされています。
これは相手を信頼しているということのほか、人間が鳴き声に反応するということから、猫が鳴き声を出して甘えることを覚えたとも言えるでしょう。
猫が甘えてリラックスしている時の多くは、あまり大きすぎない高めの鳴き声を出します。ただ、もちろん個体差がありますので、低い声の猫も、長く鳴く猫もいます。
猫が甘える時には、様々な仕草を一緒にすることも多いので、よく猫を観察して、猫に声をかけたり撫でたりして、応えてあげてくださいね。
– おすすめ記事 –
・猫の鳴き声の意味7選!猫はどんな理由があって鳴くの?/a> |
・猫のカカカという鳴き声「クラッキング」とは?鳴き声からわかる猫の気持ち |
・猫がサイレントニャーで鳴く意味7つ!鳴き声に隠された気持ちとは? |
・猫が甘える時の可愛い仕草8つ!噛むのも甘えの一つ? |