犬にも暑さ対策を!2018年の夏の猛暑を乗り越えるための方法

2018.07.01

犬にも暑さ対策を!2018年の夏の猛暑を乗り越えるための方法

梅雨が明けたら本格的な夏の暑さがやってきます。全身に毛皮を身に付けている犬たちにはツライ季節ですね。2017年の夏は、前年に比べて過ごしやすい暑さとなりました。2018年はどのような夏になるでしょうか。 今回は、犬のいる家庭での夏の暑さ対策や、気を付けるべきことも合わせてご紹介します。

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2018年は猛暑の予想!

犬 暑さ対策

2018年の夏は、日本全国で平年よりも暑い夏になりそうだと予想されています。

毎年2月の下旬に、気象庁から暖候期予報というものが出されます。これは、6月から8月の3か月間の気温はどうなるのかを予報するものです。暖候期予報は期間が長く、少し先の予報のため、変更されることもあります。

2018年2月23日の気象庁発表によると、「6月から8月にかけては全国的に暖かい空気に覆われやすく、夏の気温は、東日本以西で高く、北日本でも平年並みか高い見込み」とのこと。
チベット高気圧と太平洋高気圧の2つが本州付近に停滞することが原因のようで、暖気が地上付近に流れてくることで気温が上昇する可能性があります。

また、2018年の梅雨から夏にかけての降水量は、ほぼ平年並みのところが多く、沖縄・奄美の夏は平年並みか少ないとの見込みになっています。

2018年4月に出された資料では、2月23日発表の暖候期予報に大きな差はなく、予報内容は変更しない、修正発表は行わない、と記述されていますので、今後も大きく変わることはないかもしれません。

2018年5月に出た今年の夏3か月予想では、6月は東・西日本は平年並み、7~8月は平年より暑くなる予報です。暑くなる、と聞いただけで嫌になってしまいそうですが、愛犬のためにしっかり暑さ対策をしましょう。


夏の気温上昇による犬の変化

犬の暑さ対策

◆犬は夏の暑さが苦手な動物

犬は暑さに極めて弱い動物です。汗腺という汗を出す腺が皮膚にはなく、足の裏の肉球にだけエクリン汗腺があります。暑いときには汗をかいて体温調節することはできず、口を使った呼吸によって体温を調節します。

犬は体温が38度程と人より2度程高く、犬が快適と感じる気温は、18~25度程度、湿度は50~60%です。犬種や体調、年齢によっても変わってきますが、26度を超えたあたりから少しずつ暑がり始めます。

◆犬種によっても注意が必要

犬は人との体感温度に差がありますので、注意しなければいけません。人が快適だと感じる気温では犬は暖かいと感じており、人が暖かいと感じる気温では犬は暑いと感じています。人が暑いと感じる気温では、犬は命の危険を感じるほど暑がっているかもしれません。

長毛種はだいたい人がコートを一枚羽織ったくらいだと思っておくと良いようです。短毛種(ミニチュアピンシャーやスムースダックスなど)は、薄手のシャツを一枚着ていると想定しましょう。

特にボクサーやボストンテリア、パグ、ブルドック、ペキニーズ、シーズーなどの短頭種は、呼吸による熱の放散効率が悪いので熱中症にかかりやすくなります。たとえ気温がそれほど高くなくても注意が必要です。また肥満も、犬が暑がる要因になります。

◆夏に注意したい犬の行動

次のような行動が見られたら、暑がっているサインです。

・ハァハァと息遣いが荒くなる
・よだれをダラダラたらす
・冷たい床に寝そべる
・外で穴を掘って体を埋める

熱中症になると、症状が次のように進みます。

・息をはずませ、鼻孔を広げてあえぐような呼吸
・大量のよだれ
・直腸温が41~42度
・粘膜が鮮紅色→チアノーゼを起こすと青く変色
・嘔吐、下痢、鼻出血
・瞳孔散大
・痙攣

熱中症かな?と思ったら、なるべく早く身体を冷やしてあげましょう。お散歩中であれば、木陰など風通しの良い涼しい場所に犬を移動させてあげてください。口の中のよだれをぬぐい、水道があれば身体に水をかけるか、濡らしたタオルを身体にかけてあげてください。

症状が治まらないようであれば、すぐに病院に連れていくことをお勧めします。


犬の暑さ対策グッズ-室内編

◆暑さ対策グッズ①クールマット

犬用クールマットには、素早く放熱するアルミタイプや、触るとすぐにひんやりするジェルタイプ、ひんやり感が持続する大理石や御影石を使った石でできたもの、通気性の良いござタイプなど、様々な種類があります。
また、サイズも色々販売されています。愛犬が寝ころんだ時に全身がしっかりと入るものが理想です。

いつも生活するハウスやケージなどがある場合は、全体に敷き詰めないように注意してください。冷えすぎてしまった際に逃げ場が無くなってしまうと、必要以上に体温が下がってしまいます。

また、なんでも齧って遊んでしまう犬の場合、ジェルタイプやござタイプは不向きかもしれません。素材やサイズ、耐久性、収納性、お手入れのしやすさなどから、ご自宅に適したものを選びましょう。

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やわらかジェルでひんやりいい気持ち。水も電気も使わないエコマット♪ジェルがずれにくい分割構造。たたんで使用する事もできるので、キャリーバッグなどのおでかけも安心。

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電気を使わずひんやり快適。熱の伝導放射性が非常に高い、純度99%以上の日本製1100系アルミを使用しているからペットの体温をすばやく放熱して最高のひんやり感!

