夏から秋に･･･季節の変わり目に注意したいワンちゃんの体調管理

フィラリア予防は忘れずに

最近はフィラリアの投薬期間が延びています。以前は４～５カ月で済んでいた投薬期間も今では半年くらい、場所によってはそれ以上に伸びています。地域にもよりますが蚊が存在している期間が長くなっているようなので、地元のお医者様の指示に従い秋になったからと投薬を自己判断でやめないようにしましょう。
フィラリア予防薬は「蚊が発生して一カ月後から蚊がいなくなって一カ月間」飲ませるのが目安になっています。
地域によって差もありますので必ず地元の獣医師の指示に従ってください。素人判断でやめてしまうと、せっかく夏に飲ませていた意味がなくなってしまいます。秋でもフィラリアの予防は必要です。

気圧の変化に気をつけて

最近は温暖化の影響で海水温が上がっているせいか台風の発生数も増え、発生する時期もずれてきています。
９月、１０月、年によっては１１月にも台風が発生しています。もちろん真夏に一番発生していますが、秋にも少なくないので気をつけたいところです。
台風が接近してきたとき注意したいのは「気圧の変化」です。台風の時は気圧が下がります。
普段から体調を壊しやすいワンちゃん、持病で心臓病やテンカンなどを持っているワンちゃんには気圧の変化は体調不良を起こす大きな原因となることがあります。
気圧が下がると症状が悪化する場合が多いので、台風が近づいている時には前もってお薬を切らさないようにしたり、かかりつけ医と相談して対策をしておくなどワンちゃんになるべく負担がかからないようにしておきましょう。

暑い暑い夏が終わり秋になるととホッとしますね。
でも本当に秋なのかな？と思うくらい日中はまだ暑かったり、そうかと思えば夜は涼しくなったりします。
秋は来る冬に向けてたくさん食べて栄養と体力を身につけて備える大切な季節です。秋の体調管理はとても大切です。
特に今は人間と一緒に家の中で快適に暮らしているワンちゃんが多いので、人間の管理が直にワンちゃんたちに影響を与えてしまいます。
夏に引き続き、こまめな管理をしてワンちゃんと快適に過ごせるようにがんばりましょうね！

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