愛犬の早食い防止の対策法とは?愛犬の健康のために対策を!

2017.04.28

愛犬の早食い防止の対策法とは?愛犬の健康のために対策を!

愛犬の早食い、これはただ単にお腹が空いているだけでなく、野生の名残も関係しているんです。ただ、人間同様に早食いは健康のためにはよくありません。いつまでも健康でいて欲しいからこそ。できれば、早食いを止めさせたい!そんな飼い主さんに犬の早食い対策についてお話します。

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なぜ、早食いをしてしまうの?

なぜ、早食いをしてしまうの?

犬が早食いをするのは、単にお腹が空いているからというだけでなく、野生の名残もあると考えられます。犬がまだ野生だった頃、犬は集団で群れをつくり狩りをして生活をしていました。その頃は、いつ獲物を捕らえられるか分からなかったため、獲物を捕らえた時は他の群れや仲間に食べられないように必死で早く食べる必要がありました。(もちろん、空腹という理由も含まれています)その頃の名残が、今でも残っているため、犬は早食いをしてしまうとも言われています。


早食いによるデメリットとは

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しかし、現代で気を付けなければならないのが、早食いによる誤飲です。日頃から早食いをしてしまう愛犬が自宅にいれば分かるかと思いますが、フードを与えたとたんに一心不乱に食べ始め時にのどに詰まられてしまい咽ることがあります。時には、そのままフードを吐き出すこともあるでしょう。詰まったフードを吐き出すことが出来ればそれほど問題はありませんが、万が一吐き出すことが出来なかったら窒息をしてしまい時に命の危険となる場合もあります。このような場合が続くなら、早食いを防止するための対策をすることが必要です。
早食いをするということはフードを噛まずに飲み込んでしまうことが多いです。そうなると、消化に時間がかかり胃に負担もかかるため注意が必要です。また、【早食い=お腹が空いている】と勘違いしてしまい、フードを過剰に与え肥満につながることも少なくありません。特に、食いしん坊な犬は肥満傾向にある場合が多いです。どんなに早食いをして愛犬がおかわりを欲しそうにしても、愛犬の健康管理のためには適正量は守る必要があります。


ゆっくり食べられる食器を使おう

早食いを防止することは、愛犬の健康維持のためにも非常に役立ちます。出来れば、早食いを止めさせたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
早食い防止の対策としてオススメなのが、【ゆっくり食べられる食器】です。食器の中央と側面に突起がついているため、健康的にゆっくり食事ができるように工夫されています。これだど、突起が邪魔をしているため、必然的にゆっくりと食べざるを得ない状況になるので、早食いしてしまう犬には役立つでしょう。

ゆっくり食べれる食器 M

日本の犬のサイズに合わせたゆっくり食べれる食器は、内側の中央と側面に突起をつけ、健康的にゆっくり食事ができるように工夫されています。

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また、トレーニングや留守番、一人遊びやケアで大活躍の【コング】もオススメです。コングの中にフードを入れて、しつけの一環としてゆっくり食べさせるトレーニングをするのも良いでしょう。遊びながら楽しくしつけやトレーニングが出来るアイテムなので、フードはもちろん、おやつを入れても使用できるため、幅広い分野で活躍してくれます。

コング S

犬の自然なしつけや知育に役立つ、天然ゴム100%の丈夫でユニークな玩具。
不規則な転がりやバウンド、かみ心地のよいユニークな形状。
内側が空洞になっており、コング独自の凹凸に専用ペーストやフードを入れることで、犬が中身を取り出そうと夢中になります。

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早食い防止対策にはこんな方法も!

早食い防止対策にはこんな方法も!

食器を使う以外の方法として、ドライフードをふやかしてあげる方法もあります。これは、シニア犬(歯がなくなってしまった犬は特に)にオススメで、フードをふやかすことによりのどに詰まらせにくくなります。また、水分を含んでいるので、食べるのにも時間がかかり満腹感を得ることも出来ます。
また、多頭飼いをしていて食事を一緒に与えている場合は、1匹ずつサークルやケージの中に入れて安心して食事ができる空間を作ってあげることも必要です。みんな同じ部屋で仕切りもなしに食べるとなると、食事は争奪戦となり早食いに加速をつけてしまう形になるので気をつけましょう。
最後に、愛犬が食事をしている時は、食器に手を触れないようにしましょう。愛犬は、食事を取られると思ってしまい威嚇することがあります。この行動は、愛犬と飼い主さんの信頼関係が崩れるきっかけになることもあるので、食事が終わるまでは食器には触れず、そっと見守ってあげることが必要です。



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malulani-o610

小さい頃から犬に囲まれて育っている大の犬好きです。犬のことをもっと知りたくて、ペット看護師・ペットセラピストの資格を取得し、次は愛玩動物飼養管理士の資格取得を目指しています。ちなみに、今はチワワを飼っています♪

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