家の中で大発生することもある厄介者
ノミは、動物が出す炭酸ガスに反応して飛びつきます。その跳躍力は非常に優れたもので、自分自身の体長の約200倍も跳ねることができます。
現在のノミによる被害は、ほとんどがネコノミによるもの。幼虫の頃は暗い場所を好み、成虫は家屋の内外に発生します。屋外では草ムラや砂場、犬舎の中や下など、雨が直接当たりにくい場所が要注意スポットです。
ペットに寄生したノミが産卵し、カーペットや畳の下などで発育して寄生を繰り返し、大発生することもあります。また、寄生された動物と接触することでも簡単に移るので、注意が必要です。
ノミが原因で起こる主な病気
アレルゲンはノミの唾液。刺されると強いかゆみを伴う皮膚炎が起きます。
血を吸われると貧血になることがあります。
瓜実条虫は、卵を食べたノミの幼虫の体内に入って発育し、ワンちゃんが自分のカラダをなめた時などにノミを飲み込むことで感染します。
人にもかかわる病気です。ノミが媒介するバルトネラ菌が、ネコちゃんの爪や口腔内を経由して人に感染することがあります。
梅雨から夏場がシーズン
ノミは高温、高多湿の6~9月に発生のピークがあります。また、暖房が行き届いた室内では冬場でも発生することがあります。
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