愛犬、カリーを連れて動物病院まで車を走らせていた1人の女性。
その途中、道路脇の草むらの中で何か黒くて丸いものが転がっているのに気づきます。彼女はそれが何なのか気になり、車を止めることに。
その黒い物体はとてもフワフワした毛に覆われ、風が吹くたびにその毛は揺れていました。
ピクとも動かないその黒いものに優しく手を差し伸べると、女性は何度か軽くトントンと突いてみます。すると「ミャー」という小さな声が…。
それは、必死に生きようとしている小さな小さな子猫でした。
女性は子猫を抱き上げるとすぐに自宅に連れて帰ります。一体どのくらいそこで横たわっていたのかはわかりませんが、その子が弱っていることは確か。
女性はその子猫の体をぬるま湯で優しく洗ってあげ、ミルクを与えました。カリーも心配そうに子猫を見つめながら、その側を離れません。
その後、お腹が満たされた子猫は嬉しそうにミャーと鳴きながら横になる場所を探しウロウロ…。
そうして子猫が体を寄せた場所は、
何とカリーの腕の中だったのです。
2匹はまるで姉妹のように同じ枕に寝そべると、暖炉の前でウトウトと眠りにつきました。
「その光景を見てビックリしたと共に感動しました。その2匹の姿がとっても可愛く過ぎて。子猫はカリーのことがすごく気に入ったみたいで、彼女らはすぐに仲良しになったんです。」
残念なことに、カリーの飼い主である女性はその子猫をペットとして引き取ることができませんでした。しかし、その仲良しの2匹を引き離すことなんて絶対にできません。
考えた末、彼女は家族の中で誰かこの子猫を引き取ってくれないか相談してみることに。
すると、嬉しいことにすぐ志願者が!
それは彼女の弟とそのガールフレンドのカップルでした。彼らは子猫を一目見るとすぐにその子の虜になってしまったんです。
弟カップルはその女性の家からそう離れていない所に住んでいるため、カリーと子猫はいつでもスグに会いに行ける距離で生活をするということに。
カリーの腕にうずくまり甘える子猫。その子猫に顔を近づけ優しく頬をスリスリするカリー。この仲良し2匹が近い距離で暮らすことができ、カリーの飼い主である女性も大喜びです。
カリーに懐いてくれるその子猫を一緒に飼えることができれば本当は良かったのですが、現実的には厳しい様子。
これからは弟カップルと協力し合い、この仲良しな2匹を定期的に合わせて一緒に過ごす時間を作っていきたいと考えているそうです。
2匹はこの先もたくさんの時間を共有し、仲良しのまま成長していってほしいですね。またいつか2匹が大きくなった姿を見てみたいです。
<参考サイト>
lovemeow.com
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