一人暮らしでもペットは飼える?
一人暮らしでもペットを飼うことができますが、ペットに合った環境やペットを飼ってもいい所に住んでいるかなどの確認が必要です。賃貸物件だと尚更!持ち家の時に気にしてなかった部分までの配慮が肝心です。
一人暮らしの方で気持ちが先走っておろそかに決めてしまうと、ペットや自分自身にも大きな負担がかかってくるので、よく考えてから一人暮らしの相方としてペットを飼うことが大切です。
一人暮らしでペットを飼う時に注意したいことを詳しく見ていきましょう。
◆ペットOKの物件かどうか
賃貸物件で一番初めに確認しておかないといけないことは「ペット飼育が可能」の物件かどうかです。
物件によってはNG物件もあり、禁止されているパターンがほとんどです。
トラブルを引き起こさないために、初めに契約した時に交わした契約書を読み返すか、管理会社に連絡をして確認を取ってください。
ペットが禁止されている物件で万が一飼っていた場合は、途中退去や罰金なども科せられてくるので、ペットを飼う際の重大なポイントになります。
◆ペットを飼う広さはあるか
一人暮らしでペット飼育可能の物件でも、ワンルームなどではペットが自由に走り回る空間が狭く感じるかもしれません。
一人暮らしと言っても部屋の大きさは人それぞれで「ワンルームでもこのペットの大きさなら大丈夫だろう」と思って飼うと失敗します。
ペットは初めの頃は小さいですが、成長とともに大きくなり運動量も増えてきて、十分な運動をしていないとペットにストレスがかかってしまいます。
そういう場合には「ペットにたくさん散歩させる」「小動物をペットにする」「運動量の少ないペットを飼う」という手段があります。
◆ペットにも生活リズムを合わせて
「ペットの散歩の時間」「ペットのご飯の時間」など、ペットにも生活リズムを合わせなければなりません。
仕事や学校で家を留守にしがちな方多いと思いますが、ペットが主人を必要とする時に家に居ない時の対処法を考えておきましょう。
「水は多めに入れておく」「自動でご飯を与える機械を買う」等の対処が必要です。
◆近隣の迷惑にならないように
ペット飼育が可能な物件でも全世帯がペットを飼育しているわけではないので、自分では大丈夫と思っているペットの鳴き声も近隣住民からすると「迷惑」と思っているかもと考えておくことが大切です。
物件のエントランスやエレベーター内では、抱きかかえる等のマナーを守っておくとトラブル防止になります。
一人暮らしにおすすめのペット10選!
ここでは、犬や猫以外にも小動物、爬虫類など一人暮らしにおすすめのペットをご紹介します。
◆一人暮らしにおすすめのペット①犬
ペットとして王道の動物で、長く付き添えるパートナーとして人気が高く、賢いので主人が留守の間でもお利口に留守番をしてくれます。
犬種は様々ですが、一人暮らしのおすすめは「トイプードル」「チワワ」といった小型犬です。
犬はとても人懐っこい性格で「お出迎え」「癒し」の可愛い姿を見ると、仕事の疲れも吹き飛びます!
可愛さは十分ですが犬はキャンキャン鳴いたり、噛み癖があったりなどしつけをちゃんとしていないと近隣トラブルや物件問題の原因にもなるので、きちんとしたしつけは重要です。
運動を怠るとストレスの原因で室内が荒らされる危険性があります。
ペットの健康面にも注意が必要で、犬はペットとして飼う時に自治体に申告して「狂犬病」や「予防接種」のワクチンを受けさせなければなりません。
ペットの生活習慣病を引き起こさないように環境を整え、飼いましょう。
◆一人暮らしにおすすめのペット②猫
犬と並んで人気が高いのが猫です。
猫も運動不足になりやすいため十分な運動をさせてあげましょう。近年犬より人気が出てきた猫ですが、室内飼いをする方が増えて運動不足が多く見られます。
猫は大きな声で鳴くことはありませんが、しつけをしていないと、部屋のあちらこちらでおしっこをしたり、爪とぎをしたりなど部屋の中が散々な状態になってしまうので、室内飼いをする場合は「キャットタワー」がおすすめです!
