一人暮らしの人が犬を飼う背景
マンションやアパートでも最近はペットを飼ってもOKの物件が増加しています。独身で一人暮らしだけど犬が大好きでどうしても飼いたい人もいます。そこで賃貸だろうが何だろうがペットショップへ直行することになります。
でも、どうせなら自分に懐いてくれる子犬を自分の手で育てたいと思う心情にかられてしまい、生後何か月とかのワンちゃんを選ぶ傾向にあります。それに狭い部屋に大型犬や超大型犬のワンちゃんを飼うなど物理的に無理がありますから、片手に抱けるような小型犬を選ぶ人がほとんどです。
実家で飼っている犬に会いに行くだけでは我慢できず、つい自宅で飼ってしまいあとで後悔する人も少なからずいます。自分が病気の時や仕事で散歩に連れて行く時間がないのも多々ありますが、出張で家を空けるとなると水やりやエサ以外にもやることがあります。誰か代わりに預かってくれるとかペットホテルにお泊りさせられる人は、そう多くはないでしょう。
金銭的な問題が大いに関わってくることなのでただペットに癒してもらいたいだけでは済まされないこともあります。自分が犬に守ってもらうのを望む以上に、自分が犬を守ってあげる立場だということを自覚するのが一番大事なことです。
もし子犬から飼うなら覚えておきたいこと
月齢が小さいほど価格帯が上がるのが、ペットショップやブリーダーから購入する子犬の傾向です。生後2カ月ほどだと人間の赤ちゃんと同じでヨチヨチして可愛いかも知れませんが、成犬に比べるとはるかに世話も大変です。
というのも、この月齢の子犬は社会化期と呼ばれる社会的な経験をする時期にあたり、飼い主のモラルが問われるからです。
外の音や環境だけでなく、人間そのものに馴れさせたり他の犬との接触をさせるのも大事なことです。
そして食事もカリカリのドライフードはまだ早いので、お湯でふやかしたものを1日3回に分けて与えるなど手間がかかります。その他にもトイレトレーニングも大事なしつけとなりますから、ちゃんと理解できるまで付きっ切りで教える時期でもあります。
この時期にしっかり教えることにはお留守番もあります。最初からいきなりは厳禁で、少しずつ時間を増やしていきます。この時期の子犬は1日の大部分を寝て過ごすので、その時間帯に飼い主の外出タイムが当たると理想的です。起きている時間に一緒にいて良く遊んでやり、疲れさせて「ああいい運動をした」と思えるくらいが双方にとってもストレスを感じなくて済みます。
留守番で不安にさせないために
犬はもともと群れで行動する集団生活向きの動物です。たまに一匹になるならまだしも、ずっと一匹だけだと不安を感じます。大事なワンちゃんを鬱にさせないためにも、飼い主である人間にはやるべきことがあります。
まず、部屋に一匹だけで過ごさせる時は寂しくないような環境を作ってあげます。音のない世界に長くいると人間だって飽きてしまいます。テレビやBGMのような音楽を流して、気分転換を図るようにするのもいいでしょう。また、生活パターンがいつもお決まりだと、飼い主が出かける支度をするだけですぐに自分が置いて行かれると思い、悲しくさせてしまいます。頭がいいので行動パターンで何をするのか悟ってしまうからです。
犬が鬱病になる原因として
①長時間の留守番
②飼い主がいつも怒っている
③家庭の雰囲気が悪い
などがあります。
症状としては何時間も遠吠えしたり自分の手足を噛む、食欲低下や嘔吐、下痢などで、ひどい場合は飼い主が名前を呼んでも無反応になります。
こんなことにならないように、愛犬の名前を毎日呼んでスキンシップをとることが大事です。外出前や帰宅後はしっかり相手をしてあげ愛情を注いであげましょう。
参考:https://psnews.jp/dog/p/19822/
– おすすめ記事 –
・冬の留守番!愛犬に合った対策、取れてますか? |
・可愛いけど切ない・・・お留守番中の愛犬が寂しい思いをしないために飼い主さんができることとは? |
・急な外泊!その時、犬は留守番させても大丈夫!? |
・笑える!泣ける!癒される!今、あなたに観て欲しいおすすめ犬映画5選!! |
4つのことを守るだけ!一人暮らしでワンちゃんを幸せに飼う方法♪
離婚したら愛犬の所有権はどうなる?愛犬の幸せのために検討すべきポイントについて