飼い主さんに聞いてみた♪わずかながら雨の日も散歩に行く派が多い
・飼い犬に催促されるから
・外でないと排泄しないから
・犬のストレスが溜まりそうだから
とある質問サイトでは、このような理由で雨の日でも散歩に行く飼い主さんが、行かない派の飼い主さんより上回っていました。
飼い主さんの気持ちだけなら「行きたくない」という人がほとんどだったにも関わらず・・・です。
雨の日の散歩くらいで・・・と思われるでしょうが、雨の日の散歩はリスクが伴う事があるので注意が必要です。
では、犬や飼い主さんにとってどのようなリスクが伴うのでしょうか。
雨の日の散歩は出来れば避けた方が良い理由
●【ワンちゃんのデメリット】 「指間炎」などの病気にかかる恐れがある
・雨の日の水たまりは雑菌がたくさん
まず、雨そのものに車の排気ガスなど体に良くない物が含まれています。
その他、他の動物の糞尿が雨水に溶け出している可能性など、素足の犬がそこを歩くのは病気の原因になる事もあります。
・シングルコートの犬は皮膚までびしょ濡れになってしまう
ダブルコートの犬種ならば、多少雨に濡れても皮膚まで雨水が到達する事はありませんが、シングルコートの犬はすぐにびしょ濡れになってしまいます。
皮膚が湿気った状態だと犬のニオイの原因になるだけでなく、風邪や外耳炎、膿皮症などを引き起こす心配があります。
●【飼い主さんのデメリット】 世話が大変
・飼い主さんも雨に濡れる
雨の日の散歩で飼い主さんが大変なのは、何といっても雨に濡れることでしょう。
自分一人で傘を差して歩くのとは違い、犬のリードをさばきながら車や他の人たちに注意しながら、犬を誘導しなければいけません。
急に犬が走り出した時は、傘など放り出して両手でリードを持たなければいけない事もあるでしょう。
雨に濡れて飼い主さんも風邪をひいてしまう事もあります。
・帰宅した後の犬の世話が必要
愛犬が病気にならないように、帰宅した後には汚れた足を丁寧にキレイにし、濡れた体を乾かしたり、必要があればシャンプーもしてからドライヤーで乾かしたりするでしょう。
犬に対するリスクや、飼い主さんの手間を考えると、雨の日の散歩はそれほど無理して行かなければいけないわけではないのです。
雨の日の散歩に便利なグッズは?
外でないと排泄をしないなど、雨の日も散歩に出かけなければならない場合は、リスクや手間を減らすために、犬用レインコートなどのアイテムを用意して出かけましょう。
●雨の日の散歩に便利なグッズ
【犬用のレインコート・レインポンチョ】
犬の雨濡れを防ぎます。これを着て出かけるだけで、散歩後のお手入れも少し楽になるでしょう。
ワンちゃんの被毛や皮膚を守る役目もありますので、雨の日は必ず着せたいですね。
【飼い主用のレインコート】
中・大型犬のリードを片手でさばくのは危険です。飼い主も両手が使えるようにレインコートを着用するのが良いでしょう。
【犬用の傘・犬用シューズ】
雨の日の犬のリスクで一番大きな心配は肉球が傷つき、そこから雑菌が入り病気になる事です。
子犬や小型犬など肉球が薄い場合は、レインシューズなどを使って肉球の保護をしてあげる事が必要になる場合もあるでしょう。
成犬であっても、雨水でふやけた事により肉球が傷つきやすくなっています。
帰宅した後は、足裏の隅々までしっかり洗ってあげ、傷ついているようでしたら犬用の外傷薬などを塗って手当してあげることが必要となってきます。
【濡れた体を拭くシート】
お散歩から帰宅したあとの被毛のケアは重要です。雑菌から愛犬を守るために、すみずみまでケアしてあげましょう。
・毛の長さに合わせた処方。
・ペットの毛の長さにマッチした仕上がりを実現!
・「やわらかメッシュ」の厚手シートは30枚入り!
雨の日の散歩は工夫が大切
雨の日のリスクを考えると、必ずしも散歩に行かなくてはいけないわけではないようです。
犬や飼い主さんの気力とコンディションに応じて散歩をお休みする日があっても良いのです。
雨の日のお散歩をする時は、しっかり犬を雨から保護したり、帰宅後の十分なお手入れもしっかりしてあげましょう。
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