ワンちゃんにとっての水の必要性って?
ワンちゃんが1日飲まないといけない量は1日の摂取カロリーと同じと言われています。
もし、あなたのワンちゃんが1日に500カロリー摂取しないといけない犬種だとすれば、水も500ml、1日に摂取しないといけないということになります。
しっかりとこの量を摂取しないと膀胱炎や膀胱結石などの病気を引き起こし、症状が長期化することもあるため、注意が必要。
ワンちゃんは人間に比べて汗腺が著しく少なく、足の吸盤でした汗をかけません。
そのため、舌で温度調整を行いますが、水を飲まないということは夏場には大変危険なことなのです。
飼い主さんが積極的に水を飲ますようにしてあげないと脱水症状を引き起こし最悪の場合死に至ることもあるので要注意ですよ。
なぜ飲まないのか原因を探ろう!
飲まない理由としてはいくつかありますが、それはトイレを室内に設置していない場合や室内で排尿をしたがらない場合に我慢し、それが水を飲まない原因の一つと考えられます。
こまめに散歩へ行ったり、室内でもトイレをしやすい環境を作ってあげると次第に室内でもトイレをしてくれるようになるかもしれません。
他に考えられる原因は夏バテ。
夏バテは体がだるくなってしまい、飲みたいという感情がすり減ってしまうのです。
しかし、暑い夏に水分の摂取量が減ってしまうととっても危険。
嫌がっても少しずつお水を与えましょう。
最後にあげられる原因としては老犬であること。
老犬であるといろんな体の器官がうまく働かなくなりますから、喉が渇いたという信号も遅れてしまうことがあるのです。
そして、知らない間に脱水症状を起こしてしまうということもあるので要注意です。
ワンちゃんに水を飲ませるための対処法!
各部屋に水を飲める環境を作る!
お家が広いと暑い季節になると動くのが億劫になりがち。
しかし、ワンちゃんがどの部屋に居ても飲めるように何か所かに水入れを作ってあげるとしっかりと水分補給をしてくれるようになります。
しかしワンちゃんは匂いにとても敏感。
水は常に綺麗なものを与えるようにし、水入れも定期的に洗ってあげましょう。
◇室内でトイレができるように工夫する
上記でもお伝えしましたが、室内でおトイレがしっかりできるように対処してあげましょう。
朝起きた際やエサを食べた後にワンちゃんはおしっこをしやすいので自然にトイレに誘導してあげ、トイレを促すといいでしょう。
水に果物の汁を加える
水にリンゴや梨、みかんなどの絞り汁を少し垂らしてあげると喜んで飲む子も多いです。
また無糖のヨーグルトなども混ぜてあげるととても美味しそうに飲みますよ。
水にお肉や野菜の茹で汁を加える
鶏のササミや野菜を茹でたものを水と混ぜて与えると、匂いがついて水をよく飲むようになりますのでおすすめ。
野菜はある程度は大丈夫ですが、タマネギは絶対あげないようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これからの季節、ワンちゃんにとってはお水はとても大事になってきます。
もし、あなたのワンちゃんが水をあんまり飲まないようでしたらしっかりと原因を追求して上記の対処法を実践してみてくださいね。
ご参考にしてみてください!
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