猫は高い所や狭いところが好きなので運動不足も解消され、爪とぎもできるのでキャットタワー1つでいくつもの役割をしてくれます。
爪とぎが止まらない時は保護シールを張るなどして対処して下さい。
◆一人暮らしにおすすめのペット③セキセイインコ
インコの中でも小型で、鳥かごも場所を取らないくらいの大きさなのでペットとしておすすめです。
インコも長く付き添うことのできるペットで、寿命は7~8年と言われています。
お世話は特に難しいことはなく「水替え」「餌やり」「鳥かごの掃除」「日光浴」をさせていれば、ストレスもたまることなく飼育できます。日光浴は鳥かごのままベランダに出しておくといいですよ。
インコの魅力は何といっても「おしゃべりができる」ということで、言葉を覚えさせる楽しみもありますね。
◆一人暮らしにおすすめのペット④ハムスター
一人暮らしの方のペットとして飼われている小動物ナンバー1のハムスター。大人から子供まで幅広く人気があります。
飼育カゴ1つに2~3匹飼うことができ、ワンルームの方にもおすすめです。
「ごはん」「水替え」「ケージの掃除」をしていれば、ケージの中で遊んでいるので飼育難易度も低く、一人暮らしで外出が多い方にもおすすめです。
寿命は2~3年と短く長く付き添いたいのであれば、健康に可愛がってあげましょう。
ハムスターと言っても、それぞれ性格や種類が様々なのでリピート率が高いのが特徴です。
また、ペット不可の物件でもハムスターなら買っても大丈夫と言ってくれる管理会社もあるので確認してみましょう。
◆一人暮らしにおすすめのペット⑤ウサギ
ウサギは鳴き声も小さく臭いが気にならないところが一人暮らしの方におすすめの点です。しつけとしてはトイレトレーニングなのですが、ウサギは物覚えがいいのでトイレの場所もすぐ覚えてくれます。
「ウサギは寂しいと死んでしまう」とよく言われますが、1匹で飼っていても大丈夫です。
しかし、ウサギはデリケートなので環境の変化に弱く、餌を飼えただけでもストレスになりうまく消化できない場合もあります。
一度体調を崩してしまうと治りにくく、そのまま悪化してしまう場合もあるので、ウサギの負担になるようなことは避けてください。
◆一人暮らしにおすすめのペット⑥モルモット
モルモットは、ボテーっとした顔がかわいいと人気のペットです。
群れる習慣があるモルモットは、家族の様な感覚で触れ合うことができるので、寂しさが癒えると一人暮らしの方に人気です。
動物園でしか触れなかったモルモットを身近に感じることができる楽しさもあります。
狭い所や端っこが好きなので、その子に合ったおもちゃを選んであげてください。
小動物としては鳴き声が大きく、初めて聞く方はびっくりされる方も多いようです。近所迷惑と言うほど鳴きませんが仲間とのコミュニケーションのため鳴くと言われているため、モルモットが鳴いたときは寂しいときだと思ってください。
◆一人暮らしにおすすめのペット⑦ハリネズミ
近年、その可愛さからペットとして飼う一人暮らしの方が増えています。トゲトゲしているのに、つぶらな瞳でかわいいですね!
ハリネズミのトゲは常にとがっているわけではなく、慣れている人にはトゲを立てませんが、なれるまでは軍手をしてお世話をしましょう。
体調不良が分かりにくく、暑くても寒くてもダメという温度管理が難しいペットなので、よく観察をすることが大切です。
◆一人暮らしにおすすめのペット⑧トカゲ
トカゲも種類は様々ですが、一人暮らしの初心者には「フトアゴヒゲトカゲ」がおすすめです。
おすすめ理由は、立派な見た目をしているのに人懐っこいという可愛らしい一面があるところです。
手に乗せてかわいがることもでき、慣れてくると甘えたり近寄ってきたりと、より一層可愛さが増してきます。
トカゲは雑食なのでご飯は虫だけではなく、果物や野菜も与えて、偏りのない食事をさせてください。
飼う場所は大きな水槽を用意して、掃除もきちんとしてあげましょう。
◆一人暮らしにおすすめのペット⑨ヘビ
ヘビをペットとして飼うならコーンスネークとも呼ばれる「アカダイショウ」がおすすめです。小型のヘビでウロコの美しさや飼育のしやすさなどで人気を誇っています。
飼育しやすいうえに毒もなく手に乗せることもできるので、慣れてしまえばかわいいものですね。
飼育スペースと必要としないので、ヘビの飼育セットをそろえてしまえばあとは簡単ですが、餌がマウスなので苦手な方は要注意です。
◆一人暮らしにおすすめのペット⑩イグアナ
可愛い瞳と飼いやすさから人気が出ているイグアナですが、とにかくでかいです!グリーンイグアナの場合、成体だと全長100~180cmにもなるので、サイズ的には大型犬を飼うような感じと認識してください。
イグアナは頭がよくしつけをしやすい動物なので、ペットにおすすめです。餌も爬虫類らしくない昆虫を必要とせず野菜や人工餌を食べるので、虫が苦手な方はご安心を!
しかし、温度や湿度の管理が難しく、電気代もそれなりにかかります。
一人暮らしでペットを飼う時の心構え
ペットを飼う飼い主として、そのペットの一生を預かる覚悟で飼育してください。
ペットは寂しさも紛らわしてくれるところもあれば、餌をまき散らしたりトイレを布団の上にしたりなど、一人暮らしだと全部一人でお世話をしなくてはいけない大変さもあります。
ただ可愛いという気持ちだけでペットを飼うと、この大変さが苦となり飼育を途中放棄しかねません。
中途半端な気持ちでは絶対にペットを飼わないようにしてくださいね。
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