犬と川遊び、思わぬ落とし穴に要注意!

2016.08.05

犬と川遊び、思わぬ落とし穴に要注意!

夏や秋はアウトドアに最適な季節。ワンちゃんとのキャンプや、川遊びなどで楽しむペットオーナー様も多いと思います。夢中になって川の流れを楽しむワンちゃんはとてもかわいいものですが、川遊びには注意すべきことがたくさんあります。今回は、川遊びの注意点をまとめました。

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ワンちゃんの川遊びに用意しておくと安心なもの

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川遊びの前日までに、ワンちゃんにダニ除け(フロントラインなど)を済ませておいてください。また、ペットオーナー様用の虫除けスプレー、ペットオーナー様用のブヨ毒抜き器(インセクトポイズンリムーバーなど)、ペットオーナー様がブヨに刺されたとき用のステロイド軟膏があると安心です。
また、ロングリード、ワンちゃん用の救命胴衣、川に入るペットオーナー様用の救命胴衣、ワンちゃん用の止血剤&化膿止めは必ず用意しておきましょう。以下、順に説明します。


ブヨやダニ、ヤブ蚊、ノミ、ムカデに要注意

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川原に多いのが、ブヨやダニ。人がブヨに刺されたときに放置すると、全身が腫れ上がってしまうことがあります。筆者も、犬と川遊びをしているときに足をブヨに刺され、靴が履けなくなるほど腫れました。今でも、刺された跡が残っています。
川原に近づく人には、虫除けスプレーを十分にかけてください。ブヨに刺されたら、すぐ毒抜き器で毒を吸い出し、ステロイド入りの軟膏を塗っておきましょう。ちなみに、ワンちゃんがブヨに刺されても、腫れ上がることはあまりないようです。
フロントラインなどをしておけばあまり刺されることはないかとは思いますが、ワンちゃんにダニが付いてしまったときに無理に引きはがすと、ダニの吸血部が体内に残って化膿してしまうことがあります。近くの動物病院などで取ってもらうのが無難です。

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石原 美紀子

石原 美紀子

青山学院大学卒業後、出版社勤務を経て独立。犬の訓練をドッグトレーニングサロンで学びながら、愛玩動物飼養管理士1級、ペット栄養管理士の資格を取得。著書に「ドッグ・セレクションベスト200」、「室内犬の気持ちがわかる本」(ともに日本文芸社)、「犬からの素敵な贈りもの」(出版社:インフォレスト) など。愛犬はトイ・プードルとオーストラリアン・ラブラドゥードル。

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