犬のしつけをする前に!飼い主が知っとくべきしつけの心得

2016.05.18

犬のしつけをする前に!飼い主が知っとくべきしつけの心得

ワンちゃんのしつけについて悩まれている方は大勢いると思います。 なかなか言うことを聞いてくれない…強く叱ることができない、など悩みはさまざまです。 しかし、しつけの仕方や効果的なやり方はいくつもありますが、重要なことは飼い主さんのしつけに対する心構えです。 しつけを「飼い主の命令をよく効かせるため」「飼い主にとって都合のいいように服従させるため」などと考えているのであればそれは大きな間違いです。 ここではしつけを始める前の「飼い主のしつけに対する心構え」について詳しく見ていきましょう。

focebookシャアツイート

しつけは愛犬を守ることにつながる

pet_inu_kamu

室内での無駄吠え、拾い食い、飼い主以外への迷惑行為(噛む、吠えるなど)これらはしつけなければならないワンちゃんの行動ですが、見方を変えればこれらはワンちゃんを守ることにもつながります。

例えば、無駄吠えによって近隣住人とのトラブルに発展してしまった、急な飛び出しによってワンちゃんが車に引かれてしまった、他人にいきなり噛みついてしまった、こんなことが起きては大変です。

最悪なパターンは愛するワンちゃんとお別れをしなければならなくことです。

しつけはワンちゃんとの主従関係が重要と言われますが「可愛いワンちゃんと主従関係ではなく対等の立場でいたい」という方もいらっしゃいます。

ですが、ワンちゃんは頭が良く人の言葉を理解します。そして自分より立場が低い相手の言うことは聞きません。

ワンちゃんとの信頼関係は対等でいいのですが、やはり飼い主さんとの主従関係ははっきりとさせておかなければなりません。

主従関係なくしてしつけも成り立たないからです。
主従関係がしっかりと出来ていれば、飼い主さんの言うことを、号令一つでワンちゃんは受け入れます。そうなれば、悲惨な事故を防ぐことにもつながります。

しつけは人間の都合で行うものではなく、よりワンちゃんとの快適な時間を過ごすために、そしてワンちゃんの身を守ることにつながるものだと理解しましょう。


ワンちゃんの行動は自然なこと

ワンちゃんの問題行動に対してしつけをしなければなりませんが、ここで理解していただきたいことは人にとっての問題行動は、ワンちゃんにとっては自然な行動であるということ。

たとえば“吠える”という行動は人にとっては“話す”ことですし“噛む”ということは手足が使えないワンちゃんにとって“人が手を使う”と同じことだからです。

この吠えるという行動がワンちゃんにとっては人に迷惑をかけているとは微塵にも思っていません。人でいうと子供が“なにか伝えたいことがあるので大きな声でしゃべる”ということかもしれません。

そんなとき、人であれば子供に“そんなに大きな声を出すと周りの人の迷惑だから小さな声で喋ろうね”と諭すでしょう。理由もなく“うるさいから静かに!”と怒鳴ることはしつけではなくただ叱っているだけです。

ワンちゃんのしつけも同様で、なぜうるさく吠えてはダメなのか、ということを時間をかけて理解させることが重要です。

しつけ

また飼い主はなぜ無駄吠えするのか理解する必要があります。
子供であれば“なにか伝えたいことがあるから大きな声を出す”ことが理由になりますがワンちゃんも同様になにか理由があるかもしれません。

なにか伝えたいことがあるなら原因を探る、いたずらで吠えているだけなら厳しくしつけるなど、ワンちゃんの気持ちを理解し愛情を持った上で、「こうして欲しい」「こうして欲しくない」という飼い主さんの気持ちを伝えることが大事といえます。


ワンちゃんには個性がある

dogs-1304460_640

ワンちゃんの気持ちを理解することが重要、と記述しましたがもう一つ理解しなければならないことがあります。

それはワンちゃんにはそれぞれ個性があるということです。

優しい、臆病、気が強い、弱い、活発的、内向的、社交的、お調子もの、陽気…などなど性格が違うのは当たり前で、犬種や性別、もっと言えば毛種やカラーなどが違えば性質が変わると言われています。

