「大好きな飼い主との思い出だから。」世界一大好きな道を歩き続ける秋田犬。

2017.12.26

「大好きな飼い主との思い出だから。」世界一大好きな道を歩き続ける秋田犬。

ペットを失った人々が深い悲しみにくれるように、飼い主に先立たれたペットたちもまた、大きな喪失感を感じるようです。その喪失感は、飼い主との絆が深ければ深いほど大きいものになり、中には飼い主の死を受け入れられずに、しばらくの間その姿を探すものもあるそうです。最愛の飼い主との別れを悲しむ、ある秋田犬のお話をご紹介します。

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ブラジル、カカパバ・ド・スルに暮らす秋田犬の「ソー」と10年以上共に過ごした飼い主のクラウディオ・カンタレリさん。

毎朝の散歩も欠かさず、クラウディオさんはソーをとても愛していたのだそうです。彼の深い愛情の中で、ソーは幸せな日々を過ごしていました。

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けれども、2015年、ソーを残し、クラウディオさんが病で急死してしまいました。

最愛のクラウディオさんを亡くしたソーは、深い悲しみに見舞われ、ひどく落ち込み、ぐったりとご飯も食べず、何日も庭の隅に横たわったままでした。

このままではクラウディオさんの後を追うことになりかねないソーの姿に、近所の人たちは心を傷め、「何とかソーを元気づけたい」「もう一度元気な姿を取り戻してやりたい」と思い始めました。そして、近所の人たちはあることを始めます。

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