ワンちゃんも夢を見る!
結論から申しますとワンちゃんも夢を見ます。私が以前飼っていた先代のワンちゃんもよく夢の中で草原を駆け抜けていました。愛犬が寝ながら足をバタバタとしている姿って、愛犬家としてはとても微笑ましい光景ですよね。
実は、夢を見るのは人間もワンちゃんも共通して「レム睡眠」のときだけと言われています。レム睡眠の際に夢を見る理由としましてはノンレム睡眠(深い眠り)からレム睡眠に変化した際に、体はしっかり眠っているけども、脳だけは浅い眠り(場合によっては脳も起きていることもある)という現象が起こり、脳が錯覚を起こし、夢を見るという現象が起こるんです!夢は自分の脳が作り出した幻想のようなものなんですね。
ワンちゃんはレム睡眠が8割?!
上記では、レム睡眠が夢を作り出していると言う事をご説明しました。
人間は1時間半~2時間に一度レム睡眠に変化するとされています。では、一体ワンちゃんはどのくらいの頻度でレム睡眠に変化するのでしょうか?
実は、ワンちゃんの睡眠は8割がレム睡眠で残りの2割がノンレム睡眠という割合で出来ているんです!そのため、人間よりも多くの夢を見ているということになります。驚きですよね。
なぜ、ワンちゃんは浅い睡眠なのかと言うと、それはワンちゃんがオオカミの時代だった頃まで遡ります。オオカミの時代では弱肉強食が激化し、睡眠をしているうちに襲撃される可能性がありました!そのため、オオカミが浅い睡眠にて体を休息させるように進化していったのです。また、エサを得るために狩りを行うことが一般的だったため、狩り以外では体力を温存しておくために極力狩り以外は寝ておく。といった習慣になったとも言われています。
そのオオカミ時代での名残が今でもワンちゃんにも根付いているとされています。ワンちゃんが寝ているときに人間が少し動くだけでも、目を覚ましてしまうのはそういった理由からだったんですね!
寝ている時は邪魔をしないようにしましょう!
ワンちゃんは一日の24時間のうち12~15時間程度の睡眠をとります。
もちろんその割合は8割がレム睡眠ですので、深く眠れているノンレム睡眠をとれているのは2割なんです。一日2.4時間~3時間程度しかしっかりと眠れていないという計算になりますよね。
その2割をしっかりと寝させてあげるようにしてください。
もし、ワンちゃんのベッドがテレビの近くやトイレの近くにある場所、外の音がダイレクトに聞こえてしまうような場所は出来るだけ静かなところに移動してあげるようにしてください。せっかく、深く眠りにつけたのに、テレビの音や夜中、家族がトイレを行く際に起こしてしまっては可哀想ですよね・・・。人間にとってもワンちゃんにとっても生活習慣において、睡眠はとても大切です。出来る限りワンちゃんにとって最高の睡眠になるように配慮してあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ワンちゃんも人間と同じように夢を見ると思ったらさらに愛らしくなりますね。
眠っている姿を見ているだけで「どんな夢を見ているんだろう?」とワクワクしちゃいますよね!「キャンキャン」と声を出していたり、足をパタパタと歩かせていたり、体をビクッ!と動かしていたり、どんな夢を見ているか想像しながらワンちゃんを観察してみてくださいね!
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