それではワンちゃんの性格を見極めるにはどうすればいいのか、これはもう時間をかけてゆっくりと理解するしかありません。

しつけが上手くいかず焦ってしまうことがありますが、その前にまずワンちゃんの性格を理解しているかいないかでしつけの仕方は大きく変わります。

最近の風潮では「叱ってはダメ」というのが主流になってきてはいますが、大事なことはそれをそのまま鵜呑みにしないことです。

時には厳しく、本当に悪いことをしてしまった場合には叱る必要がありますし、もしかしたら厳しく叱らないと理解できないワンちゃんもいるかもしれません。

しつけに関する情報は書籍であったりインターネット上で数多く公開されています。広い知識を身に着けて偏ったしつけの方法ではなくワンちゃんに合ったしつけの方法を学ぶ必要があります。


しつけはいつから始めるのがよい?

それでは実際に、しつけはいつから始めればいいのでしょうか?

飼ったその日?3日後?

いいえ、しつけはワンちゃんを飼う前から始まっています。
しつけを行うには正しい知識を身に着けるために勉強する必要があります。

たとえばトイレの仕方についてのしつけについて、ワンちゃんを飼ってからしつけの仕方を学んでいては、正しいやり方を身に着ける前にワンちゃんは何度も間違った場所で排泄をしてしまうかもしれません。

hitsudan

極端な例かもしれませんが最初から、正しい位置でしつけていれば悪い習慣が身につくこともなく飼い主、ワンちゃんともにストレスは軽減されることでしょう。

少しでもワンちゃんを飼いたい、と思っているのであればなんとなくでも知識を身につけておくといいかもしれませんね。決して得た知識は無駄にはならないはずです。

書籍であったりインターネットで勉強するのもいいですが、しつけ教室に行ったりインストラクターの方の話を聞くのもより実践的でいいかもしれません。


しつけにも順番があります

しつけを行う際に意外と気づかないことの一つとして「しつけの順番」が挙げられます。

「お座り」「待て」といったしつけは成犬になってからでもできますが、無駄吠えや噛み癖などは子犬のうちからしつけをしないと、成犬になって自然に直るということはありません。

良い癖を最初に身に着けさせるのと悪い癖を矯正するのは、考えるまでもなく手間と時間は圧倒的に後者の方がかかります。

しつけを専門のインストラクターの方の依頼するケースもありますが、依頼する間に悪い癖をつけるよりも良い癖をつけてあげた方がワンちゃんにとっても幸せです。

しつけの優先事項は「ワンちゃんに社会化」です。トイレの仕方や生活する上で必要なことを優先的にしつけていきましょう。

しつけを行うには環境作りも必要になります。部屋の中の環境整備、トイレやハウスのセッティング、退屈しないためのオモチャの作り方、家族や訪問者を歓迎する方法などです。

これらも事前の知識として取り入れていると非常に友好的であるといえます。


まとめ

pets-1356191_640

しつけに対する事前準備としてまとめますと、

・しつけの本質を理解すること
・ワンちゃんの個性を理解すること
・事前知識を身に着ける(ワンちゃんに悪い癖を身につけさせない)

大事なことはワンちゃんの気持ちを理解すること、しつけはワンちゃんの身を守ることにつながるということです。

一時的な感情に流されることなく、長い目で見てワンちゃんとよりよい生活を送るためにもしっかりと正しいしつけを行ってください。

focebookシャアツイート

– おすすめ記事 –

・ワンちゃんのしつけは飼い主次第!?ワンちゃんに見習われる飼い主になろう
・ワンちゃんをモデルにするために必要なしつけとは? 【前編】
・速攻3分!犬のしつけテクニック~吠えグセ解消!
・子犬のしつけ教室の選び方

 毎日5分!愛犬とのスキンシップマッサージ


 子犬がうちに来る前にするべき準備と迎え方


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


記事に関するお問い合わせはこちら