お散歩中の「困った」解消法
愛犬との毎日の散歩はとても楽しいものですよね。
大事なコミュニケーションですから、大事にしたいひと時です。
しかし、楽しいはずの散歩なのですが悩みはつきものです。
犬が散歩のときにペットオーナー様を引っ張ってしまうのは、犬が主導権を握っているからです。
どうしてこれがいけないかと言うと、突然走り出してしまう、道路に飛び出してしまう、他の犬を威嚇してしまうなどリスクが考えられるからです。
犬が前に出て歩く散歩ではなく、隣で一緒に歩くようにする散歩が理想です。
ペットオーナー様が主導権を握った散歩にします。
まず、犬が引っ張ったらペットオーナー様は立ち止まります。
すると犬は振り向きペットオーナー様の横に来ます。
そこで褒めてあげましょう。
何度も繰り返すと、ペットオーナー様の顔を見ながらの散歩が可能になって行きます。
普段、家にいる犬は散歩に行くと珍しいものばかり。
ついつい興奮してしまうものです。
しかし、他の犬たちと仲良くできずに、吠えたりする場合もあります。
その場合は、他の犬の姿を見せないことが有効です。
もし散歩の進行方向に他の犬がいたら、犬の名前を呼んで犬の注意をひきつけます。
お座りさせておやつを与えて他の犬の姿が見えないようにするといいでしょう。
睡眠中の「困った」解消法
犬は人間よりも多くの睡眠時間を要します。
1日のうちの睡眠時間は、成犬なら12~15時間程度、子犬や老犬なら18時間は眠らせたいものです。
睡眠によって、体のストレスを和らげるのでペットオーナー様が安眠環境を整えてあげることが大事ですね。
犬も人間と同じようにレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していますが、基本的に犬の睡眠は浅い眠りであるレム睡眠の時間が長いです。
ちょっとした物音やペットオーナー様の呼びかけにも反応してしまうので、ペットオーナー様は愛犬がゆっくり眠れるような睡眠環境を整えてあげましょう。
季節に応じて快適な温度の寝床を作ってあげましょう。
暑い夏の時期にはひんやりしたシートをベッドに入れてあげる、冬の寒い時期には毛布を入れてあげる、
寝るときはケージに布をかけたりして暗く落ち着いた環境にしてあげるといいでしょう。
お食事中の「困った」解消法
犬にとっては大好物のフード。
しかし、与えた量、全てを食べてくれないような食事量の少ない犬も結構います。
ペットオーナー様としては、体調に関わるのではと悩みますよね。
もしかして、おやつを与え過ぎていませんか?
中には食事と食事の間の食間におやつを多量に食べているケースがあります。
基本的に犬のフードは「総合栄養食」と表示されていて、それだけで栄養の観点から言っても十分なのです。
つまり、敢えておやつを出す必要はないのです。
しつけ以外でおやつを与える習慣があるペットオーナー様は少し控えてみませんか?
一度でも人間の食事を食べさせてしまうと「自分も食べることができる」と勘違いして、ペットオーナー様たち家族が食事をしていると要求するようになります。
理想は、飼い始めから人間の食事を与えないということを徹底することです。
しかし、もし今現在すでに人間の食べ物を食べるのが習慣化している場合は、ペットオーナー様たちがこれ以上与えないようにすればいいだけです。
犬によっては「ちょうだい」としつこく騒いでくることもありますが、毅然とした態度で無視を続けましょう。
また人間の食べ物の中には犬にとっては中毒を引き起こすものもあるので、むやみに人間の食べ物を与えないように気をつけてあげましょう。
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