ノミやダニがつくとどのような危険があるのか?
まずノミは体内に瓜実条虫という寄生虫の一種がいる場合があります。
わんちゃんは自分の体をペロペロと舐めグルーミングをする際に体内に入ると感染する可能性もあります!
その場合、下痢をしたり、便の中や肛門周りに米粒のようなものがもしかしたらあるかもしれません!
見つけたり、気になる場合は病院に行き便検査をしてもらい駆虫薬で駆除をしましょう!
でもノミ自体を退治しないと感染を繰り返してしまうので要注意です!
その他にもノミの唾液にアレルギー反応を示し皮膚炎を起こす可能性もあります。
マダニはどうなのか?
マダニも唾液で腫れたり皮膚炎を起こすこともありますが、大量に寄生し血を吸われると貧血を起こす場合があります!マダニは最初とても小さく吸血前、吸血後では100倍近く変わり1cmぐらいに膨れ上がります。大量にマダニがついていて血を吸われたら…と考えるとそりゃ貧血にもなるよなと思いますよね!
その他に有名なのはバベシア症という病気もあります。聞いた事がある方もいるかもしれませんが、かかると元気が無くなったり、貧血になったり、熱が無くなったり、最悪の場合死に至る可能性もあります。少しでも様子がおかしいなと思ったら病院で検査をしてもらいましょう!血液検査でわかる可能性が高いです。
どのように予防したら良いのでしょうか?
現在は様々な予防薬が出ています!
皮膚に滴下してノミやマダニを予防できるタイプ
フロントラインやレボリューションなど
錠剤やチュアブル(ジャーキーのようなもの)を飲んで予防ができるタイプ
ネクスガードやコンフォティスなど
どれも一度使用したからといって効果が永久に続くというものではありませんのでご注意ください!!
そしてノミ、ダニ以外にもフィラリア症や虫下しも予防出来るものもあるので気になる方は獣医さんに聞いてくださいね!
予防薬にはノミだけに効くものやノミとダニ両方に効くものもあります。
ノミダニ両方に効くといってもノミは3ヶ月予防効果があるけどマダニに対しては1ヶ月しか効果がないということもありますのでご注意ください。
種類が色々ありすぎるー!!
っと悩んだときには愛犬に合わせて決めましょう!
どういう事かというと、
うちの子は皮膚が弱いから食べるタイプにしよう!
錠剤は飲めないからジャーキーにしよう!
食べ物に寄ってはアレルギーがあるから滴下タイプにしよう!
かかりつけの先生が決めたものにしよう!
などなど決め方はそれぞれです!
価格も様々なので予算に合わせてもいいかもしれませんね!
もしノミやマダニがついていたらどうしたらいいの?
ノミの場合一番やってはいけない事は、潰す事です。潰した際に卵が飛び散る可能性があります。もし捕まえたら洗剤を入れた水に入れるなどして対応しましょう!ただノミの動きはとても早いので捕まえるのはなかなか難しいかもしれませんが…ダニとノミとりリンスインシャンプーなどのシャンプー剤も今は販売しているのでそういったものを使用してみてもいいかとは思います。
ともかくノミが付いていたら出来るだけ早く駆除薬をつけましょう!
ダニの場合はくっついているからといって力ずくに引っ張ってはいけません。
だいたい耳などの皮膚の薄いところにいますが、ダニはとても強力な顎で噛み付いているので、引っ張っると顎だけが残ってしまい、そこから炎症が起こることもあるので注意しましょう!
取る場合は専用のピンセット(マダニ取りティックツイスターなど)でとるか、動物病院で薬を使用して取ってもらいましょう!
いずれも病院に行く際には、一度連絡をしてから受診する方が良いでしょう。
他の犬にノミやダニが移る場合がありますので注意してくださいね!
ここまで読んで頂けたら、ノミやダニをなぜ予防するのかわかっていただけたかと思います!
一番良いのはノミやダニがつく前に予防する事が大切という事ですね!
可愛い我が子が苦しんでいる姿を見るのはとても辛いです。
可愛い我が子の為にもしっかりと予防していきましょう!
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