秋はお出かけにぴったりな季節!
秋は真夏の暑さが収まって少しずつ涼しくなってくるので、犬とのお出かけにピッタリの季節です。
夏はコンクリートからの照り返しで犬の体温が上がってしまって熱中症にかかったり、コンクリートに直接触れる肉球がやけどしてしまったりという心配がありました。犬が散歩に行きたがっても、真夏では外の気温を気にして行けない日や、飼い主さんも熱中症にかかってしまうような日も続きます。
しかし、だんだんと涼しくなってくる秋は、気温や愛犬への地面の照り返しの暑さを気にすることなく、快適にお出かけする事ができます。
夏には日中を避けて早朝や夜しか散歩できなかった愛犬とのお散歩が、秋になれば昼間にもできるようになるのは嬉しいですよね!
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秋の愛犬とのお散歩で注意する点は?
夏の暑さから解放されて、涼しくなった秋のお散歩。過ごしやすい季節ではありますが、愛犬とお散歩する時に注意して頂きたい点が5つあります。
◆注意①蚊の対策に注意
愛犬を飼われている方なら、蚊に気を付けなければいけないのはご存知ですよね。蚊はフィラリア症という病気を媒介し、蚊が犬を刺すと同時にフィラリア幼虫は体内に入って増殖してしまいます。
1か月に1度フィラリア駆虫薬を飲ませていたり、スポットタイプのフィラリア駆虫薬を使用したりする方が大勢いらっしゃると思いますが、その効果を発揮するためには、蚊が発生しなくなってから1か月後まで使用する必要があります。秋になって涼しくなったからと言って、最後のフィラリア駆虫薬を忘れてしまうと、せっかく夏の間にフィラリアを駆虫してきたのに台無しになってしまいます。
蚊に刺されない対策として、洋服を着る、蚊を寄せ付けないハーブ系のスプレーなどペット用の蚊よけグッズをするという対処ももちろん必要です。
秋だからと言って油断せずに、しっかり蚊などの防虫対策をして下さいね。
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◆注意②毛虫に注意
夏に発生のピークを迎えると思われがちな毛虫ですが、涼しくなってきた9月ごろも毛虫のピークは存在します。
散歩道にうねうねと動く毛虫に興味を持った愛犬が近づいて触ってしまうと、うっかり毛虫の毒に触れてしまって、皮膚炎になってしまったり触れた部分が赤く腫れあがってしまったりする事も。特に人間の素足の足の裏にあたる肉球で踏んでしまうと、ひどい炎症を起こして時には歩けなくなってしまう事もあります。
お散歩道に木が生い茂っているような場所には、毛虫がいる可能性がありますので、地面に注意しながら進んで下さいね。また、秋の毛虫が出るシーズンだけお散歩道を変えるという手もありますよ。
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蚊に要注意!犬・猫のフィラリア症の症状、治療法、おすすめの防虫グッズは?
◆注意③犬の花粉症に注意
人間では、スギ花粉やヒノキ花粉で花粉症にかかっている方が多くいます。犬も人間と同じように花粉症にかかるのは知っていましたか?
遺伝的に花粉症になりやすい犬種も存在し、柴犬、トイ・プードル、シー・ズー、マルチーズ、キャバリア・キングチャールズ・スパニエル、ビーグル、フレンチ・ブルドッグ、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバーなどがあげられています。
秋のお散歩最中に出くわす花粉症を引き起こす植物は「ブタクサ」という8月から10月にかけて花を咲かせるキク科の植物です。
人間はくしゃみや鼻水が花粉症の主症状ですが、犬は皮膚疾患が花粉症の症状としてあげられていますので、飼い主さんが愛犬の花粉症に気づかないなんて事もあります。
秋に散歩するようになってから、なんだか体を痒がる気がする、皮膚が赤い、目の周りが赤く腫れている、脇やお腹を必死に舐めているなどの症状が出た場合は、花粉症かもしれません。
もし愛犬が花粉症と診断された場合、その原因となる花粉を吸い込まない、部屋に持ち込まないという対策が必要になります。いつものお散歩コースに原因植物がある場合、お散歩コースを変更しましょう。花粉が飛び始める季節は、お日様が登ると同時に空気が温められて一気に花粉が舞い上がるため、朝一番のお散歩は避け、お昼頃に散歩の時間をずらすのも効果的です。
外に出かける際は、ツルツルした素材の服を着せ、家の中に花粉を持ち込まないように外で洋服を脱がしてから入る、愛犬の毛についた花粉を拭いてあげるなどの対策をとりましょう。
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◆注意④熱中症に注意
夏の気温が熱い時期は熱中症に十分注意して、散歩をする時はなるべく日陰を歩いたり、散歩の時間を早朝や夜にしたりといった対策をされると思います。
秋になって少し気温が下がってくると、飼い主も愛犬もお散歩しやすい気候になるため、熱中症の事は忘れがちになってしまいます。
しかし、秋の涼しく感じる季節でも、お日様がカンカン照りになると、真夏のような日差しが降り注いで一気に気温が上がる時があります。愛犬も急に気温が上がると、地面からの照り返しや直射日光で熱中症にかかってしまう事も。気温が落ち着いて少し過ごしやすくなったからと言って、長時間の散歩や水も飲ませずに日なたを歩くことはやめましょう。
秋でも熱中症対策として、日陰を歩いたり、こまめにお水を飲む休憩をしたり、長時間のお散歩は避けて下さいね。
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犬の熱中症は命に関わる恐い病気!症状・対策方法、ご存知ですか?