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◆暑さ対策グッズ②エアコン

夏の間は愛犬のために、エアコンをつけるようにしましょう。気温が低い日までエアコンをかける必要はありませんが、犬が冷たい床で伸びていたり、ハァハァと暑そうにしているようであればエアコンは必須です。

設定温度はだいたい25~28度くらいを目安に、犬種や毛量、年齢などによって調節してあげてください。湿度が下がると体感気温も下がりますので、除湿の設定にするのも良いかもしれません。

また、犬と一緒に家で過ごしている間は涼しくても、お留守番をさせる場合には気温が上がることもありますから、エアコンをかけていくことをお勧めします。

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夏は冷凍庫で冷やして、ひんやりおもちゃとして!
足をくわえて振り回したり、ハードな弾力のゴムを噛み噛み楽しく遊んでストレス発散!

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犬の暑さ対策グッズ-お散歩・お出掛け編

◆暑さ対策グッズ①熱中症チェッカー

ペットラインから、熱中症チェッカーという商品が発売されています。
温度と湿度を測定し、状況をLEDで表示してくれ、警戒度が高まるとブザーで知らせてくれます。付属のゴムバンドでリードにつけて歩くことができるのでとても便利です。

ただし、こればかりに頼りすぎず、愛犬の様子をしっかり観察することも大切です。

◆暑さ対策グッズ②濡らして着る犬用シャツ

犬用のクールシャツも様々なものが売られており、素材も様々ですが、基本的に使い方は同じです。濡らして、軽く絞って着せることで、水が蒸発する際の気化熱を利用して犬の身体をひんやり冷やしてくれます。

また、太陽光や路面の照り返しの熱からも守ってくれる遮熱効果もあります。夏はなるべく着せてあげるようにして、お散歩の途中で時々濡らしてあげるのが良いでしょう。

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水につけるだけで、手軽にクールダウン!地面の反射熱からペットを守る。
背中にかぶせて、首とお腹を面ファスナーでとめます。

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◆暑さ対策グッズ③保冷剤を入れるバンダナや服

保冷剤を収納することができるバンダナや、首回りや脇のあたりなどに保冷剤を入れることができるウェアも愛犬を暑さや熱中症から守ってくれます。

保冷剤が付属でついてくる場合もありますが、凍ったときに固くならず、ふにゃふにゃの状態を保ってくれるタイプの保冷剤がお勧めです。


夏の暑い時期に気を付けること

暑い時期に気を付けること

◆犬が過ごす場所

犬の生活・お留守番スペースは、なるべく涼しくて風通しの良い場所にしてあげましょう。たとえクーラーをかけていたとしても、直射日光が当たらないように、遮光カーテンを使ったりケージを置く場所を変えたりして工夫してあげてください。

クーラーの風が直接当たったり、扇風機やサーキュレーターの風が連続してあたる状態も良くありません。暑くなる可能性があるときは、犬が自分で移動して暑さをしのぐことができると良いですね。

◆散歩中の水分補給

夏のお散歩時には、必ず水を携帯しましょう。もちろん、排泄したときにかける水と併用しても構いません。時々休憩して、お水を飲ませてあげてください。

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必要なときに必要な量だけいつでも新鮮な水を与えられる携帯給水ボトルです。地面に置かずに片手で持ったまま与えるので清潔。飲み皿を開けてボトルを引き上げ、押すだけで水がスムーズに出る仕組。ストラップ・ベルトクリップ付き。

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◆散歩にでる時間帯

夏のお散歩は、暑い時間帯を避けるようにしましょう。少し大変ですが、早朝5時~6時ごろがお勧めです。夕方も、日が高いうちは外出を避け、涼しくなってから出掛けましょう。気温が下がらず熱帯夜になるような場合には、夕方のお散歩は止めるか軽く済ませる程度にして、早朝の涼しい時間帯に思いっきり遊んであげるのも良いかもしれません。

◆散歩に行く前にアスファルトの温度チェックをしよう

炎天下のアスファルトは、50度以上になることもあります。犬たちは裸足で散歩にでるので、肉球のやけどに注意が必要です。また、犬たちは人よりも体高が低く、特に小型犬はアスファルトに近い場所を歩くので、人が感じる以上に照り返しなどの暑さを感じています。

散歩に出るときは必ずアスファルトの温度を手で触って確認し、散歩の最中や帰り道などでもこまめにチェックするようにしましょう。

◆散歩から帰った後もしっかりチェック

夏は散歩から帰ったら足裏をチェックする習慣をつけておいた方が良いかもしれません。痛みがあると、犬は気にして足裏などの火傷部分をぺろぺろ舐めます。舐めすぎると症状が悪化することもあるので、なるべく早く飼い主さんが気づいてあげるのが理想的です。

犬は多少のケガなら気にせず歩いたり走ったりしてしまうので、肉球はケガが治りにくい部分です。症状がそれほど重くない場合でも軽視せずに病院に連れていきましょう。


最後に

2018年の夏は猛暑になるかもしれません。お散歩の時間帯に配慮し、暑さ対策グッズなどを上手に活用しましょう。夏の散歩中は、犬の様子を注意深く観察し、呼吸が荒くなったり、呼んでも反応が悪くなったりしたら、すぐに木陰で休ませてあげてください。



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harunyan

動物の専門学校で看護の資格を取得後、6年間動物病院に勤務しました。5歳のシェルティと4歳の猫、0歳の息子と毎日楽しく過ごしています。ペットと過ごすうえで役に立つ情報をお届けできるよう、日々勉強しております。よろしくお願いします。


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