ブラウン系の被毛にも種類はいっぱい
ひとくくりにするとブラウンに間違いはないのですが、細かく毛色の呼び方が違っていますので分けてみましょう。
□ブラウン
チョコレートのような濃い茶色(こげ茶)をブラウンと呼びます。
□ゴールド
代表的な犬種はゴールデン・レトリーバーが有名で、薄い茶色をゴールドと呼びます。
□レッド
ブラウンよりも赤褐色が強いカラーの毛色をレッドと呼びます。
ブラウンと間違えられやすいカラーかもしれません。
□イエロー
代表的な犬種がラブラドール・レトリーバーで、ゴールドよりも白っぽいブロンドやレモンカラーになります。
□クリーム
イエローよりも薄い、ホワイト寄りのカラーです。
イエローカラーと見間違えられやすいカラーです。
ブラウンの中にも、別の色が混じったりブラウンの濃淡によって、毛色の呼び方が違うようです。
毛色の種類はトイプードルがわかりやすい!
珍しいカラーのトイプードルを飼っている人は「何色ですか?」と聞かれることが多いのではないでしょうか?トイプードルは最も毛色の種類が多い犬種かもしれません。
愛犬がどのカラーに近いか見比べてみましょう。
□ブラック
艶のあるブラックと艶のないブラックの2種類のカラーがあり、ブリーダ―などのプロは艶のないブラックを理想としているようです。
□ブルー
稀少価値の高いカラーで、ブラックに近い青みを帯びた毛色が特徴です。
□グレー
ブラックとホワイトの掛け合わせで濃いグレーから薄いグレーの毛色があります。
□シルバー
グレーより薄い色で、白みを帯びたカラーになります。
□ホワイト
真っ白なぬいぐるみのような毛色です。ホワイト系は涙やけが目立ってしまうので、丁寧なお手入れが必要です。
□クリーム
ホワイトとごく薄いブラウンが混ざったカラーです。
□ベージュ
クリームよりも少しだけブラウンが入った毛色です。
□ブラウン
劣性遺伝のため、珍しいカラーになります。若い時はブラックに近いブラウンです。
□レッド
最も人気の高いカラーです。ぬいぐるみのような薄い茶色が特徴の毛色です。
□アプリコット
こちらも人気のカラーになります。茶色より赤みの強い毛色です。
□カフェ・オ・レ
ブラウンよりも少し薄いブラウンですが、レッドよりも濃いブラウンです。
こちらのカラーも珍しいカラーになります。
トイプードルは年を重ねるごとに色が抜けていきますので、抜けた時にも違うカラーを楽しめるのもトイプードルの特徴かもしれませんね。
そのほかの毛色はなんて呼ぶの?
こちらでは珍しいカラーをご紹介します。
□ブルータン
珍しい毛色で、ブルー系の色合いに眉毛の部分に違う黄褐色カラーが入ることから、ブルータンという呼び方になっています。
□レバー
光が当たるとレバーのような高級感のある赤みが特徴的な毛色です。
□イザベラ
チョコレートが色あせたような毛色で抜け感のあるカラーです。
私は聞いたことのないカラーでした!
他にもブルータンの「タン(一部黄褐色)」のように、毛色の抜け方(模様)によって、呼び方が異なってくるようです。
まとめ
愛犬の本当の毛色の呼び方はわかりましたか?
ブラウン系だけでもこんなに呼び方が違うんですね。
JKCという、日本国内の犬の品種認定・犬種指定・公認資格発行を行っている団体に認定されていないカラーも合わせると、もっと毛色の種類を細かく分けることもできるようです。
珍しいカラーの中には、皮膚が弱かったり選定性の疾患、病気をしやすいなどの問題もありますので、飼う前にブリーダーやペットショップの人に確認してみるといいかもしれません。
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