どうして家具を噛むの?
1.乳歯から永久歯へかわる時期の影響
生後間もなくやってきた子犬が家に慣れてきたころ始めたのが、こたつの足やソファなどの家具を噛むことでした。幼い犬が新しい遊びに夢中になっているのか、それとも何か違う理由があるのか、最初は可愛さで叱ることがためらわれてしまいますよね。かといって、傷だらけになる家具を放置するわけにもいきません。
犬が家具を噛む理由には諸々あるかと思いますが、うちのトイプードルが家具を噛んだ理由でいちばんそうではないかと感じたのは、歯の生えかわりでした。
犬は生後3週間頃から乳歯がはえ、2ヶ月ごろにはえそろい、7ヶ月になるころには永久歯になるそうです。この永久歯になるまでのころが、ちょうど歯茎がむずがゆくなる時期で、子犬はそれを解消するために家具のような固いものを噛むそうです。
人の赤ちゃんも、生えかわりの頃はムズムズするようなので、ここは人も犬も共通なのかもしれませんね。
2.ストレスの影響
愛犬が遊び足りない、おやつがほしい、そんな欲求からくるストレスを、家具を噛むことで発散している可能性があります。
噛まれた家具も心配ですが、愛犬が口の中にケガをしてしまう場合もあるので、見かけたら早めにやめさせましょう。
3.間違った主従関係による影響
愛犬を家族の一員と思っても、主従関係は明確にしないといけません。
愛犬が家具をボロボロに噛んでいる光景を目の前にして、きちんと叱ることができましたか?
叱らなければいけないときに叱らないと、飼い主よりも自分(愛犬)は上だと勘違いをしてしまうだけでなく、家具を噛んでもいいんだと認識してしまいます。
ルールを教えることは人と犬の主従関係を成立させることに繋がり、次第に家具を噛むような自分勝手な行動は控えるようになっていきます。
家具を噛ませないためには?
歯のはえかわりで噛む場合や、ストレスで家具のようにかたいものを噛む場合は、市販のガムがおススメです。うちのトイプードルは、小型犬用のガムや噛みごたえのあるおもちゃで噛むことをやめました。
しかし、永久歯になっても噛む場合があります。
我が家では、家具を噛んでいるときにわざと噛んでいる家具を叩いて大きな音をたててみました。すると、愛犬は驚いて噛むのをやめましたが、すぐにまた始めます。
ここからはイタチごっこです。家具を噛んだら叩いて音をたてるの繰り返し。
持久戦になりますが、愛犬には噛むと大きな音がするとプリンティングされ、時間はかかっても最終的には家具を噛むことをやめるようになりました。
たまたま近くで噛む行為をしていたからできたことかもしれませんが、これも試してみる価値はあるようです。
さいごに
いかがでしたか?
いくら可愛い愛犬とはいえ、簡単に買い替えることができない家具を噛まれるのはたまらないものです。
まずは何が原因なのかを探り、対処方法をいくつも試してみましょう。その中には、きっと愛犬が苦手なものがあるはずです。
そしてここで大切なのは、適度に遊びを取り入れながら対応することです。人のイライラは愛犬に感染します。気持ちに多少のゆとりを持つことも、噛むことをやめさせるための重要なポイントです。
– おすすめ記事 –
・愛犬が家具を噛むのはなぜ?理由としつけ方法は? |
・犬がこたつにずっと入っているけど大丈夫?注意点は? |
・室内犬の多くは足に負担がかかっている?滑らない床にするには? |
・犬の寒さ対策。冬の寒い室内での対策方法は? |
ペット用の洗剤って知ってる?!ライオンのペット用品の洗剤で臭いも汚れも毛もスッキリ落とそう♪
飼い主もペットも楽しくなっちゃう!おもちゃを使って犬を運動させる方法