出かける際にマイナスな雰囲気にならない
ワンちゃんや猫ちゃんは飼い主さんの空気を敏感に察知します。
行く前のピリピリとした緊張感や必死な様子などはワンちゃんや猫ちゃんにとって何かあるぞと言っているようなものです。
そしてよくしてしまいがちな「頑張ろうね」というワードです。
そういった心構えをさせるよりも、さらっと動物病院へ行くと意外と平気なこともあるかもしれません。
病院へ行くことを楽しい記憶にすり替える
お注射をされたり、押さえつけられたり、ワンちゃんや猫ちゃんにとって嫌なことばかりが起こる場所ですが、例えば最後にとても褒められたり素敵なご褒美をもらえたり、帰りに自分にとって楽しい場所に連れていってもらえたりすると、病院へ行って嫌なことをされたということからさらに楽しいことが起こったと記憶が上塗りされるので、マイナスなイメージが払しょくされる可能性があります。
おやつを持っていき、処置などが終わったら診察台の上で少量だけおやつを与えるというものならば手軽でいいかもしれません。
行き慣れる
元気であればなおさら足が遠のいてしまう病院ですが、だからこそ行ったときは嫌なことばかりされるというイメージが付きやすくなってしまったりもします。
特に猫ちゃんだとそれ以外はお外に出ない場合もあるので、なおさらそういうイメージはつきがちかもしれません。
それであれば、病院は痛いことをするだけの場所というイメージを和らげればよいのです。
例えば、ワンちゃんであればお散歩のたびに立ち寄ってみるというのも良いですし、猫ちゃんであれば1か月に1度、体重を測りに行ってみるというのでもよいと思います。
他にも病院でイベントなどを企画している場合、そういった企画に積極的に参加してみるというのも良いかもしれませんね。
可能ならば飼い主さんも参加する
その子の性格にもより、飼い主さんがいるとパニックになってしまったり、強気になりすぎて、逆に席をはずすことをお願いされてしまう場合もありますが、可能であれば一緒に診察時に立ち会って、もちろん処置などの邪魔にならない必要はありますが、お顔の見えるところに立って声をかけてあげるなどするだけでも恐怖心が取り去れる場合もあります。
一応処置の内容によっては不可能な場合もあるので、診察前にまずは受付でその希望がある旨、可能かどうかをスタッフさんに聞いてみるとよいでしょう。
性格をスタッフの方に伝える
その子によって、例えば抱っこの仕方でこんなところを気にするということや、こうしてあげると落ち着くと思うということを伝えることで、何か処置の時に役立ててくれる可能性もあります。
例えば「女性の方が好きですよ」という一言でスタッフを女性の方にしてくれる可能性もありますし、「大きな音が苦手です」というお話の場合、しっかりと診察室の戸を閉めて周りの音をシャットアウトしてもらえる可能性もあります。
もしかするとそれが、少しでも診察時のストレスの軽減につながるかもしれません。
このようなことでもしかしたら急にガラッとは変わりづらいかもしれませんが、少しずつ動物病院を好きになってくれるかもしれません。
好きになってくれたら、万が一の時の診察時の精神的な負担も少しは軽減されるでしょう。
また飼い主さんも病院で緊張していたりして、その緊張が伝わってワンちゃんや猫ちゃんも緊張してしまう場合もあります。
飼い主さんも話しかけやすいスタッフさんを見つけたり、病院でのおなじみのワンちゃん猫ちゃん友達などを見つけて病院を楽しい場所に変えるのも良いかもしれませんね。
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