愛犬のストレスの原因と和らげる工夫とは?

2016.03.21

愛犬のストレスの原因と和らげる工夫とは?

犬も人間と同じように、ストレスをかかえる生き物です。「あ~また本棚を噛んでる!」とか、「今日もお散歩で草を良く食べるな」など実際に経験はありませんか?それは犬からの何らかのストレスのサインなのかもしれません。犬も人間と同じように、ストレスのない犬なんていないと思います。多かれ少なかれ、何らかのストレスを感じて生活している犬も多いと思うので、うちのワンちゃんたちを例に、ストレスの原因と、良くなるような対策を考えていきましょう!

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まず、どんなことで犬はストレスを感じるのでしょうか?うちの犬の場合を例に取り上げてストレスの原因と、それにより、犬がやってしまう事を挙げてみます。

ストレスの原因は?

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– 《1. つまらない》 –

うちは犬を2匹室内で飼っていて、普段は部屋とベランダを自由に行き来できるようになっています。いつも自由なので、2匹でじゃれて遊んでいる時もありますが、犬種も違うので柴犬はほとんど寝ています。しかし、スピプーは遊びたい性格なので、良く、つまらなそうにしています。人間が行くと尻尾を振り、大喜びですが、普段は暇に任せて足を舐めてしまいます。ですので、足の一部の毛だけ抜けて、赤くなってしまうのです。「やめてね」と言っても、時間を見つけると舐めてしまう、これもストレスからきている行動と言えるでしょう。

– 《2. 遊んでほしい》 –

1と似ていますが、人間にかまって欲しいときや、遊んで欲しい時はアピールしてきます。特に子犬のときは歯も痒いのもあり、イタズラもします。例えば、ティッシュ箱から全部ティッシュを出してしまった、本棚やコードなどを噛んでしまった、など、経験ある方も多いのではないでしょうか?うちも子犬の頃は何でも噛んでしまうので大変でした。「これも噛めるの!?」とびっくりするようなもの、メガネのガラス部分や、携帯電話などの硬いものなど、何でもです。2匹いたので、面白がって2匹で噛んでいましたね。まるで人間の兄弟のようです。これも遊んで欲しいという欲求からくるものだと思います。

– 《3. 精神的ダメージ》 –

こんな方はいてほしくないのですが、中には虐待されたり、いじめられたりしている犬もたまにいます。そういうワンちゃんは、人間に怯え、人間を見るだけでも震えたり、おしっこを漏らしてしまう事もあります。実際、うちも父親が良く怒鳴る人で、それを聞いていた柴犬は、良く散歩中に草を食べたがり、血を吐いていました。草を食べたがるのは、胃がムカムカしているからだと思います。病院で見てもらうと、「胃がただれています。」という事でした。ポリープもあり、胃薬を飲ませていました。直接犬を怒鳴っているわけではないにしろ、犬は敏感な生き物です。怖いと感じて自然とそれがストレスになっていたのでしょうね。

– 《4. 原因不明》 –

原因はわかりませんが、柴犬の方は皮膚病ではないのに、一部の毛が抜けてしまうことがあります。また、体におできのような出来物があったり。これもなんらかのストレスがあり、そのせいで体に変化が現れたものだと思います。これは時間がたてば自然に治りました。

ストレスの原因は犬それぞれ、環境によってもだいぶ変わってくると思います。でも、ストレスは出来ればあまりないほうがいいですよね!ストレス0にするのは不可能かもしれませんが、和らげる方法を知っていれば、犬も気持ちが穏やかになるでしょう。


ストレスを和らげる方法とは?

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– 《1. マッサージする》 –

「マッサージってどうやるの?」なんて、考えなくても大丈夫です。犬を優しく撫でてあげる、これでけでも充分マッサージになっています。鼻筋を触ってあげたり、頭を撫でたり、犬は気持ち良さそうな表情をしませんか?“ドッグセラピー”という言葉があるように、お互い触れることで犬も気持ちいいし、人間も気持ちいいんです。ぜひ、時間のある時にはワンちゃんを撫でてあげてください。

– 《2. 長めの散歩時間》 –

ワンちゃんはお散歩が大好きです。いつも家にこもっていては、つまらないですよね。リフレッシュと健康のために、ぜひ歩いてください。うちは毎日、短いですが朝晩散歩をしていました。でも、忙しいときは散歩が朝1回になり、そういう時はストレスからか、良く吼えたりしてしまいます。人間だって、1人で歩くとつまらなくても、愛犬と一緒に歩けば楽しいですよ。たまにはドッグランに連れて行って、思いっきり走らせるのもオススメですよ。

– 《3. 話しかける》 –

これは私が良くやっていることなんです。「犬に話しても、言葉を理解できないのでは?」と思う方もいるかもしれません。実際、理解できているのはわかりませんが、私が話しているときは、真剣な表情でこちらを見ています。たまに首を傾げたりして。話しかける内容は何でもいいんです。「今日はこんなことしたよ。」「○○ちゃんは本当に可愛いね」など犬を褒めてあげたりもいいですね。犬は理解しようと思っています。話しかけることで、人間と犬との信頼関係も築いていけると私は信じています。

どうでしょう?ストレスを和らげる工夫って、簡単に言えば、“愛情を持って犬と接すること“なのだと思います。犬は敏感なほどに人間の気持ちがわかり、行動を見ています。いつもニコニコした優しい飼い主さんであれば、犬もきっと幸せだと思います。私たち飼い主も、無意識のうちに愛犬に日ごろのストレスを和らいでもらっているのですから、犬にも家族のように接してあげましょうね♪

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ERI

ERI

小学生のころからずっと家には犬がいました。現在も7歳の柴犬、スピプーと楽しく過ごしています。実体験したいので老犬介護には詳しいです!野良猫がいると保護してしまう!動物大好き2児のママです。


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