1.レインコートとカッパのちがいとは?
2.犬にレインコートは必要?
2-1.レインコートの利点①愛犬がビショビショにならない!
2-2.レインコートの利点②愛犬がドロドロにならない!
2-3.レインコートの利点③皮膚を守ってくれる
3.レインコートを買う前に!正しいサイズの測り方
3-1.愛犬のサイズを知る利点
3-2.犬のサイズの測り方
4.レインコート以外にも!雨の日に便利なグッズ
4-1.水がいらないふきとりシャンプー
4-2.レインシューズ
4-3.ペット用傘
4-4.ブラシカップ
4-5.ライト
【掲載:2019.02.01 更新:2021.06.14】
レインコートとカッパのちがいとは?
まず「レインコートってカッパのこと?」「レインコートとカッパって何が違うの?」と思っている方のために、「レインコート」と「カッパ」の言葉の違いについて説明します。
レインコートとは、「雨の日に着る膝上までの丈があるコート」の事をいいます。カッパとは、「雨の日に着るコートの一種」の事を言っています。
実はどちらも「雨の日に着るコート」なので、元々は同じものの事を言っています。日本は、幕末まではこの雨の日のコートのことを「カッパ」と呼んでいましたが、時代の流れで洋風化していくにつれて、カッパは「レインコート」と呼ばれるようになっていきました。
レインコートとカッパの違いは分かりましたね。この記事では「カッパ」ではなく、「レインコート」で統一してお話させていただきます。
犬にレインコートは必要?
犬にレインコートというと「必要ないでしょ!」と思う方が多いのではないでしょうか?
そこで、「犬にレインコートは必要なのか」という疑問についてお答えしていきたいと思います。犬にレインコートを着せることは、このような利点があります。
◆レインコートの利点①愛犬がビショビショにならない!
雨の日のお散歩の何が嫌かって、なんと言っても「愛犬がビショビショになること」ですよね。「愛犬が濡れる事が嫌なら散歩なんて行かなきゃいいじゃない」なんて思ったそこのあなた!それがそうもいかないのが困ったところで、雨の日でも散歩に行かなくてはいけない理由がある人もいるのです。
その理由とは、「排泄」です。外でしか排泄をしてくれない犬の場合、雨の日でも雪の日でも毎日欠かさずに散歩に行かなくてはいけませんよね。そのように、排泄を外でしかしてくれない犬でも、雨に濡れずに散歩に行けるのです。
また、雨に濡れると犬も寒いですよね。濡れたままの姿で散歩を続けていると体調を崩してしまう事もあります。
そのため、レインコートは愛犬がビショビショに濡れてしまう事を防いでくれるので助かる便利なグッズなのです!
◆レインコートの利点②愛犬がドロドロにならない!
雨の日のお散歩は濡れてしまうだけではありません。そう、「泥水」という存在が愛犬をドロドロに汚してしまうのです…!
この泥水というものがなかなかの厄介者で、一度愛犬に泥水が付いてしまうとなかなか落ちないのです。拭くと汚れが伸びてしまうし、かといって乾いてしまうとガビガビに固まってしまいます。
雨の日はそんな厄介者の泥水が愛犬の足やお腹に付いてしまいますよね。レインコートはそのように愛犬の体に泥水が付いてしまう事を防いでくれるのです。
◆レインコートの利点③皮膚を守ってくれる
先ほどは「利点①愛犬がビショビショに濡れるのを防ぐ」という事や「利点②愛犬がドロドロに汚れるのを防ぐ」といった事をお話いたしました。
愛犬がビショビショになったりドロドロになる事で何が困るのかと言うと、犬の皮膚の健康が損なわれてしまうという事です。
ビショビショのまま、あるいはドロドロのままでいると、皮膚が蒸れて炎症を起こしやすくなってしまったり、酷い犬だと皮膚がただれてしまう子もいます。せっかく楽しい散歩に行ったのに愛犬が痛い思いをしてしまうなんて悲しいですよね。
そのような事態にならないためにも、雨の日の愛犬の散歩にはレインコートを着用させてみてはいかがでしょうか?
レインコートを買う前に!正しいサイズの測り方
先ほどのレインコートの利点を聞いて、「愛犬にもレインコートを買ってあげよう!」と思った方も多いのではないでしょうか?
しかし、ちょっと待って下さい!!レインコートを購入する前に、「愛犬のサイズ」はきちんと知っていますか?
