まず食べなくなってしまった理由を考えてみましょう!
単純に飽きた、まずい
これは1番よくある理由かと思います。
人間でも毎日おかずなしの白米だけ食べていたら飽きますよね?犬も同じなのです。
また、ドライフードが多種類ある中で、犬が“まずい”と感じたら、それは食べないかもしれません。
そしてドライフードにも賞味期限がありますので、過ぎてしまうとしけたりして味が落ちます。
何らかのストレスがある
犬はとても感受性の強い動物です。実際、私も犬をペットホテルへ預けた時も、ほとんどドライフードは食べませんでした。
犬種にもよりますが、スピプー(スピッツ&トイプードル)は割と食べますが、柴犬はほぼ食べませんでした。
季節にもよる
うちの犬は夏に食欲が落ちます。
そう、暑くて食べる気になれないのです。
これも人間と同じで、秋には食欲が増しますし、暑いとご飯ものより水分を取りたくなったりしますよね。
老犬や歯周病などにより、フードを噛むのが難しい
犬も10歳を過ぎたらそろそろ老犬ゾーンに入っていきます。
そして15歳ともなれば、人間でいうと80歳半ば。普通に考えると歯も抜けたり、硬いものを噛む力が衰えてきます。
そして歯の病気になってしまった場合も硬いドライフードを噛むのは大変ですよね。
さて、この理由を踏まえたうえで解決策を探していきましょう!
《ドライフードを食べなくなった時に試してほしい事ベスト5》
ドライフードの種類を変えてみる
単純な事ですが、私もよくやります。
何でも買ってみるという事ではなく、その犬に合ったものを選ぶのが前提で、無添加・国産・小粒などに絞って、メーカーの違うものをあげてみます。
すると、犬も新しいドライフードに興味深々で食いつきもいいですよ。
お気に入りのドライフードを見つけ、その日ごとに味を変えてあげてみるのもいいですね。
ドライフードにプラスアルファしてみる
よくやることがドライフードに犬用チーズふりかけをかけたり、缶づめのフードを混ぜてみたり。
味が変わると犬も嬉しいのです。
「あっ、今日のご飯は何かかかってるな!」って用意している時から覗き込んできます。
老犬や歯の弱い犬の場合、食べやすくミルクなどでふやかしてみる
これも実際やっていました。
以前16歳の柴犬を飼っていた時、よくドライフードに犬用ミルクをかけてあげていました。
やはりご飯が柔らかくなると犬も食べやすくなります。そして、それでも食べずらい場合はふやかしたドライフードを一口大に丸めて形を作り、口まで入れてあげていました。
人間のものを与えない
現在は犬も人間と同じ家族のような存在となっています。
それはとてもいい事ですが、人間の食べ物も与えていませんか?
これは犬にとっては良くない事なのです。
人間の食べ物は味付けも濃いし、脂質や塩分も多く、犬にとっては美味しいと感じるかもしれませんが、濃い味付けになれてしまうと犬用ご飯が薄味と感じ、味気なくて食べてくれなくなるのです。
犬を愛する飼い主さんなら人間の食べ物は与えすぎない事を心がけましょうね。
食べなければいったん下げる
お腹がすいているのに出したドライフードを食べないって、単純にワガママですよね。
そして、食べないからといって、ご飯をずっと置きっぱなしにしていませんか?
これは、犬は今食べなくても、1日中ご飯はあるから好きな時に食べよう、いつでも食べられるからいいや、食べなければ違う美味しいおやつをくれるかな?などと思っているのです。
犬は賢い動物ですから、人間と同じようにしつけをするのも飼い主さんの大事な役目です。
1日ご飯を食べないくらいでは犬は死にません。食べない場合はいったん下げて、次の日にあげてみましょう。
お腹がすけば食べるかもしれません。
さて、ドライフードを食べなくなった理由、解決法を考えてきましたが、いかがでしたか?
もし丸々3日食べない場合はお医者さんへご相談された方がいいですが、通常は犬も人間と同じように考えれば、あなたのワンちゃんがドライフードを食べなくなった時の工夫や解決法がきっとみつかると思います。ぜひご参考になれば嬉しいです。