義足が安楽死寸前のデイジーを救った!生まれつき奇形のワンちゃんに起こった奇跡の話。

2017.06.07

義足が安楽死寸前のデイジーを救った!生まれつき奇形のワンちゃんに起こった奇跡の話。

生まれつき奇形な体を持っていた一匹のワンちゃん。わずか生後2ヶ月のそのワンちゃんはロサンゼルスの路上に捨てられ、もう少しで安楽死させられるところでした。幸運にも命を救われた彼女ですが、その奇形のせいで走る事はもちろん歩く事もままならず、車椅子を使っての生活を送っていたのです。車椅子でゆっくり歩くのが精一杯という彼女に救いの手を差し伸べたのは、ペット用の生活補助器具を制作しているある会社でした。そしてその後、彼女に驚くべき変化が…。

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生後2ヶ月で路上を彷徨っていた、チワワ系ミックス犬のデイジー。彼女は生まれつき両肘、右肩、お尻の後部に先天性奇形をもっており、走るどころか歩くのも難しいという状態でした。

保健所にて安楽死させられる寸前のところでA Home 4Ever Rescueというレスキュー団体に助けられたデイジーは、その数ヶ月後メイン夫婦と共に新たな生活をスタートしました。

デイジー 義足犬

その後2年間、犬用の車椅子を使って毎日を過ごしてきたデイジー。歩くなどの基本的な動作もゆっくり行うのが必死でした。

ところが車椅子の使用がデイジーの脊髄に負担を掛けていると獣医から指摘され、メイン夫婦はデイジーに義足を作りたいと考え始めるようになりました。

ちょうどその頃、ペット用の生活補助器具を制作しているAnimal Ortho Careという会社がデイジーの状況を知りました。体が不自由でも元気いっぱいに歩こうとしているデイジーの手助けになりたいと、その会社のデリック・カンパーナ医師はわざわざバージニア州からデイジーに会いにやってきたのです。そして彼女の足の様子をチェックし、足の型を取り、デイジーの体にピッタリな義足を作ると約束してくれました。

デイジー 義足犬

メイン夫婦はその様子をウェブサイトに公開。そのウェブサイトには、生まれつきアンダーバイト(反対咬合)のデイジーがそのトレードマークである下顎を見せつけた満面の笑顔で義足を嬉しそうに待つ写真が公開されていました。

そして待ちに待ったデイジーの義足が届いたのが去年の10月のこと。その数週間後、メイン夫婦は「素晴らしい!」という言葉を口癖のように連呼するように。その理由は義足を付けたデイジーの姿でした。

デイジー 義足犬
デイジー 義足犬
デイジー 義足犬

「義足を付けたデイジーは、以前のように足同士がぶつかることなく早く歩けるようになりました。足裏を短くカットされそこにフックのような形の義足が付けられており、それらはまるで本物の足のように彼女の体の一部となっています。その義足のおかげでデイジーの毎日が変わりました。これからの活躍が楽しみですね!」

それまでは走りたくても走れず、車椅子を使ってゆっくり歩く事しかできなかったデイジー。
それが今では、義足のおかげで飛び回るように走ることができるデイジーを見て、メイン夫婦はとても驚いたと同時に飛び上がるほど嬉しかったのだとか。

デイジー 義足犬

一緒に住むメイン夫婦のもう一匹のレスキュー犬、ミッキーと一緒に散歩を楽しむデイジーは、4本足を持つミッキーを追い抜かすほどの走りっぷり。走る度に揺れる彼女の耳と同じく、彼女の心も弾んでいるように映ります。

走る喜びを噛み締めることができたデイジー、これからも元気に走り回っていってほしいですね。

★Instagram:underbiteunite
★Facebook:underbiteunite

★☆デイジーの動画はこちら☆★

<参考サイト>
dailymail.co.uk



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yukoyosshi

yukoyosshi

昔から動物が大好きで、野生動物や自然が多いオーストラリアに留学。現在もオーストラリアにて生活を送っています。家では犬や猫やその他の動物も飼っていて、中でも12年も生きた柴犬のミミとはバディな関係でした。


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