道端にぽつんとたたずむ一匹の犬。直感で犬を救った女性の行動が素晴らしいと話題に!

2018.08.06

道端にぽつんとたたずむ一匹の犬。直感で犬を救った女性の行動が素晴らしいと話題に!

ペットの迷子は、飼い主にとっては最も避けたい事態のひとつです。誰かが運よく愛犬を見つけてくれ、保護してくれる場合もありますが、一度離れ離れになってしまったら、大切な愛犬とそのまま永遠の別れに…なんて悲しいことになる可能性もあります。ある日アメリカで迷子になった一匹の老いた犬は、とある女性との出会いでその運命を大きく変えました。

focebookシャア
ツイート

犬も猫も室内飼いが基本となりつつある現代は、犬や猫が飼い主を伴わずに街中を歩いていることは滅多にありませんから、とても目につきやすいものではあります。

しかし、保護できるかどうかはまた別の問題です。運よく近所で保護されていたり、愛護センターで再会できれば御の字、そうでなければ、飼い主たちはただひたすらに捜索し、奇跡が起こるのを祈るしかありません。

アメリカ・バーモント州に暮らす女性、bobisacatさんは、その奇跡を待つ側ではなく、起こす側にいました。

mBriceE

11時間の長時間勤務を終えた後、車で帰宅する途中だった彼女は、道路わきの線路をうろうろする小さな犬を見つけたのです。

彼女は運転していた車を道路わきに止め、しばらく様子をみていましたが、犬はただ遊んでいるのではなく、混乱し、怯えていると感じました。

VgxjaS3

声をかけても反応せず、あてどなくさまよい、うろうろした末に溝に落ちてしまった犬は、上がることもできません。

これは大変なことだと感じた彼女は、ただでさえ疲労困憊していた仕事明けにもかかわらず、迷うことなく犬を助けることを決めました。

SNSに犬の画像をアップして助けを求め、道行く車を止めてその犬のことを知らないか尋ね、そうしながらも犬を捕獲すべくあらゆる手を尽くしました。

怯えた犬を保護するのは並大抵のことではありませんが、この犬にとっては何よりも幸運だったのは、bobisacatさんは長い間動物保護シェルターに勤めていた経験があり、スキルや知識も豊富なその道のベテランだったことでした。

xlw7FLb

そして、捕獲開始から45分で犬に触れることができたのは、彼女の豊かな経験があってこそできたことでしょう。驚いたことに、怯えていたはずの犬は、そっと傍に座った彼女が手を触れた途端、腕の中に自ら飛び込んできました。

犬はだいぶ年老いたオスのチワワで、視覚も聴覚も失っており、迷子札も見当たりません。しかし、ハーネスを付けていたということは、必ず飼い主がいるはずです。

彼女はその通る車はもちろんのこと、近辺の家を片端から訪ねては、犬の飼い主を知らないかと聞いて回った末、ついに彼女はチワワの飼い主を見つけることができたのです。

LIsUJ7R

飼い主は、90歳の老人でした。チワワはペトリと言う名で、開いたドアからふらりと出て行ったまま4時間も帰らず、もう二度と会えないのではと悲しんでいたところでした。年齢は13歳ということですから、もう長い時間を老人と共に過ごしてきた相棒だったのでしょう。

鋭敏な感覚を持つ犬でも、年を取れば視力を失い、聴覚や嗅覚も衰えます。高齢のペトリが老人と再会できたのは、出会いと、何を置いても助けなければ!という直感に従った彼女の決断のもたらした奇跡でした。

画像共有サイトimgrにこの経験をアップした彼女は、自らの直感を信じ、貫くことができたこの経験が、自分にとっても特別なものとなったと語っています。



– おすすめ記事 –

・【よかったね】飼い主の仕事中に迷子になった犬。危機一髪のところ道路から救出され、飼い主と感動の再会を果たす
・過酷な環境の中、迷子の3歳の女の子を16時間もの間守り抜いた老犬の姿に感動
・【感動】飼い主と離れ離れになった迷子の犬…→とんでもない距離を歩いて愛する飼い主のもとへ!
・飼育放棄され痩せこけた体を鎖で繋がれた犬たち…救助され見せた安堵の表情に涙


focebookシャア
ツイート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PetSmileわん部

PetSmileわん部

わんこ大好きPetSmileわん部です。わんちゃんにまつわるエピソードやお役立ち情報を発信します♪


記事に関するお問い合わせはこちら