【排泄物は健康のバロメーター!?】
食べ物は口から入って身体の中を通り、排泄物として体外に排出されますよね。
つまり身体の中を通って出てくる排泄物はわんちゃんの健康状態が出るという事なのです。
では、わんちゃんの排泄物の何を気にしてチェックすれば良いのでしょうか。
【排泄物のチェック項目】
– 便の匂い –
– 便の色 –
– 便の回数 –
– 便に何か混じっていないか –
– 便の量 –
– 便の固さ –
– 便の形 –
【便の匂い】
食べた物でわんちゃんによって匂いは変わってきますが、普段と同じ物を食べているにもかかわらずいつもと明らかに違う匂いがする場合は注意が必要です。
【便の色】
健康なわんちゃんの便の色は茶色から焦げ茶色をしています。
ただし、おやつやいつもと違うものを食べた時などによっては色が変わってくる場合もあります。
便に鮮血や粘液状の血が混じっている便は血便として分かりやすいですね。黒色のタール便の場合などは実は血が混じっている場合もあります。その他にも緑色や白色・黄色など、明らかにいつもと違う便の色の時は病院に連れて行き医師に相談しましょう。
【便の回数】
わんちゃんによって食べる量も異なりますので1日にする便の回数は異なります。また、仔犬の頃も便の回数は多いですね。
普段より回数が多い場合はいつもより食べ過ぎている場合もあります。
逆に普段より明らかに回数が少ない場合、わんちゃんが便秘になってしまったかどうか様子を見る必要があります。
食べる量が少なかった時や食欲がない時などは排泄する程便が出来ていない場合があります。
わんちゃんが排泄をしようとポーズをしているにもかかわらず便が出ない場合は便秘の可能性がありますので、医師に相談してくださいね。
【便に何か混じっていないか】
食べた物が消化されずにそのまま便に出てくる事は良くありますが、それ以外で便に何か混じっていたら要注意です。
排泄した便に白いものやゴマのようなもの、または虫がそのまま出てきてしまった時は寄生虫がいる可能性が高いので病院に連れて行きましょう。
その時できれば虫が出てしまった便を触らないように袋に入れてから病院に持って行き、医師に見せると良いと思います。
【便の量】
便の量は食べたものの量で変わります。普段より多い場合は食事やおやつを食べ過ぎていないか量を見直してみましょう。
【便の固さ】
便が固い場合は水分が不足している可能性があります。わんちゃんによっては便が固くなりやすい食べ物もありますので、何を食べた時に便が固くなったのかチェックをしてみると良いかもしれませんね。
便が緩い・下痢の場合は食べ過ぎや傷んだものを食べてしまった場合も考えられます。
また、いつものフードやおやつを違うものに変えた場合などに下痢をしてしまうわんちゃんもいます。
その他にも気温の変化やストレスなどによって便が緩くなったり下痢をしてしまうわんちゃんもいるので、酷い場合や長く続く場合も一度医師に診てもらいましょう。
【便の形】
健康なわんちゃんの便の形は細長くコロンとしており、1つやいくつかにまとまった便です。
水気が多くべちゃべちゃしていたりゼリー状の粘液が付着していたり、逆に固すぎていきんでも便が出ないような場合にはわんちゃんの体調に異変がある場合があります。
そのような場合には良く便の様子を観察し、おかしいなと思ったら病院で医師に相談すると良いと思います。
排泄物は毎日出るものですし、私たち飼主が目で見てすぐにわかるわんちゃんの健康状態のバロメーターと言えますね。
大切なわんちゃんの毎日の健康状態を知り、わんちゃんが健康的に長生きできるように排泄物を毎日チェックしましょうね。
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