海外は犬連れで行ける場所も多いがフンも多い!?
犬が暮らしやすい国は海外に多く見られます。一緒に電車に乗ることができたり、犬がOKなところも多く、犬をリードに繋いで街を歩いている人をよく見かけるものです。ただし、犬を連れていける場所が多いのに比例して、フンが道端に残されていることが多いのが現状なのです。
特にパリの犬のフンの多さは有名です。犬好きなフランス人は犬を連れてどこでも行きます。お店の中に入れなければ、外で待っている姿も見かけるほどです。一昔前は、下を見て歩かなければ犬のフンを踏んでしまう!と言われていたほど、街は犬のフンだらけだったとか・・・。パリの名物の一つとも言われていました。
しかし、その後「犬のフン処理をしなかった飼い主には罰金」などの取り組みがなされて、だいぶ改善されたということ。一時よりはよくなったとはいえ、まだまだフンの落とし物はあるらしいのです。
犬の公衆トイレが登場!?
なんと各国で犬用の公衆トイレがあるらしいとのこと。「公衆トイレ」などと聞くと、ボックスに入ってワンちゃんが排便をするのだろうか・・・と思ってしまいますよね。
実は、公衆トイレと言っても、ちょっとすると見逃してしまうほどの感じです。ドアで囲まれている訳でもなく、また設置されている場所によってその様子はちょっと違います。「この部分で、ワンちゃんに排泄をさせて下さいね」という雰囲気になっています。犬が排泄をするスペースが区切られている感じです。
場所によって設置のされ方は異なっていて、公園の一部分にあったり、歩道の脇のちょっとしたスペースにあったりとさまざまです。「犬の公衆用トイレ」と分かるように、犬の絵のついた看板が立てられています。
日本ではあまり見られませんが、犬のフンに悩む街ならではの対策なのでしょう。犬用の公衆トイレの登場によって、かつて街に放置されていた犬のフンは多少減ってはきたようです。
また、注目したいのがスペインのとある町にある「犬用の公衆水洗トイレ」。近年、設置されましたが、なんとワンちゃんが排泄した後には水を流して処理ができるということです。
こちらは、町に住むある人物が町のためにと寄贈をしたものであるそうです。いずれにしても、このようなトイレを設置したからと言って、フンの害が100%改善されたとはいまだ言いにくいのが実情です。
愛する犬のため、そして自分が住む町のために、飼い主一人一人がマナーを持って暮らしていかなければ、どんどんこうした対策が必要になってくるでしょう。
犬たちは悪くない
犬たちは散歩の時に排泄したくなってしまうもの。これは、犬たちにとって当然のことです。自然現象ですから、止めることはできませんよね。犬が外で排尿や排便することは、何も悪いことではありません。
しかし、道路はその町に住むみんなのものです。犬を散歩させている時に周囲を歩いている人の中には、犬が好きな人がいれば、犬が苦手な人だっています。
そんな中、犬のフンを踏んでしまったら、犬の事がもっと苦手になってしまいますよね。飼い主は、責任をもって処理をすべきことなのです。
また世間の人達も犬たちは悪くないことを知っています。家の前にいつも処理をされていないフンを発見すると「ひどい飼い主だな」と思ってしまうことになるでしょう。
こういったことを考えると、世界各国で広まっている「犬用公衆トイレ」は犬たちが安心して排便できる場所とも言えそうですね。
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