◆注意⑤拾い食いに注意
秋はたくさんの木の実がなる季節でもあります。地面にはたくさんのドングリやぎんなんが落ちていますよね。
しかし、この木の実は愛犬が拾い食いをしてしまうと、のどに詰まって呼吸困難になってしまったり、木の実そのものに毒があるものもありますので注意が必要です。特にぎんなんは食べ過ぎによる嘔吐・下痢や重篤な症状になると痙攣などの症状が起きる事があります。
好奇心旺盛な犬ですので、地面にある目新しいものには、直ぐに匂いを嗅ぎに行ってそのままパクっと食べてしまうなんて事もあります。飼い主さんは散歩道に何も落ちていないかを確認しながら進んだり、散歩コースにぎんなんがなるイチョウの木があれば、避けて通った方がいいかもしれません。
愛犬とのお散歩で準備しておくグッズは?
愛犬とのお散歩、飼い主のあなたはどんなグッズを持って行きますか?
お散歩マナーという言葉があるように、散歩をする際には必ず持って行って欲しいもの、これがあると便利なグッズを紹介します。
◆散歩に必ず持って行って欲しいグッズ3選!
– 1、うんち用の袋 –
愛犬がうんちをしてしまった際、そのままにしておくのはマナー違反です。
犬を飼っていない方からすれば、犬の糞があるだけで不愉快になりますし、飼い主のあなたはなんて礼儀の無い人なのだろうと思われます。
ご自宅でうんちをすれば、不衛生ですし、悪臭も漂ってくるので、うんちを片付けるのが当たり前ですよね。散歩をしているのが外であっても、マナーを守る事はお家の中と同じように思って下さい。
愛犬がうんちをした際は、いつでも自宅へ持って帰れるように、うんち用の袋を持参してくださいね。
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– 2、トイレ用品・マーキング対策 –
うんち用の袋を用意している方はたくさんいらっしゃると思いますが、おしっこを流す水はどうでしょう。
愛犬がおしっこをした際、おしっこをしたままで何もせずに放置をしておくと、乾燥するにしたがってうんちと同様に悪臭が漂います。
おしっこ自体を持って帰る事は出来ないので、おしっこを排水溝まで流すように水を用意し、おしっこをしてしまった場所を水で丁寧に流しましょう。水で薄める事で、悪臭も薄れる効果がありますし、道端のポールなどでしてしまった際の変色やさび付いてしまう原因も取り除く事ができますよ。
もし余裕があれば、ペットシーツを持参して、その上でおしっこをするようにしたり、道にしてしまったおしっこをペットシーツで吸い取って持ち帰ったりするのも、素晴らしいマナーですね。
その他、生理やマーキングが気になる犬の場合は、マナーウェアを着用するなどの配慮も必要です。
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– 3、愛犬用の飲み水 –
散歩に行くと、犬は楽しくてずっと遊びたい!と思って走り回る事もしばしばあります。そんな時、息をハァハァ切らして走ってきた愛犬に必要なのは飲み水です。
「ほんの少しの散歩だから水は持って行かなくても大丈夫」と思われがちですが、犬がいつも以上にはしゃいでしまったり、大好きなお友達の犬と偶然会って遊んでしまったりすればすぐに喉は乾くもの。水分不足のまま、散歩を続けてしまうと熱中症にもなりかねません。
愛犬の飲み水は必ず持参するようにしてくださいね。
おしっこを流す水と飲み水を兼用して持って行けば、一つの水のボトルで済みますよ!
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飲料水などのペットボトルを利用して、お散歩中のマナー水洗や給水器として使用できます。ワンタッチ動作で簡単に使用できるのでお散歩時の持ち運びに便利です。
◆あると便利なお散歩グッズ3選!
