子犬の歯の生え変わりで注意することとは?

2016.10.18

子犬の歯の生え変わりで注意することとは?

赤ちゃんの頃に飼い始める子犬は、我が子を育てる気分にも等しい部分があります。子犬の親になった感覚で、日々成長していく愛犬の様子に、 感動と喜びの気分がいっぱいです。そんな子犬の成長過程として知っておきたいのが「歯の生え変わり」についてです。 一生お付き合いしていく愛犬の「歯」のことですから、生え変わりの時期や歯磨き方法については知識として知っておくことをおすすめします。

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子犬の歯が生え変わるのはいつなの?

基本的に「歯」は口の中に隠れているので状況が分かりにくいものですよね。しかし、歯は食事をする時に欠かせない大事なものですから、乳歯や永久歯について飼い主として覚えておくと、いざという時に安心します。

子犬 歯
●乳歯や永久歯・・・いったい何本の歯が生えるの?

生まれて20日経過した頃から、可愛らしい乳歯が生え始めてきます。そして、犬の乳歯は生後2か月もすればすべて生えそろいます。
普通は上と下の歯をすべて合わせて28本です。

一方、永久歯は切歯(せっし)、犬歯(けんし)、前臼歯(ぜんきゅうし)、後臼歯(こうきゅうし)がそれぞれ上顎と下顎にあり、全部揃えば42本と乳歯よりもだいぶ多めです。

ただ、歯の本数ですが必ずしも42本生えてくる訳ではなく、欠歯(けっし)と言って歯が少ない場合と過剰歯(かじょうし)と言って歯が多い場合もあります。このような本数の異常は短頭種や小型犬には多いことで珍しい症状ではありません。
また埋伏歯といって歯肉の中に埋まっている状態の場合もあります。

珍しくないこととはいえ、正常に本数が生えてこない時は今後の噛み合せにも影響し、ワンちゃん自身が大変な思いをすることもあるので、できるだけ早めに動物病院で確認してもらうようにするといいですね。

●抜け始めるのはいつ?

乳歯の寿命はごくわずか。生後2か月頃に生えそろった歯が、それから2か月程度たった生後4か月~5か月頃には、抜け始めて永久歯へと生え変わってきます。


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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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