普段から愛犬に洋服を着せている方なら愛犬のサイズは分かっているでしょうが、初めて購入しようとしている場合は、きちんと愛犬のサイズを測ってから買いに行くことをオススメします。
◆愛犬のサイズを知る利点
サイズを測ってから買いに行くことの利点は、
1、お店で「サイズが分からない」と悩む事がない
2、サイズ違いによる無駄遣いを防げる
3、愛犬のジャストサイズを選べる
4、ジャストサイズを選べることで愛犬が違和感・嫌悪感を抱きづらくなる
5、ジャストサイズを選ぶ事で洋服による歩行の妨げを防げる
などが挙げられます。
◆犬のサイズの測り方
では、犬のサイズの測り方について説明していきます!愛犬のサイズを測る参考にして下さいね!
犬のサイズは犬の「首周り」「胴周り」「背丈」の3点を測ります。
「首周り」を測る時は、犬の首輪が付いている位置をグルッと1周測ります。「首輪してないよ!」という犬も大丈夫です。「愛犬が首輪をしていたらこの辺りかな…?」と思う位置を測って下さい。
犬の前足の付け根からお腹、背中を通り、グルッと1周を測ります。洋服を買う時に一番胴周りが重要となりますので、きちんと測りましょう。
先ほどの首周りで参考にした、首輪を付ける位置から1センチ下辺りから、あなたがレインコートで希望する長さまでを測ります
愛犬のサイズは上手に測れましたか?今測ったこのサイズを参考にして下記のような表に当てはめ、愛犬のレインコートや洋服を選んであげましょう!
犬のサイズ表記は、上記の表のようにS・M・Lなどというサイズ表記パターンが多いですよね。
実はこのS・M・Lの表記ですが、実際のサイズは洋服メーカーごとに多少ばらつきがあります。また、上記のようにダックスフンドやフレンチブルドッグなどの犬種は専用のサイズが用意されていることが多いです。S・M・Lなどの表記だけで決めてしまわず、記載がある洋服の場合はきちんと洋服のサイズまで見て購入する事をオススメします!
また、洋服のサイズに迷った時には愛犬のサイズに1~2センチほどゆとりを持った洋服を選んであげましょう!
レインコート以外にも!雨の日に便利なグッズ
先ほどまでは雨の日の散歩グッズとして、レインコートをご紹介してきました。しかし、レインコートの他にもまだまだ雨の日のお出かけグッズがあります。
雨の日の散歩に役立ちそうな便利グッズをいくつかご紹介していきますので、レインコートと併せて参考にしてみてくださいね!
◆水がいらないふきとりシャンプー
水がいらないふきとりシャンプーなら、お風呂が苦手な愛犬でもらくらく被毛のケアができます。
梅雨のシーズンは特に重宝するアイテムです。
シートタイプのものもありますので、汚れ具合で使い分けてみてはいかがでしょうか。
◆レインシューズ
レインコートのように水をはじきやすい防水加工がされている犬用のシューズです。人間でいうところの長靴ですね!
レインコートで体は雨から守れても、足がビショビショ・ドロドロになっていたら意味がありませんよね。防水加工のシューズでしっかりと足下も守りましょう!
◆ペット用傘
わりと最近話題に上がってきた、この「ペット用傘」。傘がひっくり返ったような見た目がとてもユニークです!
「雨の日に散歩したいけれどレインコートは着せたくない」という方にオススメの商品です。まだ使用している方が少ないため、注目されること間違いなしです!
◆ブラシカップ
内側にラバーのブラシが付いているコップのような見た目の犬用足洗いボトルです。中に石けん水を入れておき、犬の足を1本ずつ入れて洗うという商品なので、手軽に汚れた足を洗う事ができます!
雨の日だけでなく、旅行などにも役立つ商品ですね!
◆ライト
雨の日は視界が悪く、普段よりも余計に車のドライバーから見づらいものです。そこでライトで存在をアピールしながら散歩をすれば、ドライバーにも存在が一目瞭然で安心です!
この他にも雨の日に便利なグッズはまだまだあると思います。あなたとあなたの愛犬に合う便利な物を見付けて、今よりも快適に散歩してみて下さいね!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。犬のレインコートについての記事でしたが、いかがでしたか?
犬のレインコートについて改めて簡単にまとめます。
・犬にレインコートを着せることはおかしな事ではない!
・犬のレインコートには利点がある。
・犬のサイズは「首周り」「胴周り」「着丈」の3点を測るべし!
・雨の日の便利なグッズはレインコート以外にもたくさんある。
雨の日の散歩は気分が重くなりがちですが、便利なグッズを上手に使って愛犬と楽しく散歩出来るように工夫していきましょうね!
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