シャンプー、ブラッシングのコツを掴んじゃおう!

2016.02.08

シャンプー、ブラッシングのコツを掴んじゃおう!

わんちゃんをおうちでシャンプー・ブラッシングしてみた事ってありますか? 今回は「自分でシャンプー・ブラッシングをする事が難しかった!」という方や「いつも自分でやっているわ」という方も、おうちでシャンプー・ブラッシングがより上手に出来るコツをご紹介していきたいと思います。

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ブラッシングのコツを掴んじゃおう!

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まずはブラッシングのコツをご紹介していきたいと思います。ブラッシングはシャンプーの前だけでなくシャンプーの後のブローにも欠かせないものですので、ぜひコツを掴んで下さいね。

『ブラシは優しく使う』
ご家庭でブラッシングをする際に、ブラシは”スリッカー”と呼ばれる針金のピンがたくさん出ているブラシを使っている方が多いと思います。
スリッカーのピンは針金でできていますのでわんちゃんに対して強く当ててしまうと痛くて嫌がったり、皮膚の弱いわんちゃんは擦過傷などになってしまう場合があります。わんちゃんのブラッシングの際にスリッカーを使用している方はわんちゃんに優しく当ててあげて下さいね。

『少しずつとかす』
一気に毛を梳かしてしまうと皮膚ごと毛玉が引っ張られてわんちゃんは痛い思いをしてしまいます。痛い思いをしたわんちゃんは「ブラッシングは痛い事だ」と認識してしまい、ブラッシング自体を嫌がるようになってしまう場合があります。わんちゃんに痛い思いをさせないためにも、毛玉があっても一気に毛を梳かさず優しく少しずつ梳かしてあげて下さいね。

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シャンプーのコツを掴んじゃおう!

ブラッシングのコツが何となくわかったら、次はシャンプーのコツを掴んでみましょう。

『洗う前にブラッシングをしよう』
わんちゃんを洗う前にブラッシングを一度して抜け毛や毛玉を取ってあげる事で皮膚までシャンプー剤が行き渡りやすくなり、きちんと汚れが落とせるようになります。
洗う前にブラッシングをしないでシャンプーをすると、抜け毛や毛玉が余計に絡まってしまいシャンプー後のブローが乾かし辛くなってしまいます。わんちゃんへの負担を減らすためにも早く洗って早く乾かしてあげたいので、シャンプー前に一度ブラッシングをしてあげて下さいね。

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『お湯をたっぷりかける』
わんちゃんにシャンプー剤をつける前に、たっぷりとお湯をかけて下さい。被毛の量の多いわんちゃんなどはお湯をかけているつもりでも表面だけが濡れていて根元までお湯が届いていない事が良くありますので、わんちゃんの皮膚まできちんと濡れるようにお湯をかけて下さいね。
ちなみにわんちゃんにとってのお湯の適温は、37度前後のぬるま湯ですので、熱過ぎや冷た過ぎには注意しましょう。

『肛門腺絞りは無理をしない』
わんちゃんの肛門腺は、肛門に対して4時と8時の場所付近に溜まっています。尻尾を持ち上げて肛門の4時と8時の場所付近の膨らんでいる場所を上に向かって押すと出てくると思います。肛門腺周りはわんちゃんにとってとてもデリケートな場所ですので、肛門腺が出ないからといってグイグイ押したりすると次回からの肛門腺絞りを嫌がってしまうようになってしまいます。自分で絞ってみても肛門腺が出なかった場合や、肛門付近を触る事を嫌がる子は無理せずトリマーさんや動物病院にお願いして下さいね。

『指の腹で洗う』
わんちゃんにシャンプー剤をつけた後はいよいよわんちゃんを洗って行くのですが、わんちゃんを洗う際には指の腹を使って洗いましょう。爪を立ててしまうと痛いですし、皮膚が傷付いてしまったりする場合がありますので気を付けましょう。
イメージとしては、わんちゃんをマッサージするように洗ってあげて下さい。

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『濡れた体を早く乾かす』
シャンプー剤を流し終わったらすぐブローをしてわんちゃんを乾かしてあげましょう。乾かす際には被毛の根元からしっかりと乾かして、完全にわんちゃんが乾くようにしてあげて下さい。
お風呂から出た時にしっかりとタオルで水気を拭き取る事でより早く乾かす事ができると思います。
わんちゃんが長時間濡れたままですと水滴に体温を奪われて身体が冷えてしまったり風邪を引いてしまう場合がありますので、特に冬場は気を付けてあげて下さいね。

いかがでしたか?コツといっても、意外と簡単な事ばかりでしたね。日頃からわんちゃんとスキンシップを取り、身体のいろんな部分を触ってあげる事もコツの1つかもしれませんね。わんちゃんと楽しくシャンプー・ブラッシングするために、一度試してみて下さいね。

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ちょば

ちょば

わんちゃん大好き人間です。動物の専門学校にて様々な資格取得後トリマーやペットショップの店長を経験しました。たくさんの方に楽しいワンワンライフを送っていただくため、持てる知識と経験をフルパワーで提供していきたいと思います。

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