1.雷がなると犬はこうなります
2.犬の雷対策
2-1.窓や雨戸を閉めて部屋を明るくする
2-2.テレビや音楽をつける
2-3.安心できる場所を用意する
2-4.雷が止むまではなるべく一緒にいてあげる
【掲載:2016.05.21 更新:2021.06.17】
雷がなると犬はこうなります
うちの場合、2匹飼っていますが犬によって怖がり方が違います。
柴犬は雷がなると尻尾を下げて落ち着かない様子で部屋中をうろうろしだします。
吠えたりはしませんが、音はやはり怖いようで、自分のベッドでじっと雷が止むのを待ちます。
スピプーはプチパニックという感じで、ブルブル震え、人間を見つけると抱っこしてと言わんばかりに膝に乗ってきます。
雷の音にもちろん怯えていますが、雷に吠えたりもします。
また、ずっとハーハー興奮しているので喉も渇き、水を良く飲みます。
自分のベッドに入ったりはせず、雷の音が収まるまでは人間から離れようとしません。
性格なのかわかりませんが、大型犬よりも小型犬の方が雷を怖がる犬が多いように感じます。
犬の雷対策
これは基本的かもしれませんが、雷がなり始めたらこういう対策をしています。
◆窓や雨戸を閉めて部屋を明るくする
雷が鳴るときはたいがい雨も降っていて暗くなるので、怖くないように部屋の電気をつけたりしてまずは落ち着かせます。
◆テレビや音楽をつける
これは雷の音がなるべく聞こえないようにするための対策です。
◆安心できる場所を用意する
柴犬が自分のベッドでじっとしているように、犬は自分の匂いのついた場所や狭い場所は安心するので、そういった場所を用意します。
もちろん、ケージの中で犬が安心できるようにタオルを敷いたりしてあげるのもありです。
◆雷が止むまではなるべく一緒にいてあげる
これは出来ればなのですが、一緒にいることが可能なのであれば犬に寄り添い、大丈夫だよと声をかけ、優しく撫でてあげます。
犬は最初興奮していても、だんだんと落ち着いてきます。
犬の雷恐怖症
みなさん、雷恐怖症って聞いたことありますか?
これは、雷発生時、またはその前からパニックになってしまう犬のことをいいます。
異常に敏感になり、嘔吐したり、呼吸が荒くなったり、震えたり、吠えたり、逃亡したりする犬もいます。
うちのスピプーも少し雷恐怖症の部分もあるのかな?と思いますが、私が側にいれば落ち着いているのでこの対策は特にしていません。
しかし、パニックが激しい犬は自分がコントロールできなくなりその結果、暴れたり、飼い主を噛んでしまったり、逃亡してしまうこともあります。
場合によっては獣医さんに相談し、事前に精神安定剤などの薬を処方してもらえることもあります。
犬と飼い主さんの安全を考えて、毎回パニックがひどいときは獣医さんにご相談されることをオススメします。
まとめ
犬は人間と同じように雷の音や光で恐怖を感じる他、「気圧の変化」や「静電気」によっても感じるようです。
犬によっても静電気の感じ方は異なるということなので、もしかしたらより怯えているスピプーは柴犬よりも静電気を感じやすい体質なのかもしれません。
スピプーは雷の他にも地震がくる前も静電気なのか、気圧なのかわかりませんが、体で感じとり、吠えて教えてくれます。
外で飼っている犬はより雷に対して怖いと感じていると思うので、安全で安心できる犬小屋をしっかり用意したり、雷のときは部屋の中に入れてあげたり、そういう対策が必須ですね。
玄関にいるだけでも恐怖心は和らぐと思います。
飼い主さんは雷によってパニックになっている犬を決して叱ることはせず、まずは落ち着かせてあげるために抱きしめてあげることが大切だと思います。
そして優しく撫でてあげるとこで、「誰かが側にいてくれる、大丈夫なのだ」と犬も理解してくれるはずです。
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