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病気も運んでくる小さなバンパイア
夏の害虫の代名詞ともいえる蚊は、種類によって活発に吸血する時間帯が異なります。蚊のエネルギー源は糖分で、普段は花の蜜などを吸って生活していますが、産卵のための栄養源としてメスだけが吸血します。
蚊は動物が出す炭酸ガスや皮膚のニオイ、温度などを頼りに旧結言を探し求めます。吸血の前に、あらかじめ血が固まるのを防ぐ物質を含んだ唾液を注入しますが、これがかゆみの原因となります。
蚊に刺されることで起こる主な病気
必ず予防すべきペットの病気として広く認識されているフィラリアは、正確にはペット(主にワンちゃん)の心臓と肺動脈に寄生する犬糸状虫のことを指します。進行すると、心臓病や肝臓病、腎臓病などさまざまな病気を引き起こします。蚊が感染媒体となるため、春から秋にかけての予防がとても大切です。
予防をせず夏を3回越したワンちゃんは、高い確率でフィラリアに感染しているという統計も。
夕方と明け方の外出に注意
蚊の活動は、5~10月が最も活発です。ヤブカは昼間に吸血し、イエカは夜間に吸血しますので、夕方と明け方が最も危険な時間帯といえます。ワンちゃんのお散歩の時間と重なりますので、十分に対策してから出かけましょう。
5月を過ぎたら秋まで蚊のシーズン!
蚊は暑い夏を過ぎて適温となる秋にも発生が多くなります。また、冬場に発生する蚊もいます。夏場だけでなく、秋に入っても油断しないように心掛けましょう。
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