– 1、臭いを抑えるマナーポーチ –
うんちを袋に入れて持ち帰る際、バッグの中からぷーんと臭う、うんちの悪臭。お散歩の帰り道にうんちをしてくれればすぐにお家でうんちの処理ができるのですが、お散歩を初めてすぐにうんちをした場合は、ずっとバッグの中に入れていなければいけません。
そんな時役に立つのが、うんちの臭いを抑えてくれるマナーポーチ。この中にうんちが入った袋を入れておけば、臭いが外に漏れる事はありません。1つ持っていればとても便利で、密閉した車の中の移動でも大活躍しますよ。
– 2、おもちゃ –
愛犬とのお散歩、日ごろのストレスを発散して欲しければ、大きめのボールなどお家の中ではなかなかできない遊べるおもちゃを持参しましょう。
お家の中とは違って、広々としている公園などでは、愛犬は走りたい放題です!ボールを投げて「持ってこい」の遊びをすると、愛犬の目がキラキラ輝いてとても楽しそうですので是非やってみて下さいね。太いロープを使って思いっきり引っ張り合いっこをしてもとても楽しいですよ。
ただし、周りの方に迷惑をかけないよう、ドッグランなど特定の場所以外では必ずリードをつけたままにするようにして下さい。
お家の中だけでは遊べない、体いっぱい動かす遊びを愛犬とおもちゃを使って楽しみましょう。
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微小な凹凸が極小犬でも噛み遊びを可能にし、ボール遊びの特性である転がしながらじゃれる事でも楽しく遊べます。耐久力は抜群!歯にも優しく、素材も人間の玩具の安全適合基準をクリアしています。
– 3、愛犬用おやつ –
ちょっと散歩で疲れた時、行ってはいけない場所に行こうとして呼び戻した際に便利なものが愛犬用おやつです。愛犬用おやつは大きい物よりも、小さく手でちぎってあげられる物がおすすめです。
愛犬は、おやつの大きさよりも「おやつを何回もらったか」に喜びを感じるものなので、1つの大きいおやつをあげるよりも大きいおやつを10等分して10回あげた方が、10倍喜んでくれます。
また、散歩最中に他のお友達に会った際に、おやつを使ってコミュニケーションをとり、愛犬同士が仲良しになる事も出来ますよ!
おやつのあげすぎには肥満の原因にもなりますので、くれぐれも注意してくださいね。
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鶏ささみに抗酸化成分イミダゾールペプチドを含む鶏胸肉や、イソフラボンを含む豆乳を加えた、ひとくちサイズの犬用スナックです。お散歩時やお出かけ時に食べ切れる15gの少量パックなので、持ち歩きに便利です。
しつけのプロ、ドッグトレーナーと一緒に開発したお散歩ポーチです。中に仕切りがついているので、おやつを使い分けて、しつけができるスグレモノです。
愛犬をお留守番させるときは?
秋になってお散歩しやすい季節とはいうものの、お仕事や用事などで愛犬をお留守番させる機会も多いはず。
愛犬をお留守番させる際、いきなり一人にされてしまうと不安でたまらなくなった犬がいたずらをしたり無駄吠えをしたりと言った問題行動を起こしがちです。
◆簡単2ステップでお留守番の練習!
誰でも最初からお留守番が上手なわけではありません。愛犬をお留守番上手にさせるためには、日ごろから練習が必要です。
その練習とは、簡単な2ステップを繰り返すだけでできますよ!
1、少しだけ部屋を愛犬一人にさせてみる
2、すぐに飼い主さんが部屋に入って来て、上手にお留守番できたねと褒めたたえる・オヤツをあげる
この「少しだけ」という時間がポイントです。
初めは10秒ほど飼い主さんが部屋を離れるだけでOK。その後、おりこうに過ごせたら10秒を20秒、1分、5分…と長くしていき、最終的にはお仕事でお家を開ける時間まで伸ばしていけば良いのです。
途中で吠えたら、時間戻して短くして、気長に練習してみて下さい。愛犬の中に「飼い主が部屋から出て行ってしまっても、必ず戻ってくる」という信頼感を築き上げれば、問題行動はなくなります。
◆ペットカメラを活用する方法も
お留守番最中に愛犬がどんな事をしているかって気になりますよね。
そんな飼い主さんのために、今は室内用のペットカメラも充実しています。スマートフォンの専用アプリをインストールするだけで、部屋のカメラから愛犬の様子が見る事が可能です。
最近のペットカメラの中には、飼い主さんが声を出して愛犬を呼び寄せたり、カメラからオヤツが飛び出して愛犬が長時間のお留守番タイムを楽しめたりできるという工夫があるものもあります。ペットカメラを1台買えば、家族皆で共有して愛犬の様子が見る事ができますよ。
飼い主さんもペット用カメラがあれば愛犬の様子がわかって安心ですし、愛犬も飼い主さんの声やオヤツがあれば楽しくお留守番ができますね。お留守番最中の行動が不安と思われている方は、ぜひペットカメラも参考にしてみて下さいね。
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TS-WRLAは、無線LANに対応した屋内用のネットワークカメラです。留守番中のペットの様子など、スマホやタブレットから専用の無料アプリを使ってカメラ映像で確認できます。
タイマー給餌で早朝の睡眠不足も解消。飼い主さんの声を録音しておけば、ペットも安心。
長い記事を読んでくださってありがとうございました。
あなたとその隣にいる愛犬がもっともっと両想いで幸せになりますよう、願っています!
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