愛犬がドライフードを食べなくなった
愛犬が、急にドライフードを食べなくなって、焦ったり心配した経験はありませんか?朝は食べたのに夜は食べなかったり、ドライフードを残すようになったりと、犬は時に飼い主さんを困らせます。成犬の場合、2日間程度であれば様子見で問題ないとされていますが、子犬の場合は、体調が急変する可能性もあるので、2日間食べなければ動物病院へ連れて行く必要があります。もちろん、食べなくても元気があるというのが前提ですが、それではどうして、元気もあるのにフードを食べないのでしょうか?その原因に迫ってみましょう。
ドライフードを食べなくなる原因って?!
愛犬がドライフードを食べない時、そこには何かしらの原因があり、愛犬のサインでもあります。フードを食べない時は、その原因をしっかりと探ることが大切です。ここでは、元気がある場合とない場合で、どのような原因があるのかを説明していきます。
■元気があるのに食べない
・ドライフードより美味しいものをあげた
例えば、人間が食べるものを愛犬に与えたりしていませんか?人間が食べるものは、犬の嗜好性が高まるものばかりのため、与え続けるとドライフードを美味しくないと感じ食べなくなってしまいます。
・ドライフードに何かしらのトッピング(野菜やふりかけなど)をしている場合、そのトッピングが好みでなかったり、いつもあるトッピングがなかったりすると、食べなくなります
・ドライフードなら何でも良いという訳ではなく、犬にも好みがあるので、好みの味でない場合、食べないことがあります。
■元気がなく食べない
・ドライフードを食べない+元気がなかったり、どこか痛そうにしている場合、何かしらの病気の可能性があります。
・長時間の外出や動物病院などストレスを感じる場所へ行った
人間にも当てはまりますが、慣れない場所へ行くことにより犬も緊張します。その結果、精神的に疲れてしまうため、フードを食べるということより休みたいという欲求が高まると、食べなくなります。
ドライフードを食べさせよう!
原因が分かったら、そのままにしてはいけません。ドライフードを食べるようにするためにはどうしたら良いのか対策を考え、愛犬にドライフードを食べさせましょう。
■ドライフードより美味しいものをあげた場合
・まず、絶対に人間が食べるものを与えてはいけません。与えることにより、犬は「フードを食べなくてももっと美味しいものをくれる」と捉え、フードを食べなくなります。与えたフードを15分程経っても食べなかったら、例え愛犬が食べていなくも、フードを片付けましょう。これを繰り返すことにより、「フードを食べないと片付けられる」「美味しいものをもらえない」と犬が捉えるので、また食べるようになります。
■ドライフードにトッピングをしている
・最近では、ドライフードに何かしらのトッピングをすることが流行っているので、それ自体は問題ありません。しかし、トッピングを始めると、今度はトッピングなしでは食べなくなってしまいます。もし、トッピングを止めたい場合は、上記の方法と同じやり方でフードを食べさせるようにしましょう。
■ドライフードを食べない+何かしらの症状がある場合
・病気の可能性もあるのですぐに動物病院へ連れて行きましょう。犬は、自分の弱みを隠す習性があるので、痛がったり元気がない場合は、既に病気が進行している可能性もあります。
■ストレスを感じる場所へ行った場合
・とにかく愛犬を休ませてあげましょう。人間同様に、疲れた時は休息することが大切です。外出した日は食べなくても、翌日には食べる場合が多いです。
愛犬のサインを読み取ろう
先ほども説明しましたが、フードを食べないということは、愛犬の何かしらのサインでもあります。そのサインを読み取らないと、愛犬の健康を害する可能性もあるので、日々愛犬の様子をチェックするようにしましょう。愛犬を思いやり行動することが、信頼関係を築くきっかけにもなります。
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