犬の困った行動のひとつ、飛びつき癖。どんなしつけをしたら飛びつかなくなるの?

2016.12.01

犬の困った行動のひとつ、飛びつき癖。どんなしつけをしたら飛びつかなくなるの?

普段は落ち着いている愛犬でも、お散歩中に他のワンちゃんと対面した時、興奮して飛びついて困った! なんてことありませんか? 私の愛犬が小さい頃は、犬同士だけでなく、人間にも飛びつこうとするのでお散歩するのも大変でした。 やめさせたい犬の飛びつき癖、どんなしつけをすれば直るのでしょうか?

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犬が飛びつく理由について

犬が飛びつく理由

私の愛犬は、小さかった頃はよく飛びついていました。
お出かけから帰っては飛びつき、お散歩に行きたいと飛びつき、見慣れない犬を見ると飛びつき…
飛びつかないようしつけを繰り返し、今は落ち着きましたが、その頃は本当に大変でした。
ワンちゃんが飛びついてしまうシュチュエーションと、その時の心理状態についてまとめてみました。

嬉しさを伝えたい飛びつき

外出から戻った飼い主を見て→「おかえりなさい!」と喜びすぎて飛びつき

好奇心による飛びつき

見慣れないものを発見→「あれはなんだ!?」と確認する飛びつき

要求している飛びつき

そろそろ夕方→「ねぇお散歩行こう!」と誘ってくる飛びつき

狩猟本能からの飛びつき

動いているものを見て→「あれはなんだ?」と捕まえるための飛びつき

上下関係を確認するための飛びつき

見慣れない人や犬を見て→「強いのはどっち?」と確認するための飛びつき


犬が飛びついてしまう原因

犬の飛びつきの原因

犬が飛びつく理由についてご紹介した通り、犬なりにいろいろな理由があって飛びついていることはわかりました。

問題になる飛びつきは、
【飛びつく→×→イケナイ行動→注意される→不快】︎
という回路がワンちゃんに定着していないことが原因のようです。

これを、【飛びつきをやめる→◎→好ましい行動→褒める→快♪】
という回路に切り替えれば、困った飛びつきも止めることができるという訳です。


しつけで犬の飛びつきを修正しよう♪

犬の飛びつき

ワンちゃん達が、どうして飛びついてしまうのか、理由と原因がわかりましたね。
犬の飛びつきは、しつけによって改善することができます。
基本的なしつけと同様に、好ましい行動をしたら褒め、イケナイ行動をしたら無視や注意をするなど、飛びつかない行動を褒めて、ワンちゃんの身につくよう強化していきます。

褒めるしつけ

ワンちゃんのしつけには、ご褒美が効果的です。
ご褒美と言えばおやつをイメージする方も多いと思いますが、おもちゃで遊んだり、「よーし」や「good!」など、褒め言葉とともに撫でるのもいいですね。
【飛びつき→やめたら→ご褒美】
飛びつかなくなった時にタイミングよくご褒美をあげることができれば、好ましい行動の強化になり、飛びつかないようにしつけができます。

罰のしつけ

好ましい行動をした時はご褒美を、イケナイ行動をしたら罰を与えるといい
ですね。
罰と言っても精神的な罰のことで、犬にとって厳しいと感じる罰は、無視をすることです。 
【飛びついてきたら→犬から離れる】
【飛びついてきたら→背を向けて無視する】
これを繰り返すことで、飛びつきをやめるようになってきます。

オスワリでしつけ

これは、「マテ」「フセ」「スワレ」などの服従訓練が身についているワンちゃん向けの飛びつきを防止する方法です。
ワンちゃんが飛びつこうとしたら、「スワレ」でおすわりをさせます。
【飛びつき→スワレ!→オスワリできたら→ご褒美】
を繰り返す内に、飛びつかなくなったり、飛びつく姿勢になったとしても、すぐにおすわりして待てるようになります。


まとめ

犬の飛びつきについていろいろとご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ワンちゃんの困った癖のひとつ、飛びつき癖も、しつけ次第で修正することができます。
飛びつきをやめたらご褒美を与え、イケナイ行動をしたら精神的な罰を与えたり、オスワリで制御しましょう。
愛犬の飛びつきがなくなってお出かけがスムーズにいくと、飼い主さんも愛犬もハッピーに過ごせますね♪

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カリーナ

カリーナ

動物好きな親の影響で、子どもの頃からずっと犬がいる生活をしていました。 これまで飼ったペットは、犬5匹・猫3匹・鶏8羽です。 現在は大型犬2匹と人間7人で、にぎやかに暮らしています。

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